羽生蛇村日報
羽生蛇村日報 第14報 - 記憶に残る美しさ
こんばんは。時計じかけ豊田です。訪れていただき、ありがとうございます。
『SIREN: New Translation(サイレン ニュー・トランスレーション)』の魅力をお届けしていく当ブログ。今日はエピソード12のプレイリポートをお届けしていきます。いよいよ最後のエピソードです! 0時からプレイを開始して3時にリポートをお届けするのも今回で最後です!! 皆さん、心の準備はできてますか? では、さっそく始めたいと思います。
エピソード12CHAPTER2。時間は“8月5日/02:14:02”。場所は“屍人ノ巣 中枢”。操作キャラクターはサム・モンロー。終了条件は“真相へ到達”です。ずいぶん漠然とした終了条件ですが、ある意味とてもしっくりくるひと言ではないかと。真相を知ることは本作のユーザーにとって、もっとも重要なことかもしれませんし。あ、操作キャラクターがサムということには驚きました。てっきり犀賀だと思っていたので……。さすがは学者。謎の解明はお手の物……ということでしょうか。相変わらず話が逸れてしまいました。え〜、スタート地点はエピソード7CHAPTER4と同じく、ボンネットバス脇から始まります。エピソード7で訪れたときと決定的に異なるのは、怪力屍人が追跡してくるということ。上粗戸隧道方面から怪力屍人が侵入し、サムの目の前に立っている状態でスタートとなります。わ、いきなりガードレールらしきものを投げつけてきた! 怖ぇ〜。というわけで、スタート直後は怪力屍人の右脇を通り抜けるようにダッシュ。ボンネットバスに乗り込み、熊蟲堂方面へ……って怪力屍人がバスを揺らすこと火のごとしです。あ、でもバスの中にいる限り、怪力屍人から攻撃されることはありません。よし! この隙に怪力屍人を注視! ふむふむ、こういう造形なのか。よし、視界ジャックもしとこう。蜘蛛屍人2体のほか、小屋の中のような場所にベラらしき人物が隠れていることが判明! ベラの視界をジャックすると「集話民村蛇生羽」という本が置いて……あ、「羽生蛇村民話集」か。視界ジャックに夢中になり、怪力屍人に揺られながらいつのまにか民家へと移動していたわけですが、落ち着いてバス出口右側にあるスパナを入手。そのまま熊蟲堂前へと移動します。と、ここでムービーが流れ、ベラが逃げていく姿が映し出されます。なるほど、そこにいたのね。扉をくぐって中に入り、ひとしきり屋内をチェック……し終えたあと、扉で待ち構えていた怪力屍人につかまってゲームオーバーに。……油断しました。リスタート後、怪力屍人が左手を伸ばし終えたあとの隙を突いて屋内から抜け出し、熊蟲堂脇にあるドラム缶から屋根の上へ。テレビのある部屋を通って奥へ進み、扉を開けて……って、ねじ鍵がかかってるよ! ……まんまと怪力屍人に追いつかれて2度目のゲームオーバー。う〜ん、何度か試したのですが、熊蟲堂のドラム缶を上ったあと、ダッシュでねじ鍵の扉前へ移動し、すぐにねじを回さないと怪力屍人に追いつかれちゃいますね。ねじを回す際に追いつかれてしまった場合は、熊蟲堂脇のドラム缶まで戻り、怪力屍人を陽動しないときびいかと。扉を開け、ハシゴを上ったところでCHECK POINT通過となり、ひと安心。ダラダラしていると怪力屍人に追いつかれると思い、このあとは基本的にダッシュで先へと進むことに。蜘蛛屍人に見つかりながらも右手の通路を進み、自動販売機を押して蜘蛛屍人の侵入を阻止。怪力屍人を右手に見ながら、BARBERフジミ前を通過して一気に火の見櫓前へ。ふう、どうやらここまでは怪力屍人は追ってこないようです。……あ、先回りしているのね。視界ジャックで怪力屍人の位置を確認してわかりました。火の見櫓を上った先の場所で怪力屍人が徘徊しています。ん〜、行くしかないかぁ〜。意を決してハンマーを拾い、火の見櫓の上へ。すると小目的に新たな項目が追加されました。え!? “「怪力屍人」をアンテナで攻撃”ってどういうこと? 「どうしよう?」と考えながら屋根の上を移動していると、画面に”アンテナを拾う”の文字が! なるほど!! 屋根の上にあるアンテナを拾って投げられるのね。右スティックで狙いを定め、怪力屍人目がけてアンテナを投擲! ……はい、大ハズレです。アンテナは弓なりに飛んでいくので、怪力屍人との距離が離れている場合、上に向けて投げないと当たらないんですね。さ〜て仕切り直し……って怪力屍人ちょっと待て! バンバン物を投げすぎだって!! イテテテテ! オイッ! ポスト投げるのは反則だろ! またゲームオーバーだよ!! ……何度かやり直してわかったことを。まずは火の見櫓頂上から右に90度向き、隙間を飛び越えて向かいの屋根へと移動。すると3本のアンテナがあるので、拾って怪力屍人へ投擲。はずれた場合は、そのまま屋根づたいに進むと5本のアンテナがあるので安心です。また、アンテナを拾って構える際、R2ボタンを押して視界を広げ、怪力屍人が物を投げつけるときの隙を狙ってアンテナを投げるのが効果的です。アンテナは拾ったあとになくなってしまいますが、心配はご無用。その場から一定距離以上離れてから戻ると、アンテナは復活しているので再び拾えます。アンテナを3本当てることができれば、ムービーが流れて怪力屍人との戦いに決着がつきます。まあ、本当の死闘はこのあとに待ち構えいたわけですが……。
ムービーが流れたあと、狩猟用散弾銃が目の前に落ちてくるので迷わず入手。残弾は30発。表示された目的は“ベラを護りきる”。わかってますとも、護りますとも。小目的は“「蜘蛛屍人」の一掃”。十分な火力ですから、余裕で一掃できますから。「よし来い!」と銃を構えて待っていると、ベラが襲われてあっという間にゲームオーバー。……ベラも護れず、蜘蛛屍人も倒せませんでした。すいませんっシタ! 気を取り直してリスタート。さきほどよりも積極的に蜘蛛屍人を狙撃していると、数の暴力が僕に襲いかかります。「蜘蛛屍人、何体いるんだよ!!」。夜中、編集部にこだまする絶叫……。サムは何度死んだのだろう? ベラは何度叫んだのだろう? 僕は何度サムの甲高い悲鳴を聞いたのだろう? 駒鳥を殺したのは誰なのだろう? ……いや〜、こんなにゲームオーバーを経験したのは数年ぶりですね。たしか5年ほどまえに『SIREN』というゲームで経験して以来……という感想はさて置き、何度も死んで得た情報をまとめましょう。ベラがいる場所は煙突横の2階部分。蜘蛛屍人が近づかなかった場合はちょっとずつ前進し、“十尺シャツ”の看板上部分まで進みますが、合流するのは不可能。また、襲いかかってくる蜘蛛屍人は合計6体。撃退後、最初は約10秒ほどで復活。2回殺すと復活しなくなります。ただし、ソル蜘蛛屍人は3回殺すまで復活してくるので要注意。5体の蜘蛛屍人は最初ベラを目指して移動を始めますが、5体のうち1体でも攻撃されるとサムに襲いかかってくるか、富三たばこ店付近へ移動して待機します。とはいえ、一定時間が経過すると再びベラを追いかけ始めるので注意が必要です。ちなみに、ソル蜘蛛屍人は執拗にベラを狙って行動するため、どの蜘蛛屍人よりも優先して攻撃しなければなりません。さらに、「蜘蛛屍人の一掃」とは必ずしも蜘蛛屍人6体を復活しなくなるまで倒すことを指しているのではなく、6体が同時に倒れている状態を作り出せば問題ないということをつけ加えておきます。つまり、すでに倒した蜘蛛屍人が復活するまでのあいだに、残りの蜘蛛屍人を倒せばいいというわけです。以上のことを踏まえたうえで、つぎのように行動するのがオススメ。まず、右側の壁から下りてくる蜘蛛屍人2体とソル蜘蛛屍人を撃ち殺します。その後、180度振り向いて、逆方向から向かってくる蜘蛛屍人を狙撃。蜘蛛屍人がやってこない場合は、富三たばこ店周辺をチェック。集まっているところを一網打尽にしましょう。このあと、狩猟用散弾銃を拾った場所へ戻り、復活した蜘蛛屍人2体とソル蜘蛛屍人を撃退。再び振り返って蜘蛛屍人3体を撃ち殺すことができれば、終了条件達成となります。まあ、これは運がよければの話です。正直、確実にクリアーする方法はありません。蜘蛛屍人の数が6体と多く、ランダム行動を取るため、撃退パターンを作れないからです。基本的には狩猟用散弾銃を拾った場所から動かず、右手からやってくる蜘蛛屍人2体とソル蜘蛛屍人を屋根の上にいるうちに撃退できれば、高確率でクリアーできると思います。また、頭を狙って狙撃しないと倒すまでに数発必要となるので、必ず頭を狙うことをお忘れなく。それにしても時間がかかりました。まあ、クリアー方法を確立させたいという欲求を満たすため、終了条件を達成させたあともプレイをやり直していたからなんですが……。このプレイリポートが少しでも皆さんのお役に立てばと願いつつ、最後のCHAPTERへと参りましょう。
エピソード12CHAPTER4。時間は“8月5日/03:33:33”。場所は…………と、詳細を述べるのはやめますね。ぜひ皆さんご自身の目で観て、耳で聴いて、心で感じてください。最後に訪れる場所はとても美しいところです。最初にプレイしたときは、「万華鏡の中に入ったような美しさだ」と感じました。この感覚は、まさにゲームだからこそ感じられる独特なものだという確信があります。物語も結末を迎えますので、これまで点であったものが線になり、絡み合っていた糸がほぐれる感覚を味わってください。蛇足になるかも知れませんが、最後にひとつだけ解説を。このCHAPTER内で「俺はダンテではない。ベアトリーチェの導きは期待できない」というセリフがあります。ここで語られているダンテとは、イタリア出身の詩人、ダンテ・アリギエーリ作の叙事詩『神曲』の主人公、ダンテを指しています。また、ベアトリーチェとは『神曲』でダンテを導く永遠の淑女の名前です。煉獄の山頂で出会うダンテとベアトリーチェ。ベアトリーチェの導きにより、天界、そして遊星の天を巡って至高天へと昇り、ダンテは天上にある純白の薔薇を見ます。そして、この世を動かすものが神の愛であると知るのです。補足ですが、作者であるダンテ自身、ベアトリーチェという名の女性と出会い、恋焦がれていました。『神曲』は24歳にして夭逝したベアトリーチェの死を悲しみ、彼女を永遠の存在として詩の中で賛美していくことを誓って執筆されたもの。つまり、ベアトリーチェがいなければ、『神曲』は誕生しなかったのです。『神曲』の中、そして外でもダンテを導いたベアトリーチェ。彼女の導きが期待できないとするならば……。あ、ちなみに僕も多くの方の導きによって、このブログを執筆させていただいています。僕の稚拙な文章を楽しみにしてくれている開発チームの皆さま。そして、毎日訪れてくれた読者の皆さま。いままで本当にありがとうございました。支えてくれたすべての方への感謝の気持ちで胸をいっぱいにしながら……と、ブログ最終回的なノリですが、まだまだ続けていきますので、もうしばらくお付き合いくださいね。明日以降は企画ネタを交えながら『SIREN: New Translation』の魅力をお伝えしていきたいと思います。開発チームのご協力をいただき、本ブログでしか見ることができない充実の内容に仕上げていきますので、お見逃しのないように。……すいません、お伝えし忘れていたことがもうひとつ。皆さんもうご存知だとは思いますが、本作の発売を記念して、7月24日から27日までの4日間、渋谷のギャラリーにて“SIREN SECRET MUSEUM”が開催されます! 『SIREN』シリーズの軌跡を振り返る貴重な制作資料の数々に加え、アーカイブや衣装などを展示。また、秘蔵映像の放映や“羽生蛇村MAP”の配布など、ここでしか見られない&手に入らないものが目白押しです。入場は無料。さらに、先着500名様に『SIREN』シリーズの厳選ビジュアルを散りばめた特製ポストカードがプレゼントされるというのだから、ファンにはたまりません! 公式サイトに詳細と会場の地図が載っているので、いますぐ確認してみましょう!! もちろん僕も行きます! 皆さんに会場でお会いできることを夢見つつ、今日はこの辺で。ではまた明日。
時計じかけ豊田
ファミ通プロジェクトマネジメント編集部デスク。長くてよくわからない部署名だが、週刊ファミ通および姉妹誌にて"ファミ通チョイス"というマークが入っているタイトルを専属で担当する遊撃隊的部署のことらしい。編集歴10年。頭のネジがちょっぴり抜けている『サイレン』シリーズが三度のメシより好きな編集者。
