【龍が如く3】第21回:『龍が如く3』Tシャツ、少しだけ前進
- ――ひと足お先に『龍が如く3』をプレイしはじめた中目黒目黒と古屋陽一。
▲やっぱり神室街が似合う桐生。オープニングムービーより。 |
▲永ちゃんの再始動第1弾となるのがオリジナルシングル『Loser』。2009年2月25日発売、価格は800円[税込]。 |
- 中目黒目黒(以下、目黒)
- 永ちゃんの歌、渋すぎる……(涙←感動の)。
- 古屋陽一(以下、古屋)
- あれ、永ちゃんのファンでしたっけ?
- 目黒
- これまでまったく聞いたことなかったけど、オープニングムービーみたら鳥肌たった! 『龍が如く』の世界観にドンピシャ! 映像を見てたら、“今回もどんとこい! 熱くてドロドロの人間ドラマ!!”って気合いが入ってしまったもの。からみつく〜くさりをたちきって〜♪
- 古屋
- 別にここで歌わなくてもいいですから。僕も素直にかっこよくて感激しちゃいましたよ。今作は映像のクオリティーの高さが際立ってますね。プレイステーション3になってキャラクターの顔がさらにイキイキとしてる。
- 目黒
- そうなんだよね。顔のシワや腕の血管とか本当に生々しい。とくにさ、登場キャラクターたちの表情。ドキっとするほどの顔を見せることがあるんだよね。序盤だと……沖縄の琉道一家はいい味出してる(笑)。
▲島袋力也と幹夫。ただのチンピラかと思ったら、沖縄を愛して止まない情に厚い子たち。 |
- 古屋
- とくに島袋力也さん。
- 目黒
- そう、琉道一家の若頭(なぜ“さん”つける?)! 藤原竜也の演技がとにかくうまい! 声優は初めてって言ってたような気がするけど、さすがの演技派俳優。沖縄とアサガオの子たちを想う、力也の熱い人柄がにじみ出てる。いちばん人気が出そうな気がするよ。
- 古屋
- 名嘉原(茂)組長の泉谷しげるさんも渋いですよね。
- 目黒
- うん。デブの幹夫の声を担当している宮川大輔も意外とハマってるし(笑)。琉道一家は、『ラピュタ』のドーラ一家のように、なんか温かみがあって気になる存在だよね。
- 古屋
- ドーラ一家って(笑)。なんかわかる気はするけど。悪にはなりきれない、義理人情が厚いというか……。
- 目黒
- 俺、この人たちとなら兄弟の盃を酌み交わしてもいいと思ったもの。
- 古屋
- なんのこっちゃ。
▲あんなに生意気だったことを考えると……感慨深いです。 |
目黒- 渋さでいえば、6代目の堂島大吾も憧れちゃう。「4代目の土地は奪えねえ」。序盤にそんなセリフがあったと思うんだけど、あれには痺れた。顔がね、石井佑介に似てるんだよね。
- 古屋
- どなたですか? 石井さんって? 俳優さん?
- 目黒
- いや、俺の大学のときの友だち。あの無骨な顔のつくりがかなりそっくり。
- 古屋
- 知らねーーーーーーーーー!! なんのこっちゃ。
- 目黒
- 話をゲームに戻すけど、最初に『龍が如く』、『龍が如く2』のダイジェストを観られるのもいいよね。こんな場面あったなーなんて思いだすことが多くて(笑)。
- 古屋
- 初めての人にもやさしい作り。初心者の背中を押すいい仕掛けだと思いますよ。
- 目黒
- うんうん。シリーズ初めての人でも、なんの障害もなく『3』の世界に入り込めるよね。名越さんはさ、「女、子供がプレイすることはあんまり考えてない」というようなことを言ってたけど、俺はドラマ好きの女子にもやってほしいなーって思うよ(笑)。そりゃ、過激な部分は多いけどさ、なんかさ、昔からヤンキーがもてたりするじゃない。
- 古屋
- あー、そーいう風潮はありますねえ。
- 目黒
- 桐生を筆頭に、登場キャラクターの男気にかっこよさを感じる女子が意外といると思うんだよなー。哀川翔だってさ、根強い人気を誇ってるじゃない。
- 古屋
- ううむ。それはちょっとズレているような……でも、いまの武将ブームみたいになる可能性もあるかもしれませんね。
- 目黒
- さすがに極道ブームはやばいだろー(笑)。女の子がサブカル雑誌をチェックして、「(リアルの)●●組何代目のファンです!」って言いだしたらちょっとひくわ(笑)。
- 古屋
- なんのこっちゃ。
- 目黒
- アンタさ……さっきからウザイんだけど、もしかして……“なんのこっちゃ”って流行らそうとしてない?。
- 古屋
- …………あ、そーいえば、死んだはずのあの人がでてきたんですけど! 誰あれ!?
▲名嘉原を弾いたとされる謎の男。ま、まさか風間の……。 |
目黒- まーまーまー、それがキモでもあるんだから。ってか、じーさんもしかして全然プレイしてねーだろ! プロジェクトから外すぞ!!
- 古屋
- そのうち目黒さんに追いつきますって。
- 目黒
- ほんとか!? 基本ガチャ押しなのに敵にパンチをほとんど当てられなくて、行先が出ているのに琉球街で迷いまくり、ヒートアクションをくり出すたびに手元のコントローラーのボタンを確認している、じーさんが? そのスキルで? 本当にゲーム編集者なのか目を疑うようなプレイの連続なのに!?
- 古屋
- ……。そーいう編集者がいたほうが親しみがわくじゃないですか……読者の皆さんが。
- 目黒
- 攻略班の人たちに教えてもらってきな! そして“40代から始める極道アクション”と題したブログを書きなさい!
- 古屋
- 偉そうなこといってるけど、いつもニタニタしながら“キャバつく”プレイしているくせに……。しかもキャサリン(育ててる娘)って名前もなんのこっちゃだし……。
▲手塩にかけて育てている新米キャバ嬢キャサリン。化粧映えのする子なんだよね〜(笑)。 |
目黒- (ちっ)。あ、言い忘れましたが、Tシャツに関しては近々詳しいことをお伝えできると思うのでお楽しみに!
第3弾Tシャツプロジェクト |
歓楽街“神室町”と沖縄“琉球街”。この両極端な都市を舞台に、伝説の極道“桐生一馬”を中心として男たちの熱い人間ドラマが描かれる。桐生と遥は神室町を去り、沖縄で新しい生活を始め、ふたりは小さな養護施設“アサガオ”を営みながらつつましくも幸せな日々を過ごしていたが、突如、“土地買収”という脅威が襲いくる。沖縄に巻き起こる基地拡大法案とリゾート開発計画。政治という不条理な力によって安息の地を狙われた桐生は、土地買収に絡む地元組織にひとり立ち向かっていく。その闘いはやがて関東最大の組織・東城会との闘いへ、そして政治をも巻き込む国家の一大事件へとつながっていく。それから2年後の2009年3月――沖縄と東京で同時に起こったふたつの事件。愛する人間、信じた人間を襲われた桐生は、事件の真相を追うべく神室町へと向かった……。まさに大人のエンターテインメントといえる骨太のストーリーが展開し、最後は必ず涙なくして語れないラストが訪れる。本編を進めるほかにも、きちんと作り込まれた街の中をブラブラ楽しむことができ、キャバクラ、カラオケ、ゴルフ、マッサージなど“大人の遊び”も楽しめる。
▲男の生きるべき方向性を示してくれる桐生一馬。 |
タイトル:龍が如く3
メーカー:セガ
ハード:プレイステーション3
発売日:2009年2月26日発売予定
価格:7980円[税込]
※『龍が如く3』公式サイトはこちら
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STATION”にユウヤ役の三宅健太が登場
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今度は日焼けサロン
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都内で『龍が如く3』先行店頭体験会がスタート
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3』最新プロモーションムービーがPlayStation Storeなどで配信
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『龍が如く3』サイン&握手会が実施
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3』の新たなコラボレート企画がぞくぞく発表
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3』を美で彩る! 椿姫彩菜と小悪魔 agehaカリスマモデルが完成披露会に登場
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※『龍が如く3』第一章の物語
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※『龍が如く3』キャバ嬢を育てよう
※限定10000台!
『龍が如く3』“昇り龍パック”のデザインが決定
※『龍が如く3』キャバクラを極めろ
※桐生や遥の熱唱曲も収録した『龍が如く3』のサントラがソフトと同時発売
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STATION”に伊達真役の山路和弘が登場
※『龍が如く3』豪華絢爛なプレイスポット
※オリジナルデザインの本体同梱版、『龍が如く3』“昇り龍パック”が発売決定
※『龍が如く3』、2009年2月26日に発売決定!
予約特典は……あの冊子!
※『龍が如く』のWebラジオに遥役の釘宮理恵がゲスト出演、レギュラー陣と合わせて現場からの声をお届け
※『龍が如く3』の最新ムービー“プレイダイジェスト”が公式サイトなどで公開
- 中目黒目黒
- 元ファッションライターにしてファミ通編集部に転職した異色な存在。“属性”という言葉が出てくるゲームに目まいがし、ゲーム編集者にあるまじき三半規管の弱さでFPSもプレイできないが、それ以外は選り好みなくどんなジャンルでもプレイする。とにかくミーハー。でも飽きっぽいのが玉に瑕。Tシャツプロジェクトのリーダーだが、大学時代、ヒッピールックで街を闊歩していた恥ずかしい過去を持つ。
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最近プレイしているゲーム
『428〜封鎖された渋谷で〜』、『街へいこうよ どうぶつの森』、『ギアーズ オブ ウォー2』、『ワールドサッカー ウイニングイレブン2009』、PlayStation Home、『龍が如く3』 -
Most favorite Game
『Rez』、『ICO』
- 古屋陽一
- 『踊る大捜査線』の和久さんのような存在だが、含蓄のある発言は少ない40オーバーの古参編集者。ほとんどおしゃれには興味がないが、おもしろいことには首を突っ込まないと気が済まない性分で、今回特別参加。長年にわたってさまざまなゲームイベントを取材しているためもっともゲームTシャツを保有するが、すべてインナーとして愛用している。映画と読書、アニメ、Xbox 360をこよなく愛す。
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最近プレイしているゲーム
『428〜封鎖された渋谷で〜』 -
My favorite Game
『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』、『ときめきメモリアル〜Foever with You〜』
- キモ次郎
- 少しまえからおしゃれに目覚め、基本的に古着しか着なくなる。と言うとオシャレなメンズに思えるが、勝負着で『銭型金太郎』への出演をスカウトされたこともあり、ただ貧乏臭いだけという説も。おしゃれショップ店員を真似してロンゲにするも、周りからは「宅リスペクト?」と質問攻めに。暗そうに見えて実際に暗いが、アクションとスポーツゲームが好きというバーチャルだけアグレシッブな無口な青年。
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最近プレイしているゲーム
『フォールアウト 3』、『バイオニック コマンドー マスターD復活計画』 、『スケート2』 -
Most favourite Game
『ヒットラーの復活』
- ミル☆吉村
- 平日は洋ゲーの最新情報を入手してきてはファミ通.comにアップし、休みの日は洋ゲーをプレイして潰す洋ゲー脳編集者兼記者。TシャツはバンドTや、映画などのコラージュものなどをカバー。要はゲームにしてもTシャツにしても、一発で“グッと来る”か来ないかでチョイスするヒト。コーディネートとか気にしなーい。体型もきにしなーい。そんな大胆な性格からか、歯に衣着せぬ発言が魅力であり、ウイークポイント。
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最近プレイしているゲーム
『フォールアウト 3』、『FIFA 09 ワールドクラスサッカー』、『スケート2』 -
Most favourite Game
『フォールアウト 3』、『Blood』
- 斉藤和枝
- このTシャツプロジェクトのアートディレクター。とにかく声が大きいのが特徴で、これまた騒音並みのボイスを持つ、みずしな先生の担当編集“ゴチ”と毎日のように飲み歩き、ふたりともガラ声で出社するのがお決まりとなっている。デザインのモットーはいい意味で“アンチファミ通”。男勝りの大胆かつシンプルなデザインが得意(週刊ファミ通の巻頭のエクスプレスやグラビアを担当)で、それらが編集部内でなかなか好評。若かりしころは、ファッションの聖地原宿を赤モヒカン姿で闊歩していたという中目黒目黒以上に恥ずかしい過去を持つ。
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最近プレイしているゲーム
しない -
Most favourite Game
なし