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川島流ゲームの作り方(10) 「仲間キャラの作り方(4)」 【初心者⇒中級者ステップ編】

2008年01月23日

kawasihma.gifこんばんは、アーツ川島です。

仲間キャラの作り方について、昨日の続きです。


■性格の異なるキャラクターは作るのが難しい?

前記事にて、考え方や性格の異なる仲間を登場させればいいというお話をしましたが、シナリオ作りに不慣れな方にとって、”主人公と逆の性格”というキャラクターは、登場させることができたとしても、その後の動かし方が難しいものです。
なぜなら主人公とその仲間の2人分を、作者の頭の中で作者自身が演じなければならないからです。これ、言っている意味がわかるでしょうか?

要するに作者が1人2役、いえ、仲間がいればいるほどその人数分を演じることになるということです。


漫画でも小説でも良いですが、正義感のある主人公と、とても憎らしい敵の両方をなぜ1人の作者から生み出すことができるのか不思議に思ったことはありませんか?

視聴側からすれば、個々のキャラクターが作品内で役を演じているのが見えます。しかし実際にそれが生み出されるのは作者の脳内。…当たり前のことですね。傍からは目に見えないものの、”作者は脳内で色々な人間を演じている”ということを知っておいてほしかったのです。
”別の人間を演じる”というのは、慣れていない人には難しいことかもしれません。ですがこれは創作の基本でもあります。


実のところ、創造力が養われている(シナリオ派の)方は、この”異なる人格創造”がすんなりと行なえます。それも複数人を同時に管理できるほど。これが、”物語が浮かんでくるのでそれを形にしたい人”が持つ能力の1つです。
”シナリオは浮かばないけれど何か作ってみたい人”との大きな違いです。そのため、創り出すことに慣れていない方の作品では、”主人公と同じ思考の仲間ばかり”という状況を生み出してしまうのは仕方のないことかもしれません。

慣れていない人に創造力をすぐに養えといっても、そう容易くできるものではありません。創造に長けている人とそうでない人とでは、根元にある感性が異なるのです。創作が苦手だと感じる方は、そこに大きな違いがあることは認識しておきましょう。


だからといって諦めることはありません。その能力は先天的なものではなく、後天的に養える力なのです。よって時間はかかるかもしれませんが、努力次第でいくらでも身につけられ、成長させることが可能です。

余談ですが、あるレベル以上は先天的な感性も必要になります。たとえ後天的に育てられるものでも幼少時代に養うことで生み出される感性などもあり、すでに手遅れで身につけられない部分もあります。ですがそれはもっと上のレベルの話なため、初心者の方は特に意識する必要はありません。


では、”シナリオは浮かばないけれどゲームが作りたい人”が、短期間で生き生きとしたキャラクターを作り出すにはどのような方法があるのか。
それは次回で語ることにします。


投稿者 ツクールスタッフ : 2008年01月23日 19:34

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