秋の映画観賞ガイド


31 黒いオルフェ〜ニュープリント・オリジナル原語版〜 ラブロマンス
9月9日公開 シネマライズにて(モーニングショー) 配給/ギャガ
監督:マルセル・カミュ/出演:ブレノ・メロ、マルベッサ・ドーン

●ボサノバブームの火付け役

 同日、同劇場にて封切られる『オルフェ』のポルトガル原語によるオリジナルバージョン。ギリシャ神話“オルフェ”の物語をオール・ブラック・キャストで蘇らせ、マルセル・カミュ監督の生涯を代表する傑作となった59年の作品だ。市電車の運転手であるオルフェ(ブレノ・メロ)はギターの名手。ある日、彼の家の隣に美しい娘ユリディス(マルペッサ・ドーン)がやってきた。彼女はオルフェのギターの音色とその歌声に聞き惚れ、オルフェもまたユリディスの魅力に惹かれていく。リオのカーニバルをバックに、情熱的な恋の炎を燃やすふたりを待っているものは幸福か悲劇か。

 本作で印象的に使われている音楽は、当時世界的な大ブームを巻き起こしたというボサノバ。また、キャストのほとんどがオーディションで選ばれており、主人公のオルフェを演じるブレノ・メロはサッカー選手だったということも、当時話題になった。




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