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サンプルゲーム作者インタビュー 「Buried Book」

2008年01月18日

kawasihma.gifこんばんは、アーツ川島です。

今日は「RPGツクールVX」のサンプルゲームの作者、ゆわかさんへのインタビューの模様をお届けします。


buried_t.jpg
作品名:Buried Book
作者名:ゆわか

以前弊社で催されていたWebコンテスト、「コンテストパーク」での受賞をきっかけに、「RPGツクール2000」ではサンプルゲーム「修道院」を作成、その後もモバイル版ツクールでサンプル制作(9本)を手がけるなど、ツクール部署との連携を数多く経験されている方です。
そのゆわかさんに、サンプルゲーム制作の感想やゲーム制作について色々お聞きしました。



■ゲーム制作者としてこれまでいくつかの作品を手がけてきたと思いますが、「VX」から初めて知ることになった方もいると思いますので、まずは自己紹介からお願いします。ツクールとの出会いや活動など、これまでの経歴を語ってください。

はじめまして、ゆわかです。よろしくお願いします。
ツクールとの出会い…ですか。もう随分昔のことです。ソフコンという雑誌がありました。「ダンテ98」等の初期ツクールをサポートする雑誌です。
パソコンは持ってなかったのですが、「ドラクエX」の影響でゲーム製作に興味を持つようになった私は、とりあえず毎回購入しておりました。
実際にツクールに触ったのはSFCの「スーパーダンテ」からです。サンプルゲームを作ったのがソフコンの有名人だと知り、その驚愕の事実に脳内妄想フル稼働。コンテストで入賞してサンプルゲーム作るぜ! あわよくば就職するぜ! というわけで、Aコンに応募しました。結果はビデオ審査すら通らず惨敗。

そしていよいよ「RPGツクール95」の登場。やっとパソコンを入手することが出来ていた私は、迷わず予約購入(ダンテ98は使わず仕舞いでした)。コンパクが発足し、ソフコンは廃刊に。一児の母となっていたものの、サンプルゲーム製作への野望は健在。投稿先をコンパクに変更し、「RINRIN」及び「ラピスの迷宮物語」の入賞を足がかりに「RPGツクール2000」において念願のサンプルゲーム製作をさせていただき、現在に至ります。

――これを機会に、ゆわかさんに続く主婦ツクールユーザーが出てくることを期待したいところですね。子育てをしながら何かを創作できるなんて素敵な趣味だと思います。それがゲーム制作で、お仕事にも繋がっているという方はなかなかいませんからね。



■ところで、サンプルゲームの制作依頼が来たときはどんなお気持ちでしたか?

とても嬉しかったです。ただ、「2000」の時と比べると、もっとふさわしいツクーラーさんが沢山いるのに自分でいいのかなって思いました。

――色々なタイプの作り手さんが欲しかったので、良い意味であまり飾らず、なおかつしっかりとした作りができるゆわかさんにお願いしたところがあります。



■では、「RPGツクールVX」を扱ってみた第一印象はいかがでしたか?

なくなった機能も色々あって残念でしたが、全体的に使いやすくて良かったです。



■ゆわかさんは、どのようなことを考えてゲームを制作されるのでしょうか?

うーん…作りたいものを作る…かな。なるべく簡単・シンプルに。ストレスを感じさせないよう心がけてます。でも簡単すぎると歯ごたえが無いので、時々意地悪なことも。

――たまに意地悪な部分を入れておくと、スパイスになっていいですよね。それもまた手馴れた方の作り方だと思います。



■ゲーム制作では、どんな部分を重視するようにしていますか?

見た目重視です。作品全体の統一感を大事にしています。



■今回の作品は、制作に何時間ぐらいかかりましたか?

じ、時間ですか…えーと…多分、120時間くらい?



■個人的にゲーム制作されるときとは違い、締め切りがある状況でしたが、制作時の苦労話などがあればお聞かせください。

結構好き勝手に作らせてもらったので、特にはないですね。もう少し遊びイベントやミニゲームを入れられたら良かったのですが。



■今回の作品の中で、お気に入りのキャラクター、またはシーンを教えてください。

一番好きなのはトーラですね。いろんな意味で強い人にはあこがれます。



■普段作るよりも短い期間だったと思いますが、今回の作品は現時点での実力で判断した場合、100点満点で評価するなら何点を付けたいですか?

80点かな。



■ちなみに今後もまた「VX」で作なら、どんな作品にしてみたいですか?

ほのぼのしたのがいいですね。



■よろしければこれまで遊んだことのある(ご自身以外の)ツクール作品で、好きな(または気になる)タイトルを2、3作品教えてください。その理由もお願いします。

最近の作品はあまりプレイしてないので、古いのばっかりですが…「シルフェイド見聞録」、「狛犬」、「他人の家」…とかですね。
「シルフェイド見聞録」は、シュールというのかな、ギャグのセンスがすごいですね。ギャグにしては容姿の整ったキャラが多いのもいいです。「狛犬」は、ほのぼのしているのがいいですね。やんわりとギャグ多めで。あまり難しくない探索系が好きです。戦闘が苦手なので無いのがいいです。

※シルフェイド見聞録…SmokingWOLFさん
※狛犬…秋里京子さん
※他人の家…佐藤五三郎さん



■ツクール部署から聞くのも何ですが、ゲーム制作を依頼されるための秘訣があるとしたら、それはどんなことだと思いますか?

主に、コンテストの入賞経験や知名度…話題性? 他には…うーん、作品数かな。
完成作品が多いっていうことは、完成までの時間も何年越しとかじゃないわけで、期日までに完成させられる可能性が高いって事だし、依頼する側も安心感みたいなのがあると思います。
情熱とかもあればよいかも。言葉にするのではなく、そういう意気込みは作品に何かしら感じるのじゃないかと思います。
後は…ツクールオンリーじゃない方がいいのかな? 色んなツールに触れている人の方がよい気がします。プログラム関連の知識があると有利かも。
横の繋がりも大事かもしれませんね。人をひきつけるものを持っているってことだし、コミュニケーションも適度にできるってことですから。

――”完成作品”というのは重要でしょうね。完成作を見て、生み出される作品から作者のスタイルを見るところが大きいです。それと作品数が多い人は、作成に対する時間配分が見えているところがあるので、会社としてはスケジュールを守っていただけそうな人は依頼しやすいところもあります。やはりお仕事となってしまうと、期日を厳守できるかどうかを考えてしまう面がありますからね。もちろん作品が第一ですけれど。入賞経験はあったほうがより安心して頼みやすい部分でもあります。



■では最後に、「RPGツクールVX」で初めてゲーム制作に取り組む方も多いと思いますが、そうした方へ、何か制作のコツや応援のメッセージがあればお願いします。

なぜゲームを作るのかは人それぞれだと思います。目標があるのでしたら、それに向かって頑張ってください。

――ゆわかさんからこうして長くコメントしていただけるのは貴重ですね。今日はありがとうございました。



※「ファミ通.COM 無料ゲーム」でダウンロードできる、ゆわかさんの作品。(2008年1月現在)

・RPGツクール95作品
「RINRIN」

・RPGツクール2000作品
「たのしいもり」


投稿者 ツクールスタッフ : 2008年01月18日 20:53

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