小林ゆう『ゆうのお部屋』
赤松健先生×小林ゆうのクロストーク(その1)
人気声優、小林ゆうさんの連載企画がファミ通.comで始動! そのテーマはいたってシンプルで、小林ゆうさんが“会いたい人に会いに行く”というもの。記念すべき第1回目のゲストは、人気マンガ家の赤松健先生。ご存じのとおり小林ゆうさんは、赤松先生の代表作のひとつ『魔法先生ネギま!』(講談社・刊)のアニメ版で桜咲刹那役を担当しており、刹那役に対する思い入れは相当なもの。「赤松先生にとにかくお話を聞きたい!」という小林さんのたっての願いで、今回の対談が実現されることに相成ったのでした。果たして、どんなお話が飛び出しますか?(4回連続予定)
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〈本日のゲスト・赤松健先生〉 |
●刹那というキャラは小林ゆうの影響で大きく変わった!?
ゆう 今日は、“ゆうのお部屋”にお越しいただきまして、ありがとうございます。といってもここは先生のお仕事部屋なんですけど(笑)、“ゆうのお部屋”ということで、のんびりとくつろいだ感じで楽しんでいただければと思います。この対談は、私がお会いしたい方に会わせていただけるという、夢のような企画でして、まさか、第1回目のゲストに赤松先生に登場していただけるとは思っていませんでした。
赤松 名誉なことですね。小林ゆうさんとはお付き合いも長いし、楽しいお話しができそうですね。
ゆう はい! お世話になっております。ドラマCDのシリーズ(『魔法先生ネネギま!声のクラスメイトシリーズ』)がリリースされたのが2004年からですから、もう4年以上のお付き合いになりますね。
赤松 最初に会ったのは、キャストが発表された2003年12月23日のクリスマスイベント“入学式”でしたね。最初は小林ゆう画伯もこんなにははっちゃけていなかったけど(笑)、当時から「すごい美女がいる!」ということで話題になっていましたよ。
ゆう イベントのあとに関係者向けのパーティーがあって、そこで初めて先生にご挨拶させていただいたのですが、本当に緊張しました。でも、あのときのお言葉がいまでも忘れられなくて。
赤松 なんて話をしましたっけ?
ゆう 私が「小林ゆうと申します。今度桜咲刹那役を演じさせていただくことになりました」って言ったら、「ああ、刹那ですか? 彼女はこれから活躍しますよ!」っておっしゃっていただいたのが、すごい印象に残っていて、改めて「がんばらなくっちゃ!」って思いました。
赤松 そうそう! あのころはまだ、刹那にはほとんどスポットが当てられていなかったんですね。
ゆう そうなんです。オーディションを受けさせていただくときは、せっちゃん(刹那)は、まだ詳細がわからない謎に包まれたキャラクターでした。だから、あのときは、「先生にすばらしい予言をいただいた」と思いました。
赤松 よ、予言って(笑)。でも、小林ゆう画伯のおかげもあって、刹那は『魔法先生ネギま!』最大の人気キャラに成長しました。
ゆう とんでもないです!! 先生にそんなことを言われると恐れ多いです!! やっぱり、先生がお腹を痛めて、読者様の心を鷲掴みにするようなキャラクターさんたちを産んでくださったおかげです。
赤松 お、お腹を痛めるって(笑)。でも、小林ゆう画伯はイベントでも成長株でしたよね。身長はあるし、見栄えもするし、振りも鋭いし。『魔法先生ネギま!』のあとも、いろいろなところでご活躍されている噂は聞いていますよ。とくに絵とか。
ゆう とんでもありません! 私もこんなに自分の絵に反響があるのを恐縮しながら、認識させていただいたのは、『魔法先生ネギま!』からでした。インターネットラジオで“麻帆良学園中等部2-A・ヒミツの放課後”のメインパーソナリティーを担当させていただいたのですが、そこで絵を描くコーナーの企画が立ち上がりまして、「ちょっとゆうちゃん描いてみて」って言われたんですね。それで、スケッチブックに描いたら「なんじゃ、これは!?」ということで、皆さん椅子から倒れられて凄い衝撃が走りました。
赤松 (笑)。“麻帆良学園中等部2-A・ヒミツの放課後”には、私もゲスト出演させていただきましたね。8月にスタートした、オリジナルアニメーションDVD(OAD)シリーズの『魔法学園ネギま!白き翼
ALA ALBA』の第1巻では、特別ボーナスとして、DVDをPCに入れて右クリックをすると“麻帆良学園中等部2-A・ヒミツの放課後”の特別編が収録されているんですよね。
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▲単行本にDVDを同梱させた“オリジナルアニメーションDVD”の『魔法学園ネギま!白き翼 ALA ALBA』からのカット。 |
ゆう はい。そこに赤松先生にゲスト出演していただいたうえに、『恐怖の絵描き対決』で、私と先生が絵の勝負をするという、前代未聞の企画がありまして、赤松先生には目隠しをして絵を描いていただきました。
赤松 あんまりうまく書けなかったですよ。
ゆう そんなことないです! 先生は目隠しをしていても絵がお上手でした。先生には布をすり抜けてものを見られる眼力が備わっていらっしゃいました!
赤松 (笑)。インターネットラジオがあんなふうに収録しているとは思っていませんでした。それにしても、小林ゆう画伯のコメントはばっさりと短くなっていましたね(笑)。
ゆう でも本当に、『魔法先生ネギま!』は私にとって初めて尽くしの作品でした。オーディションを受けて初めて合格して授かった役も初めてなら、あれだけ大きなイベントに参加させていただいたもの初めて。
赤松 イベントに関しては、皆さんを昔からずっと知っているので、娘を見守るような感覚です。「怪我しないでね!」とか。 たとえば、幕張メッセで行われたイベントでは、ステージが客席のほうまで伸びていて、落ちると危険そうだったんですね。それで「気をつけて!」とかハラハラドキドキしながら見ていました。とくに、ゆう画伯は熱中すると周りが見えなくなっちゃいそうだから。
ゆう そうなんです。周りが見えなくなって、お客様の席にダイブしかねない勢いのときもありました。ダンスもすごく練習したので、「がんばってお見せしたい」という思いもありましたし。せっちゃんは剣の腕を磨くことに一生懸命取り組む方なのですが、その一生懸命さが私にも降りてきまして、ステージも自然と力強い感じになっていきますね。声も無意識に少し太めになります。最初の六本木のときのイベントはとくにそうでしたね。
赤松 それにしても、ゆう画伯も演技がうまくなりましたよね。場数をたくさん踏んだということもあるのでしょうが。圧倒的にうまくなった。『魔法先生ネギま!』関連では、どうだろう……いちばん成長したかもしれないなあ。
ゆう とんでもありません。ありがとうございます。
赤松 やっぱり、小林ゆう画伯という強烈な個性を得て、刹那というキャラが変わった部分もありますね。近衛木乃香も、演じる野中藍さんのブラックな部分と融合されたりしていますけど(笑)。刹那も基本はしっかり者なんですけど、たまにちょっとおかしくなるときがある。最初のころは、後ろのほうでかしこまっている印象があったんだけど、ふっと狂気にかられる瞬間が出てくるんですね。小林ゆう画伯が取りつく瞬間かな(笑)。
ゆう それは恐れ多いのですが、先生はそのことをどのように思っていらっしゃるのですか?
赤松 それはよかったに決まっていますよ。人気投票を見ても刹那が1位になることが多いし、小林ゆう画伯と刹那の相乗効果だと思っています。感謝していますよ。ほかの人だったら、こんなに人気は出ていなかったかもしれない。
ゆう そんなふうに言っていただいて、ありがとうございます。週刊少年マガジンで定期的に『魔法先生ネギま!』のキャラクター人気
“ネギプリ”を開催するのですが、歴代で1位がいちばん多いのがせっちゃんでして、本当にすごい方です。私は桜咲刹那のいちファンでもあるので、大好きな方が人気なのはうれしいです。
息のぴったりと合った(?)対談はここからが本番。次回はいよいよ小林ゆうさんが、赤松健先生の執筆活動の秘密に鋭く迫りますよ〜(たぶん)。
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『魔法先生ネギま!』最新情報! |
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●2008年12月17日発売予定(※完全受注生産) |
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●2009年2月17日発売予定(※完全受注生産) |
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小林ゆう
2月5日生まれ。東京都出身。以前はモデルを務めていたほどの抜群のスタイルとルックスで人気を集める声優。代表作はアニメ『DAN DOH!!』の青葉弾道役、『魔法先生ネギま!』の桜咲刹那役、『さよなら絶望先生』の木村カエレ役など多数。



