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鈴木清順監督作品特別上映記念トークショー開催 |
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| 2001年3月26日 |
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| ▲青山監督(左)の質問にのらりくらりと答えていた鈴木監督(右)。 |
'91年の『夢二』以来、10年ぶりとなる新作『殺しの烙印 ピストルオペラ』(配給:松竹。今秋公開予定)を現在撮影中の鈴木清順監督。その鈴木清順作品28本を8週にわたって特集上映する『STYLE
TO KILL〜殺しのスタイル鈴木清順レトロスペクティブ』が、3月24日から東京・テアトル新宿でスタート。初日イベントとして、鈴木清順監督と映画『ユリイカ』で、昨年のカンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞とエキュメニック賞をダブル受賞した青山真治監督のトークショーが行われた。
最初に「ボクは鈴木清順作品の大ファンということでこの場にいるんですが、なにから話しましょうか?」と青山監督。すると「カンヌの話をすればいいじゃん。フランスにはいい女がいましたか? いい女はいないよなあ、日本の女性がいちばんだよ」(鈴木)と早くも清順節を炸裂。
その後、鈴木監督の"戦前の阪神タイガースはよかった話"が続き、「最近は歳のせいか、最後まで野球は見てられないね、長くて。でも、あなたの3時間半の映画(『ユリイカ』)は観ましたよ」(鈴木)との言葉に「恐縮でございます」と青山監督は頭を下げた。
鈴木監督は、「なにかのインタビューで、映画(新作)は"情念"で撮っているとおっしゃってましたが?」(青山)との問いに、「もうこの歳じゃ、情念なんて枯れてるよ、ハハハ」(鈴木)。「でも、インタビューの時は真面目に答えられていたんでしょう?」(青山)と聞かれると、「マジ……というか、大体、世の中真面目に動いてたら損しちゃうよね、いい加減なところでいい加減にやってたほうがいいと思うよ」(鈴木)と清順流処世術を披露。
青山監督がいちばん聞きたかったという清順映画の独特の表現方法について鈴木監督は、「男と女が出てれば恋愛になるっていうのが映画。ストーリー観てりゃ観てる人はわかるでしょ。だから観てる人に任せちゃえばいいのよ。あとは男優さん、女優さんにおんぶにだっこって感じかなあ」と自分はなにもやっていないと発言。「でも、鈴木監督の独特の表現にボクは感動するんですよ」(青山)との言葉に、「そりゃ、シナリオに書いてあるからだよ」(鈴木)と、笑いながら最後まで自分はなにもやっていないと答え、場内も爆笑となった。
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| ▲トークショーの最後には、真理アンヌ(右からふたり目)と玉川伊佐男(右端)が駆けつけ、鈴木監督にエールを贈った。 |
トーク・ショーの最後には、『殺しの烙印 ピストルオペラ』に出演する俳優の玉川伊佐男と真理アンヌが現れ、鈴木監督に花束を贈呈。「鈴木作品をぜひ多くの人に観てほしいです」(真理)とアピールした。
『STYLE TO KILL〜殺しのスタイル鈴木清順レトロスペクティブ』では、ウォン・カーウァイ、クエンティン・タランティーノ、ジョン・ウー、ジム・ジャームッシュなど海外の監督から熱狂的な支持を受けている'67年の作品『殺しの烙印』をはじめ28本の鈴木作品をほぼすべてニュープリントして連続上映する。この機会にぜひ、鈴木清順作品を劇場で観てみては。
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