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「何度でも見て!」 カンヌ映画祭出品『ディスタンス』舞台挨拶
2001年5月28日
▲映画自体は簡単な内容ではない。何回か観ていろいろなことを考えてくれれば」と浅野忠信。
今年度のカンヌ映画祭にも出品された是枝裕和監督『ディスタンス』。この映画が5月26日、東京・渋谷シネマライズで封切りし、初日舞台挨拶に是枝監督をはじめ、浅野忠信、夏川結衣、ARATA、伊勢谷友介、寺島進らキャスト陣が登場した。
『ディスタンス』は、カルト教団が起こした殺人事件の"加害者側"の視点を描いた作品。やや残酷な物語であるものの、上映直後にキャスト陣が登場すると、場内は一気にヒートアップ。とくに、浅野やARATA、そして伊勢谷に向けて声援を贈る女性ファンの姿が目立っていた。
最初にマイクを取った浅野は実際に『ディスタンス』を観た感想として「僕自身、最初は自分のこと(演技)ばかり見てしまい、3回目になんとなく(物語の内容が)わかってきた」とコメント。他キャスト陣も「三度見ましたが三度目で泣きました」(伊勢谷)、「二度三度みるほど味わい深い映画」(寺島)と話し、"何度でも楽しめる映画"という点を強調。さらに是枝監督も「何度も観るといろいろなものが見えてくる。(物語の)全部を描いてはいないので、あとはみなさんで思い描いてほしい」と語り、カンヌ出品となった自信作の見かたを観客に指南していた。
▲「このメンバーに入れて幸せ。楽しかったことも苦しかったこともいい思い出です」と紅一点の夏川結衣。
▲壇上にビデオカメラを持ち込み、他キャスト陣を撮影するなどおどけていた伊勢谷友介。
▲左から是枝監督、寺島進、伊勢谷、夏川、ARATA、浅野。
また是枝監督は、前作『ワンダフルライフ』のときにも実施した、映画の内容について観客と質疑応答などを行う"ティーチイン"を行う予定を明らかにした。期日は6月中で、登場キャストについては「全員揃えばいいね」(是枝監督)とコメント。詳しくは、『ディスタンス』公式ホームページで告知していくとのことだ。
観れば観るほど新たな発見がある『ディスタンス』。一度ならず何度も劇場へ足を運ぶべし!
■作品紹介
MOVIEピックアップ
『ディスタンス』
【ディスタンス 公式ホームページ】
http://www.kore-eda.com/distance/
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