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携帯電話もテレビな時代!? |
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| ▲本体にCCDカメラをつけたタイプ |
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| ▲モニターとカメラを腕時計型にしたもの |
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| ▲キーボードと一体になったモデルも |
テレビ電話といえば、ほんの少し前まで、完全にSFの世界の産物と思われてきたが、もはやそれも現実のものとなる日が近づいている。しかも固定電話ではなく、携帯電話で実現しそうなのだ。
NTTが進めている携帯電話の次世代携帯電話の規格「W-CDMA」がそれだ。「ゆめテク」の会場にもそんな夢のような近未来の電話の一端が垣間見える出展がいくつかあった。聞くとところではこの「W-CDMA」、実用化するのは2001年、来年の話だという。これは遠い未来の話ではない。気がつくと、明日、あさってという世界になってしまう話ではないか!
実は現在、世界中で使える次世代携帯電話の標準規格(IMT-2000という名称で呼ばれている)を決める話し合いが各国間で進められている。NTTドコモの「W-CDMA」は、そのIMT-2000規格の有力な候補のひとつなのだ。
その「W-CDMA」の特長は、なんといっても静止時2Mbps(2000Kbps)、移動時384Kbpsという高速な通信速度だ。今読者のみなさんが接続しているインターネットは、アナログモデムの場合最大56Kbps、ISDNの場合64Kbpsというのが一般的。と考えると、単純に最低でも6倍以上、最大では35倍以上の通信速度を携帯電話が持つことになる。
単に音声通話をするだけであれば、現在の携帯電話の通信速度でも十分。ただしこれだけ速い通信速度を確保できれば、音声だけでなくインターネットの普及で身近なものになってきたデータ通信や動画像のリアルタイムなやりとりもできるようになる。つまり、冒頭の携帯電話型テレビ電話の実現、という話になってくるのだ。
2001年の実用化に向けて、すでにこのW-CDMA規格に基づいた次世代携帯電話の開発を各メーカーが進めており、今回の「ゆめテク」でもNTTドコモやNECが端末のサンプルを出展していたのだ。
会場では本体を実際にさわったり動かしたりすることはできなかったが、ディスプレイ部分がワイヤレス接続され腕時計型になったものや、ポケットボードのようなキーボード一体型の製品、さらに多機能搭載タイプなどバラエティに富んだ次世代携帯電話が勢ぞろいしていたのだ。腕時計型のものなどは、まさに『スパイ大作戦』の世界だったりする。しつこいようだけど、実用化はもう来年の話。そう考えると、ちょっとわくわくしてきませんか?
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「成層圏プラットフォーム」でさらに通信が変わる |
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| ▲同スケールのジェット旅客機との比較モデル。 |
地球と宇宙のちょうどはざまの部分にある「成層圏」に飛行船をうかべて、ワールドワイドな通信をするための中継にしてしまおうという「成層圏プラットフォーム」計画。ドットコム取材班では、通信をさらにスムーズにしていく縁の下の力持ちにも注目してみた。
この「成層圏プラットフォーム」計画は、急速な情報化に対応するため、現在おもに郵政省と科学技術庁が研究・推進しているものだ。「ゆめテク」会場の「通信・放送機構」コーナーに、成層圏に浮かべる飛行船の模型とともに紹介されていた。
計画は、地上約20キロの上空、つまり成層圏に、電波の送受信システムや観測カメラなどを搭載した飛行船を浮かべ、通信の中継基地とするもの。成層圏は旅客機も飛行しない超高々度。気流が弱めで、大気状態が安定している空域なので、電波障害などが生じにくいのだという。
人工衛星に比べてはるかに安価なうえ、伝達距離も短くなるのでタイムラグも小さい。移動させる場合も、複雑な計算は特に必要とせず、柔軟な運用が可能なスグレモノなのだとか。
現在、2003年の初飛行を目指し、設計の最適化や滞空試験、搭載機器の開発など、さまざまな調整を行っているとのことだ。ふだん単に生活しているだけでは想像もつかないような壮大な世界だけど、たまには世の中が便利になっていく裏でこうした技術の進歩があるのだと考えてみるのもいいんじゃない?
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■「交通だって次世代!で一気に高速化」のリニア。でもこれっていつ実用化されるの?
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| ▲展示場は家族連れのお客さんにも人気 |
通信の高速化に負けじと、交通機関も発達を続けている。その代表格といえば、JR東海が実物大模型を展示していたリニアモーターカーだろう。
車両と線路にそれぞれ設置した電磁石の磁極を交互に切り替えて、浮上しながら常識はずれの速さで走行するリニアモーターカー。1962年の開発当初から、理論的には可能とされてきたが、実用化にいたるまでには多くのトラブルや失敗に見舞われてきた。
しかし1987年には有人走行に成功、その後つぎつぎと鉄道の最高速度記録を塗りかえ、現在は実用化一歩手前、というところまで開発は進んでいる。2000年4月14日には前人未踏の時速552キロを記録。安全性にも問題はなく、のべ800人の乗客を試乗させているという。
実用化の日取りはまだ明らかにされていないが、そのあかつきには、東京、名古屋、大阪を結ぶ中央新幹線の車両として使用される予定なんだって。 |
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