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『ファイナルファンタジーXI』ヴァナ・ディール通信 blog

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【『FFXI』5周年記念】第10回 カエル大宮さん

2007年05月26日

ヴァナ・ディール5周年を記念するブログ連載。各界で活躍する方からの「おめでとう」をお届け! 連載第10回はカエル大宮さんです。

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5周年。
とてもめでたい。
おめでとうございます!

けれど、5年もプレイしている自分を考えると、
もっとすごい気がしてきた。
ある人が言っていたけど、
『ファイナルファンタジーXI』の5年の価値は、
5年も飽きさせないゲームの本質と、
5年もプレイを辞めないプレイヤーなんだとか。
そういうことなんだろう、きっと。
で、自分が今日まで続けられた理由はなんだろうと考えて、
やはり5年前のあの出来事なのかな、と思った。
のちに深くゲーム性を知って、娯楽としての面白さにも取り込まれたけれど、
ああ、この世界にずーっといたい、と思ったのは、
あの言葉があったからだと思う。

ワールドはAlexander。
サンドリアに所属する、レベル10の自分。
当時は、LSに所属していなくて、
ひとりでレベルをゆっくりと上げて、
出来る範囲でクエストをしていた。
身の丈に合った、無理のないプレイを楽しんでいた。
そこで初めて行き当たったのが、
オルデール鍾乳洞の入り口にいるNPCへ接触するクエスト。
やっかいなのが、途中に2体いるキノコ。
これがレベル10だと、かなりきつい。
手前で、キノコの動きを見計らって、
前に進むチャンスをうかがっているけど、
避けて進むのは無理そう。
そんなとき声がかけられた。
「Kaeruさんじゃないですか? 何してるんです?」
見ると、同じ編集部のN。
ほか、Nを含めて6人。
「クエストをやろうとして、キノコを避けるルートを探してた」
「あのキノコ、きついですもんねぇ。自分たちも同じクエストで来ました」
「クエストさえ達成すれば、帰りは死んでもいいんだけどね」
「とんでもない、死なせませんよ」

※編集部注)ここで指す"死"とは戦闘不能となることです。
『FFXI』のゲーム中ではキャラクターが戦闘不能になることを"死ぬ"と表現しません。
しかしながら、プレイヤー間ではそのように表現することもありますので、
このブログにおいては、そのときの言葉の熱さを尊重して発言内容をそのまま掲載しています。
読まれる場合は、そのことを念頭にご理解いただけると幸いです。

他の人たちも同様の言葉を投げてくれて、みんなで行きましょうと言ってくれた。
とても頼もしい気分に包まれた。
ずーっとひとりでプレイをしてたから当然だけど。
アライアンスを組み、キノコを殲滅。
クエストは容易に終了した。

谷を上ったところで、
これからレベリングに行くと言う彼らを見送った。
固定でレベリングやクエストを進めているらしく、
/waveを打ち込みながら、ちょっと羨ましさを感じた。

それから数日して、レベル14か15の自分。
ああ、来ちゃった、という後悔がある。
ジャグナー森林入り口。
今日もソロで、ジャグナー森林の湖にいる商人に接触するクエスト。
レベルを考えると、さすがに無理だろうと思う。
でも、今日はこれをやることに決めた。
というか、他のクエストは終わっていて、
いま出来るものがこれしかない。

ジャグナー森林には入ったことがない。
様子がまるでわからない怖さが、
俺の足を竦めさせていた。

ためらっていると、また声がかかった。
「Kaeruさんじゃないですか?」
見ると、先日のN。そして固定のメンツ。
挨拶を交わして、今の状況を伝える。
「ああ、今日もクエスト。商人に特攻だよ」
「無茶しますね。でも、死なせませんよ」
「そうそう、みんなでやりましょうよ」
先日とまったく同じ言葉。
また頼もしい気持ちに包まれた。
それだけでなく、すごい力強さを感じた。
なんか、大事なものに触れた気がした。

彼らは、ジャグナー森林を抜けて、
ダメもとでジュノに向かうところだったそうだ。
自分のクエストのために寄り道してくれることに礼を述べつつ、
すごくウキウキしている自分がいた。

敵を回避しつつ、絡まれても7人なら倒せた。
湖到着。周辺を探して、やっと商人発見。
「やったー」
ありがとうと伝えると、みんなニコニコとしている。
ああ、この人たちとフレンドになりたい。
そう思ったとき、向こうからフレンド申請をしてくれた。

そのまま、俺たちはLSを作り、今に至っている。
ピンチに直面して覚悟を決めたとき、救ってくれた最初の言葉、気持ち。
そのときのなんとも言えない心強さ、暖かさ。
これだけでヴァナ・ディールにずっといる理由になるのは十分だったと思う。

★プロフィール
カエル大宮
ファミ通コネクト!オン編集長代理。読者の意見を預かり、他の読者に渡す作業をしている。『ファイナルファンタジーXI』はサービス開始からプレイ。
最近は忙しくて休みがちだが、心のメインジョブ赤魔道士75の夢をまだ忘れていない。ブログに出てきたLSの進み具合から著しく遅れていることが心の悩み。


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【記憶】【いりませんか?】
ヴァナ・ディール通信責任編集
『5th Anniversary Vana'diel Memoirs』
5th アニバーサリー ヴァナ・ディール メモワールズ 

投稿者 vanatsu_staff : 2007年05月26日 20:00

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