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ロックスターに聞け! 『レッド・デッド・リデンプション』Q&A
2012.02.16
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 本ロックスター・ゲームス情報局で先日募集した、『レッド・デッド・リデンプション』への質問キャンペーンにご協力いただき、ありがとうございました。ロックスター・ゲームスから早くも回答が帰ってきました。
 さて、ここには掲載しきれないほどのたくさんの質問・ご要望をお寄せいただき、ありがとうございました。続編の要望なども含めて、すべてR★にお送りいたしました。ストーリーのクライマックスに関わる部分の質問も多かったのですが、ネタバレを避けるために回答が難しかったようです。まぁ、あれは最初ビックリしますからね……未見の人はぜひチェックしてみてください。
というわけで質問と回答の内容は[Continue Reading...]から。



質問:『レッド・デッド・リデンプション』を作成する際に参考にした、影響を受けた映像作品などあればお教えいただければ幸いです。
質問:何かこの作品の題材となった実話や小説などがあるのですか?
質問:インスピレーションの源は?
質問:『レッド・デッド・リデンプション』を作るにあたってモチーフにした映画や作品はありますか?

R★:インスピレーションの源は多岐に渡りますが、『ワイルドバンチ』が最高の西部劇だと言うスタッフが多かったですね。『許されざる者』のファンもいました。また、ジョン・ウェインの『ラスト・シューティスト』や『黄金』、 TVドラマの『ロンサム・ダブ』などを何度もチェックしたものです。


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質問:レッドデッドリボルバーとリデンプションのストーリーは繋がっているのでしょうか?
R★:そうですね、確かに物語としての続編ではないですが、前作の魂を継いだ作品と言えるでしょう。『レッド・デッド・リボルバー』の製作の終盤に“西部をテーマにした作品を描くにはオープンワールドのほうが適している”という結論に至り、『レッド・デッド・リデンプション』に繋がったわけですが、前作に直接結びつく要素もありますよ。
それは『レッド・デッド・リボルバー』のキャラクターがマルチプレイキャラクターとして(『アンデッド・ナイトメア』に)追加されたことですね。あと『レッド・デッド・リデンプション』に登場する双子岩のギャング隠れ家は、『レッド・デッド・リボルバー』のセカンドステージをベースに作られたんです。

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質問:なぜ、舞台を1911年にしたのか?
質問:なぜ西部劇を舞台に?

R★:私たちが1911年のアメリカ西部を舞台にした理由は、今までビデオゲームの世界では殆ど取り上げられていなかったからです。20世紀初頭までに西部地方の開拓はかなり進んでおり、むしろ社会的激変の渦中にあった時代と言えますね。1800年代半ばに活躍したカウボーイやガンマン、乗合い馬車などは、すでに過去のものとなりつつあったのです。
この頃は技術面の進歩も目覚しく、武器やコミュニケーション方法、移動手段や薬物療法が一気に発展した時代でもあります。この環境は私たちが望んでいたオープンワールドゲームの舞台として完璧なものでした。多様な人格、複雑な社会、美しい風景に加えて、豊富かつ興味深い武器の数々、あとメキシコで内戦が繰り広げられていた事もありますしね!

質問:先日コンプリートエディションが発売になりましたが、今後DLCにて大幅な追加要素は期待できないのでしょうか?
R★:昨年より配信されている『偉人と無頼漢』と『ハンティング&トレーディング・コスチュームパック』の2本のファン向け無料DLCパック以降、あいにく新規リリースの予定はありません。開発を手がけた「ロックスター・サンディエゴ」は現在、他のプロジェクトに従事しています。

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質問:ストーリーで登場するNPCの多くがイカれてると感じたのですがRockStarのスタッフはみんなこんな感じなのでしょうか?
R★:とてもいい質問ですね、ありがとう!そういう意味ではこの会社はとても恵まれていて、沢山のイカれたスタッフがうろついているので少し味付けをすればキャラクターが出来上がってしまうのです!(弁護士の皆さん、これはアメリカンジョークです。ゲームのキャラクターはすべて架空です。もちろんうざったい弁護士も)

質問:レッドデッドリボルバーの続編として『レッド・デッド・リデンプション』を作る際に、オープンワールドでゲームを作った理由は何か?
質問:オープンワールドゲームが多いですが、オープンワールドならではの制作の苦労を教えて欲しいです。

R★:我々、ロックスター・ゲームスにはとても幸いなことに、『グランド・セフト・オート』シリーズから『ブリー』、『ミッドナイト・クラブ』シリーズ、そして『スマグラーズ・ラン』(国内未発売)と、世界的に高い評価を得たオープンワールド作品を制作してきた豊富な経験があります。また、常にゲーム制作に非常に高いクオリティを求めているため、『グランド・セフト・オートIV』と並べても遜色がない作品を世に送り出さなければならない、という意識で本作の制作に当たりました。
一企業としても、オープンワールド作品にどのような世界観を与え、如何にゲームに落とし込むか、何が楽しくて、どこが上手く機能していないか等、我々は実現すべきことを明確に理解しています。プレーヤーに対し、多様性に富みつつもシームレスな体験が味わえる世界を与え、そこで語られるストーリーを楽しんでほしい、という終わることのない命題に対して、ロックスター・ゲームスのスタッフは多くの経験値を持ち合わせているのです。
オープンワールド作品を作るうえで唯一の“難点”は、そのスケールに見合った多種多様なプロップ(小道具、セットetc……)を用意するのに、多大な労力を必要とすることですが、本当に大変なのは膨大な数のメカニック、環境、挙動、台詞、キャラクター……この一つ一つがお互いに正確に動くようにすることと言えるでしょう。

質問:制作に着手したきっかけ。
質問:このゲームのアイデアは何から生まれたのですか?

R★:我々は常に何かゲームにできそうなアイディアがないか―特に、他のメディアでは成功したが、ゲームでは成功していないネタがないか探しています。この観点から、我々はギャングや卓球、そして学園ものを制作したのです。周りからはワイルドウエスト(アメリカ西部劇)の人気は終わっていると忠告されましたが、そう言われたからこそ、この廃れたテーマから面白くて新しい何かを創造しようという確かな信念を持って、ゲーム制作に望めたのです。

質問:ボニーはどうなったのですか? 結婚したとか、農場を続けたとか? 元気ですか?
R★:ゲームの終盤(某出来事の後)で、ボ二ーが結婚したと市民が会話しているシーンがあります。誰と、までは分かりませんが。
『アンデッド・ナイトメア』の「父親の誇り」というミッションでも、彼女の元気な姿が見られますよ。彼女の父親は別として……。

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質問:PC版の予定はありますか?
R★:『レッド・デッド・リデンプション』PC版を待ち侘びているファンがいることは承知していますが、弊社のPC版発売ラインナップに、『レッド・デッド・リデンプション』は見当りません。この場で言えるのは、技術的、ビジネス的な案件が解決したら、皆様に紹介させて頂くということです。残念ながら、必ず発売しますとはお約束できませんが、その間、PCゲーマーの皆さんには、『グランド・セフト・オート』シリーズや『L.A.ノワール』(英語版)などの作品を楽しんでいただければと思います。

 いかがだったろうか? 次回はとある質問に対するボーナストラックを別途お届けする。

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