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【MHP 3rd】号外 『MHP 3rd』発売日発表に寄せて

 すでにニュースをご覧になっているかと思うが、ついに! 『モンスターハンターポータブル 3rd』の発売日が発表された。でも、まだニュースを見ていない人もいるかと思うので、改めてここで、大々的に報じてしまおう。

『モンスターハンターポータブル 3rd』、2010年12月1日発売!

『モンスターハンターポータブル 3rd』、2010年12月1日発売っ!!

『モンスターハンターポータブル 3rd』、2010年12月1日発売ィィィ!!!

 はあはあはあ。3回言ってやったぞ。

 それにしても、12月1日か……。これまで“2010年年末発売予定”とされていたものが“12月1日発売”になるなんて、開発チームは考えうる最速を実現してくれたってことだ。いまが9月2日なので、たったの3ヵ月後には『3rd』を手にして遊んでいるってことでしょ? いまだ飽きもせずに『2nd G』で遊ばせてもらっている身としては、なんとも浮世離れした夢物語を聞かされているような気分だわ……。

 この12月1日という日付、ピンときた人もいるかと思うが、じつは初代『モンスターハンターポータブル』が発売された日だったりする。5年前の2005年12月1日に、『モンハン』の新たな地平を切り拓くことになる『ポータブル』シリーズの第1作目が産声を上げたのだ。

 初代『モンスターハンターポータブル』はいまでこそ余裕でミリオンを突破している大ヒットソフトだが、発売初週はじつは、11万8317本しか売れていない(ファミ通調べ)。約12万本も売れているのに“しか”ってのもおかしな話だが、『2nd G』が約400万本も売れている現状を見ると隔世の感すら覚える数字である。

 振り返ってみると、5年前の俺はロンリーなソロハンターだった。まわりで『ポータブル』を遊んでいる人がほとんどいなかったので、編集部の片隅で黙々とクックやゲリョスを追い回していたのである(ほんのちょっとだけ河合リエと遊んだ記憶はある)。熱心に遊んでいる遠方のネット友だちもいるにはいたが当時はアドホック・パーティーなんていうステキなシステムはなかったし(つーか、プレイステーション3が発売されてなかった)、江野本ぎずもはモンハンのモの字も知らないような時代だったので(言いすぎ)、協力プレイで楽しむ環境を構築できなかったのである。

 そんな中で唯一、たまに飲みにいく仲間が“狂”がつくくらい熱心な『モンハン』ファンで、『ポータブル』といっしょにPSPも購入してくれた。幸いゲームの進行度も同じくらいだったので、俺たちはたまに会うとここぞとばかりに“灼熱の双璧”(グラビモス亜種2頭討伐)とか“熱風と落雷”(G級キリン2頭討伐)とかとか、ひとりじゃ辛すぎるクエストを受注しまくって、どうにかこうにか前に進んだのである。そして苦労してすべての要素をやり尽くしたころにプレイステーション2版の『2(ドス)』が発売され、これを遊び尽くしたタイミングで『2nd』が発売になり、気がついたら『モンハン』は“国民的”の冠つきで呼ばれるほどの一大フランチャイズに成長していたのである。

 『モンハン』というシリーズが一足飛びに飛躍(……変換1発目に“秘薬”と出た俺はさすがハンター)した最大のきっかけは、まぎれもなく『ポータブル』シリーズだ。顔を付き合わせて同じ目標に向かって突き進む“協力プレイ”というゲームのライフスタイルを提唱し、その楽しさ、心地よさを全国のゲームファンに植えつけた。この功績は、あまりにも大きい。PSPを“戦えるハード”にしたのも、間違いなく『ポータブル』シリーズであろう。キラーソフトと呼ばれるゲームは数あれど、本当にゲーム業界全体に影響を及ぼすほどのパワーを秘めたタイトルはひと握りしかない。『モンハン』はもちろん、とびっきりのキラーソフトだ。

 そんなシリーズの最新作が、12月1日に店頭に並ぶ。こいつはもう、ニュースとか朗報なんていうやさしい言葉で済まされる話ではない。“事件”だ。2010年年末にやってくる“約束された事件”である。

 さて、今回の一報では発売日と価格が明記されているが、そのすぐ後に発信されたカプコンの東京ゲームショウ2010出展タイトルリストにさらなる驚きが記されている。『3rd』がカプコンブースにプレイアブルな状態で出展される……というのは多くの人が予想していただろうが、なんとそこに、驚くべきモンスターの情報がペロッとさりげなく(?)書かれているではないかっ!! そう……!

 黒轟竜・ティガレックス亜種

 デターーーーーッ!!! 満を持して、『2nd』の象徴であり“恐怖”の代名詞的モンスター、ティガレックスの亜種がついに登場しちゃうのだっ!! 「ティガ亜種、『2nd G』で出るのでは?」なんて噂されたこともいまは昔。『ポータブル』シリーズの開発チームは、類稀なるティガレックスという存在を大事に大事に温め続け、ついにこの『3rd』のタイミングで“亜種”の導入に踏み切ったのだ。こいつはもう、ニュースとか朗報とかいう世界ではない。事変だ事変!! いやあ、とんでもないことになってきたぞ……。

 ベールを脱ぎつつある『モンスターハンターポータブル 3rd』。発売までの残り3ヵ月、このドキドキとワクワクが続くとなると心臓がもう2、3個必要になるかもしれない。あーもう、仕事が手につかない……。

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 ようやく編集作業も完了し、あとは発売を待つばかりになった拙著『本日もトッテオキ! 逆鱗日和』。改めまして、カバーはこちら!

 さて、東京ゲームショウ2010に『3rd』がプレイアブル出展されることは上記のとおりですが、せっかくこのタイミングで新刊が発売されるんだし、俺らも何かできないかなぁ……と江野本ぎずもと相談した結果、ちょっといくつか仕込むことになりました。まず第一に、東京ゲームショウに展開されるファミ通ブースとカプコン様の物販ブースで『トッテオキ!』が販売されることになったのです! ありがたや!! そして『トッテオキ!』を購入してファミ通ブースに来てくれた人にはプレゼントをお渡しすることを画策しております。僕もファミ通ブースにはしょっちゅう遊びにいこうと思っておりますので、見かけたらどうぞよろしくお願いしますね! では、東京ゲームショウでお会いしましょう!


投稿者 大塚角満 : 17:41

大塚角満

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週刊ファミ通副編集長にして、ファミ通グループのニュース担当責任者。群馬県出身。現在、週刊ファミ通誌上で“大塚角満のモンハン研究所”というコラムを連載中。そこら中に書き散らした『モンハン』がらみのエッセイをまとめた単行本『本日も逆鱗日和』シリーズ(4巻)が発売中。また、そこからのスピンオフとして別の視点から『モンハン』の魅力に迫る書き下ろし作品『別冊『逆鱗日和』 角満式モンハン学』シリーズも。このブログではさまざまなゲーム関連の話題を扱うつもり。一応、そのつもり。


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