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奉行から測量士に! 加藤剛主演映画製作発表会 |
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| 2001年5月21日 |
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5月20日、日本史でおなじみの伊能忠敬の偉業を描いた映画『伊能忠敬-子午線の夢-』(11月17日、全国東映系ロードショー)の製作発表会が開催された。会見には主演の加藤剛&大治郎親子をはじめ、賀来千香子、西田ひかる、増沢望、中野誠也ら俳優陣、小野田嘉幹監督、加藤剛が所属する劇団"俳優座"の古賀氏と東映の佐藤氏が出席。それぞれ意気込みや作品に対する思いを語った。
この映画は、56歳という当時としては高齢の身でありながら、全国を巡って測量を続けた伊能忠敬の歩みと、それを支える家族のドラマに焦点を当てた作品。小野田監督は「単なる偉人伝的な映画にはしたくなかった。いかにエンターテイメントとして成立させるかがテーマです」と、撮影の基本方針を明かした。
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| ▲伊能の魅力は「亡くなる前年まで働き続けたバイタリティー」と語る加藤剛。 |
今回の撮影のため、2年半をかけて全国を踏破中という加藤剛は「人間は何歳になっても夢に向かって一歩を踏み出せる。平均寿命が飛躍的に延びている現代でも、それは重要なメッセージだと思います」とコメント。伊能忠敬に対する思い入れの強さをうかがわせた。
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| ▲コメントする西田ひかるを、本当の父親のような眼差しで見守る加藤剛。 |
忠敬を影ながら支えるふたりの女性を演じるのは、賀来千香子と西田ひかる。忠敬にひかれていくお栄役の賀来は「彼女についてはあまり資料が残っていないんです。葛飾北斎の娘という説もありますけど。でもそのぶん、自分のなかで役を膨らませることができて楽しかった」とコメント。忠敬の娘イネを演じる西田ひかるは「収入や名声のためではなく、人のための事業に打ち込む伊能忠敬の生きかたは、個人的にも尊敬できます」と語った。
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| ▲「父が音楽に挑戦することがあれば立場は逆になりますね」とコメントし、会場を沸かせた加藤大治郎。 |
劇中では忠敬の実子、秀蔵を演じ、実際に加藤剛の息子でもある加藤大治郎は「父の背中を見て歩く、という言葉がありますが、今回の役は文字通りの役です。音楽の分野では独り立ちしていると思いますが(加藤大治郎はプロのアルトサックス奏者)、俳優としてはまだまだ。父に手取り足取り指導してもらはなくてはなりません」と感想を語った。それに対して加藤剛は「こっちは背中を見られる立場ですね。細かいアドバイスなどはせずにやりたいようにやらせましたが、意識しないなかでも親子であることがプラスに働いた面はあったと思う」とコメント。親子ならではの絆の深さを感じさせた。
歴史上の偉業よりも、その人生にスポットを当てた『伊能忠敬-子午線の夢-』。伊能忠敬の波乱に満ちた生涯がどのように描かれるか期待したい。
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