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もっと楽しく、もっと多彩に  これがAV機器の未来形


近未来が体験できる"暮らしステージ"

 CEATEC JAPANは産業、ビジネス、暮らしの3つのステージで構成。AV機器を展示"暮らしステージ"には、未来を感じさせてくれる製品が数多く展示されていた。では、そのいくつか紹介していこう。


▼ライフスタイルまで変えてしまう!? "エアボード"

▲液晶はタッチパネルになっており、タッチペンで簡単に操作が可能
 ソニーが12月に発売する"エアーボード"(参考記事)は、インターネットやTVとつながる"ベースステーション"と、持ち運ぶことができる"液晶モニター"で構成されたエンターテイメント端末だ。

 "ベースステーション"と"モニター"はワイヤレス通信で結ばれているので、"モニター"を持ち運んで、家のどこからでもインターネットを楽しんだり、テレビを見たりできる。

  さらに、メモリースティックスロットを搭載しているので、自分の着信メールを保存したり、デジカメで撮影した写真を取り込んでアルバムを作ることもできてしまうのだ。


▼AVライフに革命? ハイブリッドレコーダー

 みなさんはHDD(ハードディスク)レコーダーはご存じだろうか? 名前のとおり、大容量のハードディスクに放送番組を録画する機器だ。今まではパソコン用が中心であったが、今年に入り各社から続々と家庭用HDDレコーダーが登場している。HDDレコーダーは、ただ録画するだけでなく、録画後の映像の編集が容易であったり、録画と再生を同時に行うことができるなど、テープでは考えられないほど便利なビデオデッキだ。

▲20GBのハードディスクで最高20時間の録画が可能。
 日本ビクターが11月から発売するハードディスクとS-VHSのハイブリッドレーコーダー"HM-HDS1"(参考記事)は、  ハードディスクレコーダーとS-VHSの従来の機能はもちろん、2つの異なった番組を同時に録画したり、ハードディスクで編集をおこなった映像をテープにダビングすることも簡単にできる。  さらに、各テープのサムネイルや頭出しのデータをハードディスクに保存し、管理することも可能だ。

 なお、東芝ブースでは、参考出品としてHDD&DVDビデオレコーダーが参考出品されていた。こちらは、1台でHDDレコーダーとDVDレコーダーの機能をあわせ持つことはもちろん、ダブル搭載の価値を追求したモデルになるという。

▼5.1チャンネルサラウンドの再現!

 5.1チャンネルサラウンドとは、左右フロントスピーカー、センタースピーカー、左右リアスピーカー、計5つのスピーカーと、重低音専用のウーハーを用いて、映画館の臨場感を再現するシステム。ただし、この設備を実現するにはスペースや値段の問題があった。最近になって省スペース、低価格で5.1チャンネルサラウンドを再現する機器の開発がさかんになってきた。

▲省スペースで高音質を楽しむことができる
 ソニーが参考出品したのは、その5.1チャンネルサラウンドを2つのスピーカーで再現するシステム。

 2チャンネルのスピーカーとしては世界初となるバーチャルDTSの認証を取得しており、光ケーブル1本で接続するだけで、臨場感のある音が楽しめるという。

▲会場では、映画のワンシーンの音声を体験することができた
 松下電器は、5.1チャンネルサラウンドも再現可能な新構造のヘッドホンシステム参考記事)を参考出品していた。

 この新構造のヘッドホンは、音声の聞こえてくる方向を正確に再現できるのが特徴。また、スピーカーが耳に接触せず、音声をスピーカーと耳との中間で再現する構造になっているため、従来のヘッドホンのように耳や頭の形状による聞こえかたの違いがなくなっている。

▼DVD-RAMの特長を活かしたビデオカメラ

▲110万画素メガピクセルCCDを搭載
 DVD-RAMは大容量のデータを保存できるメディアであり、高画質な映像を長期保存することができる。ディスク記録なので映像の最後から記録がスタートし、うっかりと上書きで消してしまう心配がない。また、ランダムアクセスなのでで一瞬で頭出しをすることができる。

 日立がすでに発売しているDVDカム"DZ-MV100"(参考記事)はそのDVD-RAMを記録メディアに採用したビデオカメラ。DVD-RAMディスク両面使用時に、動画なら高画質モードで1時間、標準モードで2時間、静止画だけなら1280×960ピクセルで1998枚の撮影が可能だ。

  また、撮影した映像の再生、編集が簡単にできる"ディスクナビゲーション"機能を搭載している。

▼次世代デジタルカメラ用光学磁気ディスク"iD PHOTO"を採用したデジカメ

▲静止画は最高11000枚撮影可能。最高画質でも260枚撮影できる。
 オリンパス光学、日立マクセル、三洋電機が共同で開発した"iD PHOTO"は、次世代デジタルカメラ用の光学磁気ディスク。直径が50.8ミリと小さいが、730MBという大容量を実現し、そのうえ価格は3500円と安価で魅力的だ。

 三洋電機が12月に発売する"iDshot IDC-1000Z"(参考記事)は、記録媒体に新規格の光磁気ディスク"iD PHOTO"を採用したデジタルカメラ。1つのCCDで高精細静止画と高品位動画を両立する"VPmixCCD"を採用している。また、"iD PHOTO"の大容量を活かし、美しい非圧縮TIFF画像フォーマットでの画像保存をサポートしている。さらに、簡単な動画編集ならデジタルカメラ本体で行うことができてしまうのだ。


テレビもアナログからデジタルへ BSデジタル放送

 CEATEC JAPANの"暮らしステージ"では、12月から本放送が開始する"BSデジタル放送"のブースが出展されていた。会場のメインブースでは、BSデジタル放送の解説やデジタルハイビジョン放送を提供するテレビ放送事業者7社(NHK、民放5社、WOWOW)などによる番組紹介が行なわれていた。

▲メインブースでは、BSデジタル放送のしくみをQ&A方式で紹介。
 すでにBSデジタル放送は、シドニーオリンピックの開幕にあわせ、9月1日から試験放送を開始。デジタル信号による高画質、高音質もウリだが、さまざまな付加機能でより放送を楽しめるのも大きな魅力なのだ。ひとつはテレビ放送を見ながらさまざまな情報を閲覧できる"データ放送"。例えば、プロ野球中継を見ながら他球場の結果や選手の成績などを確認する、といった使い方も可能になる。

 ほかにもチューナーに搭載されたモデムによる双方向通信、ひとつの放送局が最大3つの番組を提供できるマルチチャンネルなど、これまでのテレビにはなかった機能が満載。ぜひ注目しておきたいところだ。




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