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『グランド・セフト・オートV』3人の主人公を取り巻くエリアや登場人物などが明らかに!
2013.07.18

Text by Mask de UH

 発売日も決定し、あとはその日が来るのを待つだけという状態になった『グランド・セフト・オートV』。最新のゲームプレイ動画を観て、リリースが待ち遠しくて今から不眠症になったり、思わず『GTAIV』を起動して運転技術が衰えてないか確認してる人は決して筆者だけではないはず。
 そして今回は、マイケル、フランクリン、そしてトレバーを取り巻く新たな登場人物が判明。さらに『GTAV』で初登場となるロス・サントスの新エリア、広大なマップでの活躍が期待される新たなVehicle(ビークル=乗り物)について報告したい。まずは新エリアの解説から始めよう。


詳細が判明した3人の主人公それぞれの“地元”

●ROCKFORD HILLS(ロックフォード・ヒルズ)
 「ヒルズ」という言葉にはセレブ感がある。六本木、表参道、そしてロックフォード。元銀行強盗のマイケルが暮らす豪邸があるエリアが、ロス・サントス屈指の高級住宅地“ロックフォード・ヒルズ”だ。
 街の高台にあり、日当り良好でインフラも整い、道路は綺麗に舗装されて治安もバッチリ。いわゆるロサンゼルスの“ビバリーヒルズ”をモデルにしているエリアで、何百坪もある豪邸が無数に建ち並び、テニスコートにプール完備。住人たちのヨガやジョギングやサイクリングに興じる余裕たっぷりな暮らしぶりが、他のエリアとの差を際立たせている。
 マイケルはこのロックフォード・ヒルズで妻と2人の子供と共に暮らしている。元犯罪者らしからぬ優雅な暮らしぶりの裏には、司法取引に応じたマイケルが警察組織と結んだ非公式の証人保護プログラムがある。しかし、何不自由ないはずの生活を手に入れたのに、マイケルの周囲は問題だらけ。「こんなはずじゃなかった……」というマイケルの心の叫びが聞こえてくるのだった。

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▲テニスコートやプール付きの高級住宅地、それがロックフォード・ヒルズ。そこに住むマイケルは、これまでの金も名誉も失ったどん底主人公の系譜からは異なる人物だ。しかし、優雅な暮らしイコール男の幸福とは限らない。刺激だらけの過去へと帰ろうとするマイケルがそれを証明している。

●SOUTH LOS SANTOS(サウス・ロスサントス)
 ストリートギャングが蠢き、舗装はヒビ割れペンペン草が生え、シャッター商店街が並ぶグラフティだらけのダウンタウン。それが、フランクリンの暮らす“サウス・ロスサントス”だ。
 ロックフォード・ヒルズと比較すれば、その差は歴然。昼夜を問わず強盗やギャング抗争が勃発するこの土地と人生の成功者たちが住まうロックフォード・ヒルズとは、天国と地獄ほどの差があるだろう。この街でのサクセスを追い求めるにはリスクが高すぎる。死なずに金を儲ける方法を模索するフランクリンにとって最大の目標は「街を出る」ことなのだ。マイケルとの運命的な出会いを果たし、彼はそのチャンスを掴むことになる。
 サウス・ロスサントスはロサンゼルスのダウンタウンをモデルにしたエリアで、ゲーム中でもその危険な雰囲気がバッチリ漂っている。メキシコ系移民やアジア系、アフロアメリカンなど住人はアングロサクソン系以外で構成されており、治安が悪いというよりは犯罪が多すぎて警察の対処が間に合ってないエリアである。ここで生き残るのは、確かに生半可な根性では無理そうな反面、コミュニティの結束が強く地元愛に溢れるエリアでもある。BOYS ON THE HOOD!!!

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▲『GTA:サンアンドレアス』を思い起こさせる有色人種のゲットータウン、サウス・ロスサントス。フランクリンはここでギャングとして成り上がって死ぬのではなく、マイケルたちと組むことで、生きてここを抜け出すことに賭ける。

●SANDY SHORES(サンディ海岸)
 みんなの大好きなトレバーが住んでいるのは、高級住宅地でも無ければダウンタウンでもありません。彼が住むのはロス・サントスの市街地からウンと離れたド田舎エリアの“サンディ海岸”。広大なローカルエリア“ブレイン郡”の砂漠にほど近い、荒れ果てた一角にあるトレーラーハウスこそ、トレバーの地元だ。
 ブレイン郡およびサンディ海岸周辺は、およそ高層ビルや豪邸とは無縁。砂埃を巻き上げる一直線の道路、野生動物が出没する河川敷、切り立った険しい山々に挟まれたカントリーサイドであり、一見するとのどかな光景にも見えるのだが……。
 ホラー映画の金字塔『悪魔のいけにえ』でも描かれている通り、アメリカの片田舎は一見牧歌的でも、そこに住んでいるのは都市の常識からかけ離れたブッ壊れた人だったりするという恐怖がある。トレバーは、そんなアメリカン・カントリーの狂気を具現化した存在なのだ。ブレイン郡にはトレバー以外にも、大都会では決して出会わないようなイカレた人々が暮らしている模様。ある意味、ロス・サントスよりもエキサイティングなエリアと断言できるだろう。ちなみにトレバーは、このサンディ海岸エリアで「トレバー・フィリップス・エンタープライズ」なる店を経営しているようだが、業務内容は真っ黒だったりする。

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▲むき出しの大地と寂れた町。サンディ海岸はトレバーの心象風景をそのまま映しだしたかのような荒廃した土地だ。成功とも、ストリートライフとも異なるもうひとつのアメリカ。そこには、都市とは異なる論理で生きる人々が住んでいる。

 高級住宅地、下町、そしてド田舎と、過去最大級のマップを誇る『GTAV』に登場するエリアの、ほんの一端が明らかになったワケだが、もちろんまだまだ知らない土地が文字通り山ほど登場するのが『GTAV』のワールド。今後も新たな情報が判明次第、逐一報告したい。

新キャラクター登場! 主人公たちを取り巻く人間模様

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▲これがゲームにドはまり中の金持ちボンクラニート、ジミー。ちなみに今回紹介したようなサブキャラクターたちは、各主人公のトレイラーにちょっとずつ登場していたりもするので、説明を読んだ後で動画を見返してみるのを強くオススメする。

 今回、新エリアと共に明らかになったのが、3人の主人公と関係する家族や友人たちの存在。そもそも3人の主人公自体が一筋縄ではいかない人物像の面々なのだが、それを取り巻く人々も当然厄介者というか問題児というか、なかなかどうして曲者揃い。
 彼らが物語にどのように絡んでくるのか? どの人物もこれまでビデオゲームには登場したことのないようなキャラクターばかりなので、期待半分心配半分。とにかく皆が皆、カタギにゃ見えない連中ばかりなのが非常に興味深いので、早速紹介したい。

●ジミー&トレイシー/元銀行強盗のオヤジを悩ますボンクラ息子&ギャル
 ジミーとトレイシーはマイケルの愛すべき家族……なハズなのだが、ジミーは定職にもつかずオンラインゲームにハマり、若いのに肥えた体には刺青だらけ。いわゆる“ニートのボンクラ息子”そのまんまである。
 一方のトレイシーは遊びたい盛りのギャルで、親の言うことなど聞く耳を持たない。銀行強盗ではプロだったマイケルも家庭内の問題には太刀打ちできないようで、その悩みは深まるばかりなのだが、その原因の一端に2人の子供が関係しているのは間違いなさそうだ。

●ラマー/ストリートライフを生きてきた、フランクリンの地元のダチ公
 フランクリンの親友であり、共にレポマン稼業に勤しむ間柄。全身に彫られた刺青と、カタギには思えない目つきの悪さが、いかにもサウス・ロスサントス出身の男といった感じだ。単なる車両強盗のみならず、ギャングとの黒い関係も噂されているリアルTHUGだが、フランクリンの地元の幼なじみの不良仲間。
 物語ではフランクリンが地元を脱出しようと目論んでいることを「裏切り」と感じているようで、親友でありながらその関係はガラスのようにセンシティブな模様。果たしてフランクリンは彼らとどのように対峙するのだろうか?

●ナーバス・ロン/今日もアンテナ感度良好な、ほとんどビョーキのご友人
 トレバーの暮らすトレーラー・ハウスの隣人にして、「神の声」を受信して誇大妄想的な発言を繰り返す、いわゆる「アブナイ人」もしくは「電波系」。
 ナーバスというニックネームが示す通り神経質な男らしく、トレバーの親友でありつつも、その実トレバーのことを恐れているとか。砂漠に住んでいるのもハルマゲドンを恐れてのことなのか、今日も彼は手元のラジオで空から降ってくる何かを受信しているのだった。

 主人公3人の周辺を固める魅力的かつ曲者だらけのキャラクターたち。彼らがどのように物語に絡み、エピソードを彩るのか期待と不安が高まるばかり。早く彼らに会いたいと思っているのは、筆者だけではないハズだ。

多彩なVehicle(ビークル=乗り物)とアクティビティ

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 GTAシリーズのお約束といえば、「登場する乗り物には何でも乗れる」こと。『GTAV』においては、その振り幅が過去最大級に到達している模様で、エンジン不要の自転車からジェット戦闘機まで、実に様々な乗り物が登場する。
 自転車だけでもマウンテンバイクにBMXにビーチクルーザー、バイクは原付スクーターからオフロードバイクに風と一体化できるナナハンまで。クルマに至っては一体何種類登場するか現時点では見当もつかないが、判明しているだけでもスポーツカー、マッスルカー、ジープ、農業用トラクター、清掃車、大型トレーラー、サンドバギーなどなど、およそアメリカ西海岸で見かけそうな車種は全て登場する。
 おまけにカスタマイズ要素もプラスされ、カラーリングから足まわり、ナンバープレートやエンジン内部まで細かくチューンナップ可能というから恐れ入る。

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▲まさかのドッグファイト!?

 更には空を制する飛行機関連も充実しており、農薬散布用の複葉機から小型セスナ、予告編映像にも登場した戦闘機に、高速を誇る武装ヘリコプターに優雅な空の旅を満喫できる飛行船などなど。広大なマップを一気に移動できる航空機は、『GTAV』にとって欠かせない存在だろう。
 そして海である。モーターボートにジェットスキーは言うに及ばず、今回初登場となる潜水艇も用意されている。マップ構成が海中にまで到達しているだけに、その探索に役立ちそうだ。

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▲海中でどんなミッションが待っているのか?
 もちろん、現時点でまだまだ明かされていない乗り物もあるだろう。全てを乗りこなせる日が来るのが待ち遠しくて、今から不眠症にならないよう注意したい。



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