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小林ゆう『ゆうのお部屋』

【NAOKIサウンドプロデューサー・その3】辞めようと思っていた時期に立ち上がった音楽シミュレーションゲーム企画

 『BEMANI』シリーズのNAOKIサウンドプロデューサーを迎えてお送りしている小林ゆうさんの“ゆうのお部屋”。前回は、アーティスト・小林ゆうの魅力について、サウンドプロデューサーの視点からNAOKI氏にお話をうかがったが、今回はそのNAOKI氏が音楽に目覚めたキッカケ、音楽シミュレーションゲームを手がけることになった経緯について、ふたりでトークをくり広げた。

 

▲音楽への目覚め、KONAMI入社当時のエピソードを赤裸々に語ったNAOKIサウンドプロデューサー。

 

●最初はゲーム制作に魅力を感じられなかった(NAOKI)


ゆう NAOKIさんが音楽に興味を持たれたのはいつごろなのですか?

NAOKI うちの母がピアノをやりたい人だったんよ。でも、できなかったから、その夢を子供である僕に託したんよ(苦笑)。その影響で、4歳からピアノを始めさせられた。もともと音楽に興味を持ったキッカケになったのは、クラシック音楽ですわ。その流れで、芸術系の大学で音楽を勉強してね。その後、音楽業界に進む予定やったのに、ひょんなキッカケからゲーム業界に入って、偶然なのか必然なのか、ひょんなキッカケで音楽が主体の音楽シミュレーションゲームを作ることになったんです。

ゆう そうだったんですか。ひょんなキッカケでこの業界にお入りになられたとおっしゃっていましたが、そのひょんなキッカケというのは?

 

NAOKI リアルな話をすると、もともと自分からゲーム業界の門を叩いたわけではなく、知り合いの紹介なんよね。僕がゲーム業界に入った当時は、いまと比べるもう少し地味な世界やったんとちゃうかな。僕はゲームはかな〜り好きだったけど、ゲーム業界のことはまったくわからなかった。だから相当浮いていたと思う。業界に入って2年くらい経過したとき、本気で肌に合わんので、辞める覚悟を決めた過去もあった(苦笑)。

 

ゆう え〜!

 

NAOKI 当時のゲーム機にはハードのスペックに制約があって、十分なサウンド表現ができる環境ではなかったのもあり、ゲームにおいて音は脇役というイメージがどことなくあるように感じてたんよそれゆえ音楽人として、ゲームサウンドを制作するという仕事は、正味な話、強い魅力が感じられへんかったもちろんプロとしてやるべきことはしっかりやってたけどね。ちょうど辞めようと思っていた時期に、KONAMIで音楽シミュレーションゲームを制作する企画が持ち上がりました。それを知ったとき、「のジャンルならサウンドにかなりチカラを入れられるのでは?」と思ったね。実際に制作に携わってみたらかな〜りやり甲斐のある仕事だと感じてね、今日に至るみたいな(笑)。いまでは音楽業界とのコラボレーションを始め、内部の制作チームも音楽に精通したスタッフが揃っていたりと、通常のゲーム制作現場と比較すると、僕らは異端的な特化集団に見えるんとちゃうかな。

ゆう 『BEMANI』シリーズは、NAOKIさんの音楽仲間さんや、音楽業界のお知り合いの方々の協力のもと作られていたんですね。


NAOKI KONAMIいう会社があって、制作するスタッフがいて、皆さんの手に届くまでに甚大な協力をしてくれる営業や広報、その他関連部署の方、つねにご協力いただいているさまざまな方々、応援してくれるお客様がいることが大前提やね。ゆうちゃんとこうやって対談できることは、KONAMIの音楽シミュレーションゲームがあったからだと思っとります。

ゆう そうだったんですか〜。

NAOKI 音楽シミュレーションが日本でブームになったころ、『DanceDanceRevolution』のCDをリリースしたら50万枚くらい売れてね……ほんまビックリしたわ。自分の曲もけっこう収録されていたこともあり、そのとき、「あ、これは僕が元来やりたかったことと同じだ」って強く気づいたんよそれでね、ゲーム業界にはまだまだ未知なる大きな可能性があるのではないか?”と思ったんですよ。もはやゲームは総合エンタテインメントの核かもしれないね。ゲームから派生したコンテンツ、キャラクターや音楽、はたまた映画化など、さまざまな広がりを持っている。いまとなっては当たり前のサブコンテンツでのビジネス展開なんやけど、当時はまだそういうマーチャンダイジングがうまくできてなかった。だから、CDが売れたことで何かが見えたんです。音楽を題材にしたゲームなんやから、音楽業界でやっていることを当たり前取り入れるのもベタやろと思ゲームで収録される楽曲に起用するボーカリストオーディションなんかも開催しました。けっこうな数の応募が集まるんです。競争率高いっすよ!


ゆう なるほど〜。

NAOKI ゆうちゃんはマルチタレントでしょ? 声優だけどそれだけじゃない。そういった逸材を僕はつねに求めてしまうね。世間で活躍されている音楽アーティストさんと並んでも、何ら遜色のない楽曲を歌って魅せてもらうことを、後もミュージックプロデューサースタンスではやっていきたいですね難しいことでもつねにポジティブに、チャレンジしていかないと……。ゆうちゃんは、雑誌のモデルをやっていたから、そういう部分に惹かれるファンもいるでしょ? 某レコード会社のアーティストは、ファッションと音楽を結びつけたプロモーションをして、女性のファッションリーダーという立ち位置をるじゃないですか。ゲーム業界はまだまだそのような趣向の部分が弱いと思う。もしファッションモデルをやっている方が、ゲーム側に歩み寄ってきたとしても、ちょっと距離を感じてしまうみたいな……もっともっと距離を縮めたいね。たとえば109でもゲームが平然と売っている感じがエエね(笑)。

 

ゆう 大衆の皆様に受け入れてもらえるようにしていくことが重要なのですね。

 

▲NAOKI氏の生い立ちを聞き、さらにご本人への興味が沸いた小林ゆうさん。


 次回は、いよいよNAOKIサウンドプロデューサーとのクロストーク最終回! 今後の『BEMANI』シリーズ、音楽シミュレーションゲームに対する熱い想いが語られているので要チェック!

 
 

【作品情報】



beatmania IIDX 16 EMPRESS
メーカー:KONAMI

ジャンル:リズムアクション

稼動日:稼動中(2008年11月19日より)

女帝(EMPRESS)が放つ妖艶なイメージを漂わせる世界観で、メインカラーをパールピンクで統一させた今作は、これまでのシリーズ以上に女性をフューチャーした『beatmania』に。新曲50曲を含む全520曲の収録は、シリーズ歴代最多。“Weekly Ranking”、“段位認定ランキング”など、過去好評だったランキング機能はそのままに、初心者向けの“TUTORIALモード”を強化。シリーズのコアなファンから、初めてプレイする人にも十分楽しめる内容になっている。

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beatmania IIDX 16 EMPRESS ORIGINAL SOUNDTRACK

メーカー:KONAMI

ジャンル:音楽シミュレーションゲームミュージック

仕様:2枚組音楽CD

価格:3000円[税込]

発売予定日:2009年4月24日

※コナミスタイル先行販売

 

ファン待望のサントラCD『beatmania IIDX 16 EMPRESS ORIGINAL SOUNDTRACK』が発売決定! ゆうちゃんの歌う『翼』はもちろん、ゲームで流れる曲が多数収録されている。

 

【小林ゆうさん出演作情報】

銀魂 猿飛あやめ役
テレビ東京(毎週木曜日午後6時〜6時30分)などで放送中

まりあ†ほりっく 祇堂鞠也役
チバテレビ(毎週日曜日深夜0時30分〜午前1時)などで放送中


OAD
魔法先生ネギま! 〜白き翼 ALA ALBA〜 桜咲刹那役

OAD
【獄・】さよなら絶望先生 木村カエレ役

 

小林ゆう

2月5日生まれ。東京都出身。以前はモデルを務めていたほどの抜群のスタイルとルックスで人気を集める声優。代表作はアニメ『DAN DOH!!』の青葉弾道役、『魔法先生ネギま!』の桜咲刹那役、『さよなら絶望先生』の木村カエレ役など多数。