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川島流ゲームの作り方(14) 「仲間キャラの作り方(8)」 【中級者編】

2008年02月13日

kawasihma.gifこんばんは、アーツ川島です。

ゲームを作るうえで個人的に気を配っている、キャラクター作りの重要点を少し語ることにします。


■キャラクターにギャップを用意する

私がキャラクターを作るうえで最も重視しているのは”ギャップ作り”です。

普段見えている性格とは真逆の面。それは意外性を生み出し、ドラマを生み出す材料となります。これ、創作を行なっている方には普通のことかもしれませんね。でも、あえてこの部分を意識してみると、それがイベント作りに深く繋がってくることがわかります。

例えば、普段は大人しい性格だけれども友人を危険にさらしてしまったことで激昂する姿を見せたり、普段は強がているけれど本当はすごく怖がりだったり、普段は明るく悩みの無さそうな振る舞いを見せているけれど辛い身の上だったりと、普段の姿から見えない部分を見せることでシナリオ進行上のスパイスとなるのです。


ただしこのギャップ、前半からいきなり見せても意味がありません。初めはしっかりと普段の性格をプレイヤーに植えつけておき、物語の中盤以降でチラリと見せるのがポイント。するとシナリオがグっと引き締まります。

効果があるからといって、あまりギャップ部分を出し過ぎてはいけません。性格が変わったように見えてしまい、そこに”性格の揺らぎ”が出てしまっては逆効果です。そのため、できるだけ1場面に絞ることがポイントです。(以前お話した主人公の”好き嫌い”の話に近いですが、”ギャップ”はもっと深い部分の話になります)



キャラクターのギャップを演出する1場面を用意する、これだけでイベントが1つ生まれます。
そのイベントへ導くためのストーリーを考えることにより、1つの小シナリオができます。その小シナリオを、大まかな物語の中盤〜後半あたりに、パーティ人数分散りばめるのです。

シナリオメインのゲームであるならば、小シナリオを繋げていく作り方のほうが作りやすい面もあるので、物語作りに悩んでいる方はぜひ試してみてください。
物語の大きな流れはあらかじめ考えておきつつ、小シナリオで細かい場面作りを行い、最後は多少強引でも上手くまとめられれば、それなりに楽しめる作品が出来上がるはずです。


このように、キャラクターのギャップ作りが結果的にはイベント作りの助けになると私は考えます。

今まで意識したことの無い方、ぜひ登場キャラクターにギャップとなる性格やその人物が歩んできた背景を用意し、それを演出するイベントを用意してみてください。これまでとは作品の出来栄えが変わると思いますよ。


以上、仲間の作り方には今回で終了です。


投稿者 ツクールスタッフ : 2008年02月13日 18:42

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