大塚角満の ゲームを“読む!”
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池袋にあるナムコ・ナンジャタウンで“『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村』in ナムコ・ナンジャタウン”というイベントが実施中だ。園内のかなり広いエリアがアイルー一色に染まっていて、あちこちで“モンハンメニュー”が食べられたり、オリジナル缶バッジが当たる“肉焼きガラポン”ができたり、リアル集会所で協力プレイやタイムアタックで遊ぶことができたりする。ナンジャタウンはもともと“ナジャヴ”というネコがシンボルになっている施設ということもあってか『ぽかぽかアイルー村』との相性は抜群によく、アイルー関連施設がまったく違和感なく園内の雰囲気に溶け込んでいるのが見もののひとつだったりする。
そんな“『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村』in ナムコ・ナンジャタウン”に、取材ではなくプライベートで遊びに行ってきた。『ぽかぽかアイルー村』のアシスタントプロデューサーである小嶋慎太郎さんから「いっしょに行きません?」と連絡をもらい、この週末にオトコふたりで、カップルやファミリー層で賑わうナンジャタウンにくり出したのである。
で、9月4日の午後1時すぎに現場に行ってみたわけだが……これが想像以上の大賑わい! 肉焼きガラポンには行列ができてるわ『モンハン』グッズが売られている物販コーナーはファンで飽和状態だわPSPを持った人々でリアル集会所は埋め尽くされているわで、改めて『モンハン』人気の凄まじさを実感してしまった次第である。
そんなコラボゾーンを小嶋さんの案内で見て回り(なんて贅沢)、空いた席を見つけてアレやコレやと『モンハン』がらみのことを話していると、ナンジャタウンの担当の方が園内で販売されているモンハンメニューをつぎつぎと持ってきてくれたではないか! 「せっかくなので、いろいろ食べてみてください」と小嶋さん。ちょうど昼時で腹も減っていたので、俺は「じゃあ遠慮なく!」と言ってホントに何の遠慮もせずに、バクバクムシャムシャと以下のようなメニューを平らげてくれた。
お世辞抜きで、どのメニューも心からおいしかったです。もうちょっと俺が若く、胃で噛むようにいくらでも食えた時代だったら、アイルーMONブラン、伸び〜るフルフルアイス、G級大タル爆弾餃子あたりは撃破しておきたかったなぁ。
俺たちふたりは再び、園内を見回るために立ち上がった。そしてもっとも“モンハン熱”が高そうなリアル集会所に忍び込み、人々がゲームに興じる姿をしげしげと眺める。驚いたことにそこにいる人の6割くらいは女性ハンターで、半数は『ぽかぽかアイルー村』を、半数は『2nd G』の協力プレイに興じているではないか。ナンジャタウンは女性に人気のアミューズメント施設……ということも関係しているのだろうが、女性やファミリー層への広がりを目指して生み出された『アイルー村』のパワーが多分に影響しているのは間違いなさそうだ。
「しっかりと女性やファミリーに訴求できてるじゃないですか、『アイルー村』は」
と俺。『アイルー村』は販売店が入荷数を見誤るほどブレイクしており、現在も全国的に品不足になっている(5日の日曜日にさいたま市の販売店を見て回ったけど、軒並み品切れだった)。
「ホント、欲しくても手に入れられない人には申し訳ない気持ちでいっぱいなんですが……。でも、こういった光景を見たり、たくさんの人が買ってくれているという話を聞くと、やっぱりホッとしますね……」
小嶋さんはそう言って、安堵の笑みを浮かべた。近年のゲーム業界でもっとも“化けた”怪物ソフト『モンスターハンター』初のスピンオフ作品を作るプレッシャーは、やはり並々ならぬものがあったのだろう。そんなソフトの中枢にいる人物から丸裸の言葉を聞き、俺は静かに「うんうん」と頷いた。
それにしても、これだけ多くの人が楽しそうに協力プレイやタイムアタックに興じている姿を見てしまって、血が騒がないハンターがいるであろうか? いや決していやしない。俺は見えない場所にある“イケないスイッチ”がポチリと押されたのを確かに感じながら、小嶋さんに向かって猫なで声を出した。
「ねぇねぇ、小嶋さぁん」
すると小嶋さんは、キラキラと目を輝かせるヒゲメガネのおっさんを見た瞬間にすべてを察したらしく、「みなまで言うな」とばかりに軽く右手を上げ、俺が言ってほしかった台詞を発してくれた。
「大塚さん、いっちょ我々もタイムアタックに名乗りをあげてやろうじゃないですか。オトナの貫禄を見せてやりましょうよ!」
おおおおっ!! さすがハンター!! さすがモンハン4人衆がひとり!! そっすよね!! ハンターたるもの、この場の空気に触れて何もしないってわけにいかないっすよね!!
というわけで、世界一のガンランサー(笑)×『モンハン』シリーズアシスタントプロデューサーという、即席コンビによる挑戦が始まった。
……引っ張るような話じゃないんだけど、次回に続く(笑)。
大塚角満
週刊ファミ通副編集長にして、ファミ通グループのニュース担当責任者。群馬県出身。現在、週刊ファミ通誌上で“大塚角満のモンハン研究所”というコラムを連載中。そこら中に書き散らした『モンハン』がらみのエッセイをまとめた単行本『本日も逆鱗日和』シリーズ(4巻)が発売中。また、そこからのスピンオフとして別の視点から『モンハン』の魅力に迫る書き下ろし作品『別冊『逆鱗日和』 角満式モンハン学』シリーズも。このブログではさまざまなゲーム関連の話題を扱うつもり。一応、そのつもり。
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