


- M9:燃えよ!闘え!イヤー・オブ・ザ・ドラゴンへの道!!
- M8:ほとんどスカILLム! タムリエル奇人変人決定戦!
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The Elder Scrolls V: SKYRIM冒険譚
M8:ほとんどスカILLム! タムリエル奇人変人決定戦!
GOREROTTED!!!
日本全国のスカイリム住人の皆様! お待たせいたしました! 今回もいよいよ筆者のプレイ日記ブログ最大の名物「奇人変人大集合!」の時間がやってまいりましたよ! 以前連載していた『Fallout』シリーズのブログでもお馴染みですが、核戦争後のアメリカ合衆国も内戦状態で無政府状態のタムリエルも、「人心荒れ果てる」という意味では同じ状況。エクストリームな思想信条で生きる孤高の人は、いつの時代でも必ず存在するんです。今回は、筆者が冒険中に遭遇した、控えめに見てもちょっとアレな人たちについてレポート! 出会ったところで友達になるか、それとも敵対するかはプレイヤーの自由ですが、この凍てついた大陸に、どんだけ偏屈な連中が隣り合わせに住んでいるかを知るだけで、ご近所トラブル発生の確率は減少するハズです!
スカイリムの地を放浪して8週間目。幾つか途中で放り投げたクエストを思い出し、任務を遂行したりしなかったりしながら、いい加減荷物が重くなり、従者に「これ以上持てませんよ、ダンナ」と愚痴をこぼされる前にホワイトランの自宅に戻ることにした筆者の分身Varg。
自宅に戻り収穫品の整理をしていたところで、商店街の中心部にある居酒屋に呼び出された。こんなボヘミアン野郎に何の用があるのか知らないが、迷惑な話である。だが、もしかするとウマい儲け話かもしれない。クエストでスタミナ、気力ともに消耗しており、ここは酒でも呑んで心身共に回復させるのも悪くない……。あの居酒屋には、ちょっと色黒だが可愛い給仕のチャンネーがいたよな……酔ったふりして尻でも撫でてやるかね……。
なんて下心剥き出しで居酒屋に向かうと、店の前で酔っぱらいの親父にビールが欲しいとせがまれる。
「わかった、わかった。1本かっぱらってやるよ」と安請け合いしたまでは良かったが、残念ながら手渡すのは別の機会になりそうだ。なぜなら俺はこの居酒屋で、とんでもない挑戦を受けるハメになるからだ。
店に入ると、そこには俺を呼び出したと思われる黒装束で赤ら顔の親父が1人呑んでいた……。
この経緯については第6回目の怪奇現象編でもお伝えした通りだが、親父のプロフィールについては、敢えて触れなかった。この赤ら顔親父の名前はサム・グエヴェン。ヤツの真の目的は、紛失した杖を俺に探させることだった。そのためだけに地の果てにワープさせられ、教会の掃除を手伝わされ、ジャイアントに誘拐された羊を命がけで救出し、魔術師の巣窟となったモルブンスカーの廃城で3回死んだ。
それでもなんとか杖を取り戻すと、タイムトンネルみたいなポータルを通り抜けて“霧の森”とかいう亜空間に放り出される始末。おまけにこの霧の森、用事も無いのに侵入すると二度とシャバに戻れないというオマケ付きである。正直いって、二度と呑み比べなんかしたくない。読者諸兄も、うまい儲け話や甘い誘いには注意しよう。
うまい話といえば、博物館の件。「ドーンスター博物館の招待状」である。北の果てにある街に、奇妙な博物館があるのを知ったのは、街で手渡された招待状からだった。プレオープン期間ということで入場は無料らしいが、過去の遺物を見学するには遠すぎる場所にある。とりあえず馬車タクをチャーターして博物館に向かうと、案の定クエスト依頼だった。どうせそんな話だろうと思ったよ。
館長のサイラスはタムリエルでは1、2を争うコレクターらしく、館内は狭いが確かに価値のありそうなアイテムが色々と飾られている。しかし依頼の内容は問題だ。
「カミソリの破片を集めるだけの簡単なお仕事です」だと? 日当100Gでもワリに合わない仕事だとは、依頼された時は気づかなかった。おかげで俺は、とんでもない強敵と対峙するハメになり、サイラスに対する恨みを募らせた。
「次に会った時は絶対ブッ殺す……!」
で、どうなったかって? もちろん、悪魔に魂を安売りした俺は、予定通り行動させてもらった。おかげで素晴らしい切れ味のカミソリもゲットできたしな!
こちらの予想を裏切る変人たちの行動で、最も奇怪だったのは黒魔術に勤しむガキだ。独自の呪文を唱えながら死体にナイフを突き立てる子供の姿を目撃したら、さすがの悪魔崇拝主義者の俺もドン引きである。しかしこのガキ、立派なクエスト依頼者なので無視するワケにもいかない。何がそんなに憎いのかワカランが、浦見魔太郎を彷彿とさせる存在感、嫌いじゃないね。むしろ好き。おじさんと一緒に旅しないかね? ダミア〜ン!!
旅といえば、間欠泉が湧く地域を放浪していた時に出会った女ハンターは大胆だった。ヌルい鉱泉が沸き出す土地にテントを構える1人の女。月夜の晩に何をしているのかと思えば、おもむろに服を脱ぎ出して温泉に浸かり始めた! 血みどろの戦いに明け暮れた俺にとっては眼福の時であり、こんな光景は11PMの「秘湯の旅」コーナー以来である。しかし、なんだってこんな山奥の鉱泉に1人で浸かっているのか? バトルロイヤルの陰謀にハマって骨折でもしたのか? だとすれば悪役仮面アズテカの助言で、この温泉の存在を知ったのか?(マニアックなネタでスイマセン)
とにかく荒野を彷徨っていると、こういう行動原理のよくわからない人に出会う確率がアップする。
行動原理のよくわからない人といえば、ホワイトランの中心でタロスへの忠誠を叫ぶオッサンである。このオッサン、日が昇ってから沈むまでの間、ひたすらタロス像の前でアジテーションを繰り返しており、かなりうるさい。さすがに自宅の中までは聞こえてこないので安眠は妨害されないが、同盟団の詰め所に近いので耳障りこのうえない。そういえば『Fallout 3』のメガトンにも、こういうオッサンいたよね。そう考えると懐かしいが、とにかくうるさいことには変わりない。いつか絶対ブッ(以下略)。
うるさいといえば、ものすごくうるさい“犬”がいる。鳴き声がうるさいのではない。その犬はなんと人語を話すのである!
犬の名前はバルバス。「人語を話す犬」という時点で、高橋よしひろ先生の犬マンガを彷彿とさせるが、バルバスの企みは人知を超えていた。最初は面白がって連れて歩いた俺だが、バルバスの案内する先々でトンでもないトラブルに巻き込まれる始末。おまけにバルバスの強靭な肉体は、レベル35の俺の体力を軽く凌駕する。こうなると犬だからって呼び捨てにはできない。幾度となく危機をバルバスに救われた俺は、リスペクトを込めて「バルバスさん」と呼ぶようになり、いつの間にか主従関係が逆転していることに気づくのだった……。
ここまで、タムリエルの地で出会った様々な奇人を紹介したが、実際のところは一部を紹介しただけに過ぎない。こうしている今も、タムリエルには奇妙な人間や集団が昼夜関係なく徘徊している。その中でも極めつけの超変人といえるのが“シセロ”だ!
ヤツに最初に出会ったのは、ホワイトラン近くの農場だった。棺桶を運搬する馬車が立ち往生し、踊りながら困るという奇怪な行動のシセロを見て、思わず話しかけてしまったのが運の尽き。おどけたシセロの表情に見入られた俺は、彼の馬車を修理できるように計らってしまう。それが、恐るべき地獄の釜のフタを開ける行為であることも知らずに……。
このシセロ、実は先ほど紹介した黒魔術のガキと深く関係がある<闇の一党>の中心人物だったりする。<闇の一党>とは、カルト教団とテロ組織が混じり合ったような厄介極まりない存在であり、壮絶なまでに残虐非道なクエストを依頼する恐るべき集団である。だが、俺はそんな連中が大好きだ。仲間になるよ!シシス万歳!
こうして俺は、シセロと知り合ったばかりにタムリエルの地を混沌と破壊に導く組織の一員に成り下がった次第。「闇の一党永遠なれ!」を合い言葉に、殺し屋家業にせいを出す日々も悪くない。冥府魔道!
と、威勢のいいことを書き飛ばしたが、最後に1つだけ注意がある。闇の一党関連クエストは、本気で胸クソが悪くなる依頼が目白押しなので、そのへんに耐性の無い良心的なプレイヤーは引き受けるべきではない。決して興味本位でシセロに近づかないこと。平和な人生を望み、タムリエルを本気で救いたいのであれば、闇の一党とは関わるべきでないと、忠告しておこう。
そして最後にもう一度だけ書く!
「闇の一党よ、永遠なれ!」
次回:『燃えよ!闘え!イヤー・オブ・ザ・ドラゴンへの道!!』
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