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ニュース 無限に増殖する恐怖! 映画『富江』試写会&舞台挨拶
2001年2月19日
集合写真
▲個性的な面々が揃ったキャスト。
 2月16日、人気ホラー映画シリーズの最新作『富江 re-birth』(3月24日、新宿ジョイシネマにてレイトロードショー)の試写会と舞台挨拶が開催された。会場には清水崇監督のほか、主演の酒井美紀をはじめ、遠藤久美子、妻夫木聡、黄川田将也、忍成修吾らメインキャストが総登場。作品の妖しい魅力を語った。

 『富江』シリーズは、恐怖漫画の俊英、伊藤潤二の同名作品を映像化したもの。関わる男をすべて狂わせ、何度殺されても復活を遂げる謎の美女・富江が織りなす、ショッキングな恐怖に満ちたホラー映画だ。過去2作品が公開され、第1作では菅野美穂が、第2作では宝生舞が富江を演じてきた。

酒井美紀
▲「あれだけ特殊なキャラクターは演じたことがない」と酒井美紀。
 今回富江を演じたのは、NHK大河ドラマ『葵 徳川三代』での熱演も記憶に新しい酒井美紀。「ホラー映画は怖くて嫌い」という彼女だが「撮影中は楽しめました。まわりの人がビックリする様子がおかしくて」とコメント。自分が演じた妖女・富江については「彼女はいろいろな感情をすべて持った、超越した存在。そういった感情を少しずつ出していくように演じなければいけないんです」と語った。

遠藤久美子
▲「実はあたしもホラーは苦手」と遠藤久美子。
 その富江に体を乗っ取られる女性を演じた遠藤久美子は「酒井さんが演じる富江を、さらに想像して真似をするという難しい役でした。いままでの私とは違った演技を見てほしい」とコメント。演技の幅をよりいっそう広くしたようだ。

 映画やドラマなど、数々のホラー作品を手がけてきた清水監督は「これまでのホラー映画のイメージにとらわれない、自由な作りかたを心がけました。富江が男たちを振り回すように、観客も映画に翻弄されるのが狙いです」と、作品の出来に満足の様子だった。

 再生を繰り返し、さらに果てしなく増殖する富江。今後は作品世界も、無限に"増殖"していく!?

『富江 re-birth』新宿ジョイシネマにて2001年3月24日公開(レイトロードショー) 配給:大映 
監督清水崇/出演:酒井美紀、遠藤久美子、妻夫木聡ほか/原作:伊藤潤二
『富江』
 孤独な美大生・英雄(忍成修吾)による富江の殺害。それを隠蔽するため、英雄とその友人たちは死体を山に埋める。だが数日後にコンパの会場に現れたのは、死んだはずの富江だった! 英雄は自殺し、やがて巧(妻夫木聡)ら友人たちも、富江の異常な魅力にとり憑かれ、次第に狂わされていく。そんな中でも必死に取り込まれまいとする巧だが、彼の恋人、ひとみ(遠藤久美子)は知らぬ間に富江に寄生されていた……。

(C)伊藤潤二/朝日ソノラマ/大映/東映ビデオ 2001

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