これでアナタもモンハン通
 震災の影響から開催中止となっていたハンターたちの祭典“モンスターハンターフェスタ’11”(以下、モンハンフェスタ'11)が延期開催されることとなり、いよいよ明日2011年7月16日の名古屋大会からスタートする。今回のモンハンフェスタでは、『MHP 3rd』の最速ハンターを決定する【狩王決定戦】や芸能人ハンターを招いたステージイベント、リアル集会浴場など、おなじみの企画もパワーアップ。さらにモンハン屋台や“火山の採取ツアー:護石を求めて”など新企画盛りだくさんで、過去最大規模で開催される。今回はそんなモンハンフェスタの見どころを詳しく紹介していく。

トマト杉原(以下、杉原) いよいよ始まりますな、モンハンフェスタ'11。

阿部ピロシ(以下、阿部) あれ? ここの企画って『MHP 3rd』の魅力を伝えるページじゃなかったでしたっけ? 『MHP 3rd HD Ver.』の新情報は?

トマト杉原 それは次回! 今回はモンハンフェスタにスポットを当てちゃいます。『MHP 3rd HD Ver.』の試遊台も出展されるしね!

ミスターX(以下、X) 名古屋、福岡、札幌、大阪か……。味噌かつ、とんこつラーメン、ジンギスカン、お好み焼き……ビールがウマそう! ウデ以上にノドが鳴るぜ!

ロマンシング★嵯峨(以下、嵯峨) ええと、私、モンハンフェスタは初めてなんですけど、フラッと遊びに行っちゃっても大丈夫ですかね?

阿部 入場無料だから気楽に参加できるけど、何か興味がある催しはないの?

嵯峨 ステージイベントや狩王決定戦はもちろん観たいんです! とくに今回は女子ハンター日本一決定戦があるので、同じ女子として興味があります。

阿部 それなら前回の経験から言わせてもらうと、会場前から長蛇の列ができるのは確実で、会場直後もイーカプコン出張所は大行列ができるハズ。欲しいグッズが決まっていれば、早めに行ったほうがいいね。

嵯峨 フェスタ限定グッズは狩って……いや、買っておきたいですね。

杉原 今回は企画もたくさんあって、すべてを楽しもうとすると午後からだと時間が足りない可能性はあるよね。展示物も多いし、MHP 3rdチャレンジクエストやモンハン屋台など当日参加企画も盛りだくさんだし。

阿部 すごい人出になるだろうし、夏場なので熱中症にならないよう、水分補給もこまめにしたほうがいいね。

嵯峨 PSPは当然、持って行ったほうがいいんですよね?

杉原 もちろん。しっかり充電してな。

阿部 念のため言っておくと、狩王決定戦は当日参加はできないよ。事前の申し込みが必要なので。

X オレでもダメ?

阿部 Xでもダメ。なに、キミ、エライ人?

杉原 下記にカプコンのスタッフに“モンハンフェスタ5つの掟”を聞いたので、読者の方も参考に。

モンハンフェスタで毎回開催され、その超絶立ち回りで会場を沸かせ、さまざまなドラマも見せてくれた公式大会“狩王決定戦”が、今年は『MHP 3rd』で開催される。今回は女子ハンターチーム、親子ハンターチーム限定のタイムアタック大会も開催。各部門の頂点に立つチームは!?
ステージでは狩王決定戦が行われるほか、開発スタッフや芸能人ハンターによるトークイベントなどが実施され、モンハンフェスタの最大の見どころと言っても過言ではないだろう。さらに今回は、“リオレウスステージ”と“リオレイアステージ”とふたつのステージが会場に出現。名古屋会場では“モンハンぷらす”の出張ステージも開催。さらに、開発者チャレンジクエストや教えて藤岡先生! リターンズ+ズバ教、モンハン部ステージなど多彩なプログラムが用意されている。
●“モンハンぷらす”とは
2011年4月までテレビ東京にて放送されたモンスターハンター初のレギュラー番組。岡田義徳・アメザリ柳原・アメザリ平井・福田萌の4人が、毎週異なるゲストとともに討伐の速さを競う“ガチ狩り”などモンハンを使った様々な遊びにチャレンジするほか、モンハンに初めてチャレンジする新人ハンターの姿を追った“新人ハンター成長日記”など多彩なコーナーが展開され、好評を博した。
モンハンフェスタ’09で好評だったモンハンおみくじ企画。今大会ではおみくじひとつひとつに、多くのハンターが求める、あの“護石”をモチーフにした限定チャームが付属され、さらにグレードアップした企画に。おみくじは100種、護石は全7種(スキル違い35種)が用意されている。1回300円[税込]ハズレなし!
『MHP 3rd』の貴重な開発設定原画の展示をはじめ、ジンオウガシリーズの防具やオトモアイルーフィギュア等の展示など、モンスターハンターシリーズの展示物が盛りだくさん。現在募集中のイラストコンテストの作品も多数展示される。また、各種イベントで登場した等身大ジンオウガのほか、モンハンフェスタ初公開となるあのモンスターの等身大造作が会場に!?
『MHP 3rd』のHD版『MHP 3rd HD Ver.』(2011年8月25日にプレイステーション3用ソフトとして発売)を各会場でひと足早く触るチャンス! ぜひ大画面でキレイな『MHP 3rd』を体験してほしい。また、2011年8月10日発売予定のPSP用ソフト『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村G』の試遊台も設置。こちらの体験者には夜道で車のライトが当たるとぴかっと光るかわいいアイルーの顔型のリフレクターのキーホルダーをプレゼントされるぞ!
↓『MHP 3rd』のクエストにいっしょに行ったりギルドカードやオトモアイルーを交換して、狩友の輪を広げよう!
会場のグッズ販売コーナー“イーカプコン出張所”で発売される最新のモンハングッズが発売される。“MHP 3rd 竜獣戯画扇子”(イベント& イーカプコン限定)や“MH 狩男/狩女マグカップ”、“MHP 3rd モンハン試験問題集”などがオススメ。
←会場限定販売の“ユクモノドロップス”。500円[税込]。
モンハンフェスタで実施されている企画はまだまだある! 来場したハンターたちとクエストに挑戦できる“リアル集会浴場”や、『MHP 3rd』の貴重な開発設定原画や展示物が設置される“モンハンミュージアム”、4人1組であるクエストに挑戦する“MHP 3rd チャレンジクエスト”など、モンハンフェスタ最大規模と言えるさまざまな企画がめじろ押し!
※振込手数料は、みずほ銀行の窓口・ATM・インターネットバンキングから振込の場合無料です(他行からの振込手数料はご負担願います)。
※お振込後のご返金には応じかねますので、ご注意ください。

杉原 こうしてまとめてみると、いままで以上に盛りだくさんですなぁ。

阿部 ここであげた以外にも、モンハン占い(ゲッターズ飯田氏による占い)やモンハン部検定(モンハン部から『MHP 3rd』まで、難問奇問が続々出題する検定)、先日のモンハン部のイベントでお披露目されたモンハンカー(『MHP 3rd』と『アイルー村』のイラストが入ったスペシャルカー)の展示などもありますよ!

嵯峨 うわぁ〜、本当に一日中『モンハン』が楽しめそうですね。これは朝から行かないと見切れないかも! 参加するとノベルティーがもらえる催しも多いし!

阿部 遠方から大阪大会に駆け付けるなら、ついでにユニバーサルジャパンのコラボイベントにもぜひ参加しておきたいですね。

X 等身大のリオレウス希少種が拝めたり、リアル集会所・タイムアタック大会などが開催されるイベントですね。

嵯峨 あと、女性の立場から少し気になる点が……。女性ユーザーもけっこう参加されるんでしょうか?

杉原 あ、けっこう女性の参加者も多いよ。『モンハン』自体、女性ユーザーも増えてきたし、今回は女性ハンターのタイムアタック大会もあるし、前回よりさらに女性の参加者が多いんじゃないかな。

阿部 モンハンフェスタはまさに『モンハン』の祭典と言えるイベントなので、夏の思い出にぜひ参加してほしいね。

X 今年ボカァ、全大会まわりますよ! モンハンキッチンでご当地グルメも楽しめるし!!

杉原 あ、そう。じゃあ、各大会のファミ通.comのリポート記事も全部よろしく。

X え。

嵯峨 わあ! じゃあ、私は初めてのモンハンフェスタを自分なりに堪能しますね♪

阿部 自分も狩友誘っていきます。

X ……。オレも仕事じゃなく楽しみたい!!

モンスターハンターフェスタの公式サイトはこちら

 『モンスターハンター』(以下、『MH』)シリーズは、クエストのクリアーだけではなく、独自に決めたルールに則ってクエストに挑むと、ひと味違った楽しさが味わえる! ということで、前回まで読者の方々が考案したオリジナルルールを紹介してきたわけですが、好評につき、今回もひとつ紹介します。
※内容が同じ、もしくは似たルールの応募があった場合は、応募があった日時が早かった方の意見を採用させていただいております。
nakaGさんが投稿してくれたのは、「強走薬(強走薬グレート)を飲み、凍土のエリア3、5、6、7、4をランスの突進だけで移動し、強走薬の効果がきれるまで何周出来るかを競うレース。突進で相手を突き飛ばしたり、壁にぶつかったりすることもあるので、とても楽しい」というもの。編集部では、これをちょっとアレンジ。クエストは集会浴場下位の“火山炎上!”。フィールドは火山で防具なし、武器はランス、移動はつねに抜刀状態、強走薬は1個のみ使用可、クーラードリンクなし、温泉不可、という条件で、キャンプ→2→4→7→8→9→10→5→3→1→キャンプのルートを2周し、誰がいちばん早くゴールできるかを競った。
クエストはどれでも盛り上がりそうだけど、大型モンスターがいるクエストのほうが盛り上がるかも。装備なしにすると、一発食らうと力尽きる恐怖でドキドキ。先頭を行くハンターが大型モンスターに倒されて大逆転! っていう展開もあったし。というか、2周できず3オチすることも多く、なかなかのサバイバルレースでした(笑)。
スタート直後の混戦はアツイですね。突進して転ばせ合戦するのって、何であんなに楽しいんですかね(笑)。戦略としては、先行したほうが圧倒的に有利。大型モンスターがいるエリアだからといってモタモタしていると熱さでオチるので、大型モンスターに目を付けられる前に駆け抜けるしかないです。いかに先行するかが勝負なので……やっぱり、スタート直後が混戦になるってわけです。うまくできてる!
スタートダッシュが重要! ライバルを突進で蹴散らして、いち早くいいポジションを確保したいものです。エリアにいる小型モンスターやメラルーを避けるのが地味にやっかいで、エリア9の細い道での操作もなかなかシビア。ちなみに、納刀してダッシュのほうが意外と早いので(笑)、移動は抜刀状態、というルールになってます。
小タル・大タル爆弾の使用をアリにして、相手を妨害できるとさらにおもしろくなるかも。エリア切り替えの手前に爆弾を置いておくとか、いい嫌がらせですよ。うひひ。あと、切れ味によって突進が弾かれないモンスターとかも出てくるので、使用するランスは統一したほうがいいですね。
 本コーナーの第4回は、小説家・脚本家・漫画原作者などで知られるあかほりさとる先生。事務所で土日を中心にテレビゲームや声優関係の方々と『モンハン』をプレイしているという話を聞き付け、お話をうかがってきました。
今回のモンハン通
ぶぅさん
あかほりさとる
小説家・脚本家・漫画原作者。それ以外にも90年代にはメディアミックス路線で数多くのヒット作品を世に送り出し、ラジオパーソナリティもこなすなど、幅広く活躍。ゲームファンにとっては『サクラ大戦』シリーズの脚本を手掛けたことでも知られる。

――あかほり先生はどの作品から『モンハン』にハマったんですか?

あかほりさとる(以下、あかほり) 『MHP 2nd G』からですね。

――始めるキッカケは何かあったんでしょうか。

あかほり その期間、一時的に仕事をセーブすることにしたんです。それまで20数年間、暇なく働いていたんですけど、時間ができると何をやったらいいかわからない(笑)。そこで、まわりからは「ハマるからやってはダメだ」と言われていた禁断のゲームに手を出そうと思って『MHP 2nd G』をやり始めたのがキッカケですね。テレビゲームってハマっちゃうと50時間くらいは軽く取られるじゃないですか。以前、『ダービースタリオン』でトータルのプレイ時間が100時間ほどになって「ハマっちゃったなあ」と思ったんですけど……。

――『MHP 2nd G』のプレイ時間はどれほどに……?

あかほり 3000時間。

――あははははは。桁が違う(笑)。

あかほり まあ、たいへんなことに(笑)。しかも、アクションゲーム自体、ファミコン以来だから本当に久々だったんですけどねぇ。

――『MHP 2nd G』をプレイしようと思ったのは、やはり流行っていたから、ですか?

あかほり そうですね。『MHP 2nd G』も、発売から半年後くらい経ってからのスタートでした。後輩の作家たちや声優さん、役者連中とか、まわりがみんなやっていたんですよ。

――それにしても3000時間はスゴイですね。

あかほり まあでも、1キャラにだと2000時間くらいです。

――というと?

あかほり 1台目のPSPのキャラクターで、2000時間くらいかけてすべてをやり尽くして、2台目のPSPで女の子のキャラクターを作って、いろいろ着替えさせたりして。

――その2台目のキャラクターで1000時間で、計3000時間くらいと。なぜか言い訳ふうにおっしゃってますけど。言い訳になってませんけど。

あかほり 『MHP 3rd』はまだ890時間くらいです。とりあえず、クエストは配信クエスト以外はすべてクリアーしました。『MHP 2nd G』のときは、村クエの“モンスターハンター”がとにかくクリアーできなくて。

――あれはたいへんでした。

あかほり いろいろ試行錯誤して苦労したので、『MHP 3rd』の“終焉を喰らう者”は、まずはどんなものか下見をして、どんな装備やスキルを付けていけばいいか見当をつけようと思っていたら……その下見でクリアーできちゃいました。

――おお、おめでとうございます。

あかほり いやいや、「おいおい、ちょっと待て」と(笑)。

――拍子抜けした、と?

あかほり ええ(笑)。もうちょっと、シビれるような狩猟になるかと思ったんですけど(笑)。あとは武器も全部揃えましたし、護石もかなり集めました。今回、匠がイマイチなので、重撃と痛撃の護石でそれぞれ+4のスロット3の護石を集めたら、ちょっと満足しました。それ以外にもガード性能+5のスロット3とか、風圧+3のスロット3とか……。勲章は……今回は金冠を揃えるのが厳しいんだよなぁ(笑)。

――いろいろコレクションするのがお好きなんですね。

あかほり 現実では、コレクションすることはほとんどないんですけどね(笑)。カードゲームや食玩が流行ってもいっさい興味がないし。『モンハン』の世界だけですよ、物欲が湧いてくるのは。お守り集めは自分なりのこだわりがあって、効率を考えるなら火山の採取がいいでしょ? でも、なぜか“足下にはご注意を!”(クリアー条件:ウロコトル15頭の討伐)のクエストで集めちゃうんですよね。生肉が欲しいというのもあるんだけど(笑)。

――こだわりとはいえ、ちょっと面倒くさそうですね(笑)。

あかほり でも、いったん身に染み付いちゃうとそうでもないんですよ。そのおかげで、ウロコトルの討伐数は6828になりました。

――うわ! もはやウロコトル絶滅の危機(笑)。世界でいちばんウロコトルを狩ってるハンターかもしれないですよ。

あかほり いやぁ、9999のハンターもいるんじゃないですか。

――ウロコトルはなかなかいないと思います(笑)。ところで、アクションゲームは久々だったというお話でしたが、『MHP 2nd G』をプレイしたときはいかがでした?

あかほり いやぁ、難しかったですよ。だから最初はぜんぜんダメで。アイテムをできるだけたくさん持って行ったり、モドリ玉を使ってキャンプで回復しながら狩ったり。通称、“モドリ玉作戦”って呼んでましたけど(笑)。あと、『MHP 2nd G』のときはパターンで狩れるモンスターをひたすらやり続けました。なので、古龍の大宝玉を使う武具を全部作ってもまだ40個ぐらい余ってましたから。

――集め過ぎ! ウロコトルの討伐数といい、極端ですね(笑)。

あかほり そこまでやると『モンハン』というゲームに慣れてきて「オレ、アクションゲームできんじゃん!」って思い始めてから楽しくなりましたね。昔、格闘ゲームが流行ったとき、知り合いが「ちょっとずつ上達するのがうれしい」と言っていて、そのときは「へぇ、そうか」くらいにしか思っていなかったんですけど。『モンハン』で徐々にモンスターの動きがわかって、攻撃を少しずつ避けられるようになると、その「うれしい」って感覚を実感します。モンスター側に避けられるようになるまでが時間がかかるんですよね。自分はいま46歳なんですけど、この年齢でアクションゲームを始めても「上達するぞ」というのは声を大にして言いたいです(笑)。いまや、緊急回避も回避距離や回避性能アップを付けるとすごく簡単に思えて「これじゃイカン! 漢はノーマルの緊急回避じゃないとイカーン!!」と思えるほどまでになりましたし。

――“足下にはご注意を!”でお守り集めや、緊急回避もそうですが、あかほりさんなりのこだわりがあるんですね。

あかほり ああ、そう言われればそうですね。

――あと、年齢は関係ない、と。難しそうだからと躊躇せず、まずやってみろと。

あかほり そう。なにせ、自分は『スーパーマリオブラザーズ』も2面で詰まる男ですから(笑)。でも、僕よりもっとヒド……いや、スゴイのが水谷さん(声優の水谷優子)。水谷さんもテレビゲームにはすごくハマる性なので、「『モンハン』は絶対やらない!」って言ってたんですけど、まわりのみんながやっているので、やりたいなと思っていた様子だったんです。なので誕生日プレゼントにPSP本体と『MHP 3rd』のソフトをプレゼントしたんです。

――ハマるのが容易に想像できるのに……ある意味、悪魔の所業ですね(笑)。

あかほり そうしたら、案の定、ドハマリして(笑)。すぐにプレイ時間が500時間を超えていたんですけど、その時、プレイする様子を見ていたら何かおかしいんです。よくよく聞くとスキルの存在を知らないわ、双剣でプレイしているのに鬼人化を知らないわ、それでよく500時間もやったなと(笑)。水谷さんに関する『モンハン』エピソードはまだまだあるんでけど、あまり言っちゃうと本人に怒られるのでこのへんで(笑)。

――ふだんいっしょにプレイされているのは、声優関係の方や作家仲間の方々ですか?

あかほり そうですね。あとはゲーム関係のプロデューサーとか。ここで『モンハン』をプレイしながら打ち合わせ(笑)。『MHP 2nd G』にハマったとき、「こんなにおもしろいゲームをみんなにも広めたいたい」と思って、プレイしてなかったふだん仲のいい7人、身内も入れると10人くらいに本体とソフトをセットでプレゼントして、ハンター仲間を増やしたり。

――大盤振る舞い! 伝道師も務めらたと。

あかほり 400万本以上売れているソフトに対して、伝道師というのはおこがましいですけど、多少は貢献させていただきました(笑)。土日はだいたい、ここ(事務所)で集まってワイワイやっています。多いときで10人くらいかな。

――ここの事務所で狩るときのお約束って何かありますか?

あかほり クエストでイチ落ちすると思ったときは、フラグを立てなければならない、っていう掟があります。たとえば、「オレ、このクエストが終わったら、アイツと結婚しようと思うんだ」とか(笑)。必ず死亡フラグを立ておかないと、力尽きてはいけないんです。バカバカしくてけっこう楽しいですよ。

――楽しそうですねぇ。ソロでもプレイされるんですか?

あかほり 多少は。ひとりのとき、アドホックパーティでもやってみたんですけど、やっぱり人と顔を合わせてやりたいですね。ちなみに、事務所をもっと快適に『モンハン』ができるように改装する予定です。もちろん、それだけが理由ではないですけど(笑)。

――最後に『モンハン』の魅力をひと言で表すと何でしょう?

あかほり ジジイも夢中にさせるってところです。ゲームって若い子のものだと思っていたんですけど、ここまでハマれるものだとは思いませんでしたね。4人でってところもいいですよね。麻雀文化で育ってきたオジさんたちには4人で顔を見ながらプレイできるというのが最高なんですよ!(笑)麻雀文化で育ったオジさんたちが入っていけるソフト、そこが魅力ですね。

【第7回ゲスト】 照英
俳優・タレント。ドラマや映画だけでなく、バラエティー、ドキュメンタリー番組などでも活躍中。レギュラー番組出演は毎週金曜日(最終金曜日は除く)『スッキリ!!』(日本テレビ系)、毎週金曜日『すくすく子育て』(NHK教育)など。また、現在はPlayStation Home内で映像企画“照英王国”が配信されている。
【第6回ゲスト】 佐藤大輔
デザイナー。雑誌記事を中心に週刊ファミ通でもゲーム紹介・攻略記事のレイアウト、デザインなどをお願いしている。『モンハン』シリーズの記事も多く担当。
【第5回ゲスト】 伏見副住職
愛知県にある臨済宗の烹金禅寺(ほうきんぜんじ)の副住職。その近所にあるこども園の副園長も務める。
【第3回ゲスト】 小沢一敬&磯山さやか
小沢一敬:愛知県出身。1973年10月10日生まれ。お笑い芸人スピードワゴンのボケ担当、最近はバラエティ以外にも、LISMOドラマ『続・言霊の女たち』や映画『RUN60』へ役者として出演。さらに小説『でらつれ』の執筆するなど多方面で活躍中!
磯山さやか:茨城県出身。1983年10月23日生まれ。タレントとしてテレビのバラエティー番組やラジオ、グラビアなどで活躍。磯山さやかデビュー10周年記念写真集『AMISO!!』 (ワニブックス)が発売中。
【第2回ゲスト】 ぶぅさん&まーさん
ぶぅさん:大手都市銀行の東京、関西の役員を勤めた後、現在は、プライベート・エクイティ・ファンドの運営に従事しているバリバリのエリート。
まーさん:都内出版社で雑誌編集長などを経て、現在は版権物のメディアミックス営業を担当。ゲームは広く浅くプレイする。
【第1回ゲスト】 大塚角満
週刊ファミ通副編集長。群馬県出身。ファミ通.comなどで連載中の『モンハン』がらみのエッセイをまとめた単行本『本日も逆鱗日和』シリーズが8巻(別冊『角満式モンハン学』シリーズの2巻含む)発売中。
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