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川島流ゲームの作り方(16) 「読ませる文章の作り方(2)」 【中級者編】

2008年02月20日

kawasihma.gifこんばんは、アーツ川島です。

文章を上手く書くためには、文法面での学習も必要となります。ただそうした小難しいことは参考書などに任せるとして、ここでは文法が苦手でも、気を配ればなんとなく上手く文章が作れるコツをお話していきます。


■目で追う文字にも息継ぎを意識し、情報量を分散させる

人は会話するときに息継ぎをします。同じように文章にも息継ぎが必要なのです。

言い替えれば、”句読点を打つ場所”をきちんと考えましょうということ。そのまま語ると文法的に見えてしまうため、”息継ぎ”という形で語ります。そのほうが分かりやすいですからね。

どんな文章でも読み手の息継ぎを意識したほうが良いですが、特にキャラクター同士の会話が多い”ゲーム”というジャンルでは、そのキャラクター自体が”しゃべっている”ということを念頭に、会話文を作成してみることです。


例)
隣の国に敵が攻め込んできた。王女が捕まってしまい、そのまま城に立て篭もった。この件について皆で話し合いたい。そして良い作戦を考えたい。


これをセリフに置き換えてみます。

「敵に攻め込まれた隣国は王女が捕らえられたうえにそのまま篭城されてるがどうすべきだろうか?」


息継ぎ無しにあえて分かりづらい形で書いてみました。
おそらく一読しただけでは意味が通じないと思います。一気に情報量を詰めすぎたこともあって、改めて読み返すことになる文章です。

できるだけ少ない文字量で正確に伝えられればそれに越したことはないのですが、それにはある程度の技術が必要になってきます。文字量を少なくするよりも、まずは一読で伝わるように心がけてみましょう。


では上のセリフを息継ぎを意識して情報量を分散させてみます。

「隣国に攻め入った敵によって王女が捕らえられてしまったわけだが、彼らはそのまま篭城を決め込んでしまったよ。これについて皆で協議したいのだが、何か良い策はあるか?」


文字量は多くなってしまいましたが、読みやすくなったと思います。
読みやすい=1度読めば理解できる、すなわちテンポよく読み進めてもらえることになります。
句読点はただ単に息継ぎの場所を決める作業ではなく、情報量の調節も担っていると考えて上手に使っていきましょう。


とはいえ長くすれば良いというわけでもありません。このあたりの調整は、やはり多くの書物を読むことでじっくりと養っていくほうが良いでしょう。

なお、漫画ではセリフに句読点を入れませんので、そういうスタイルで会話文を作成したい場合は、読点(、)部分では半角や全角のスペースで間をあけ、句点(。)部分では改行すると良いと思います。


説明文が苦手で上手く伝えられないと感じている方は、息継ぎと情報量の分散を意識してみてください。


投稿者 ツクールスタッフ : 2008年02月20日 18:34

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