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【MHP 2nd G】第190回 武神の名のもとに、究極(その2)

 なんとなくの思いつきで、ガンランス・ソロでの武神闘宴に挑戦することになった。もしも成功すれば、“モンハンギネス”に登録してもいいってくらいの偉業になるのではなかろうか。この条件での武神闘宴クリアーは、それだけきびしいと言える。
 
 しかし俺は、身の程知らずと言われるかもしれないが、この挑戦に密かな自信があった。「1発でイケるんじゃね?」と思ってしまうほどに。俺は江野本ぎずもにこう吹いた。

「失敗を期待しているかもしれないが、わりとあっさりとイケる気がしてならぬ」

 江野本、顔中が目になったと思えるほど双眸を見開き、素っ頓狂な声をあげる。

「そのナゾの自信はどっから???」

 俺、鼻からバフーと息を吐き出しながらこう言った。

「俺は4頭のモンスターが出てくる“モンスターハンター”を10分残しでクリアーできるほどに成長した。武神闘宴は5頭のモンスターが相手だが、プラスされた1頭は余った10分で屠り去ればよいのだ。これ、余裕すぎてお釣りがくるんじゃね?」

 言われた江野本、しばしの沈黙のあとに「な、なるほど! 確かにそう言えないこともないですね! 世の達人たちは、無属性ガンランス・ソロ・アイテムなし、という条件でもクリアーするそうですから、アイテムを使いまくれば大塚さんでもなんとかなるのかも!!」と言い、最後にぎこちない笑顔の中でこう付け加えた。

「100回くらいやれば、奇跡が起こるかも」

 失礼な。あっさりクリアーしてやるっつーの。

 さて、まずは準備だ。究極の大連続狩猟に挑むのだから、どれだけ入念に練ってもやりすぎってことはないだろう。俺はアイテムボックスと武器庫を行ったり来たりしながら、武神闘宴に挑むための装備を整えていった。

 武神闘宴はご存じのとおり、ナルガクルガ、ティガレックス、グラビモス亜種、ディアブロス亜種、激昂したラージャンというコワ面モンスターがつぎつぎと襲い来る大連続狩猟だ。50分という制限時間でこやつらを仕留めるには、圧倒的な攻撃力を持つ強大な武器が必要である。ガンランスという縛りの中でそれにふさわしい武器を選ぶとなるとかなり候補は絞られてきて……っていうか、ぶっちゃけ俺は攻撃力と斬れ味に優れる“デゼルトスリンガー”でしか対抗できないんじゃないかなと思っている(俺の腕だと、ね)。このクエストの最大の壁となるグラビモス亜種対策に毒属性の“ベナムデパルファン”を持つことも考えたが、やはりここは初志貫徹(?)で、デゼルトスリンガーにがんばってもらうことにした。でも本音を言うと、毛深いルックスがイマイチなデゼルトスリンガーではなく、エンデ・デアヴェルトとか古龍銃槍エンブレムあたりを担いで出撃したいんだけどねえ。

 おつぎは防具。こちらはスキルとして斬れ味レベル+1、見切り+3、耳栓が発動しているいつものモノを着ていくことにした。捕獲することで時間が短縮されるモンスターもいるので“捕獲の見極め”が発動している防具を着ていくことも考えたが、よく考えると俺は捕獲の見極めがついた防具を持っていないので諦めることに苦労はしませんでした。そして持ち物は、閃光玉、音爆弾、シビレ罠、落とし穴、大タル爆弾G、大タル爆弾という使えるアイテム一式はもちろん、閃光玉と落とし穴は調合素材もMAXで持ち込むことにする。これらをフルに使えば、まあどうにかなってくれるだろう。

 さあ準備は整った。ネコメシ食って、さっそく出かけるとしよう。前述のような自信から、ネコのキッチンスキルは「なんでもドンと来い!!」という大海原のような広い心で受け止めることにする。しかしいきなり“ネコの運搬の鉄人”なんていう、おまえちょっと空気読めや的なスキルが発動しやがったので無言でリセット(苦笑)。2回目にして“ネコの体術【大】”が発動したのを見て「わかりゃいいんだわかりゃ」とホクホク顔で喜び、俺はようやく闘技場の人となったのだった。

 以下次回〜!

投稿者 大塚角満 : 12:37

大塚角満

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週刊ファミ通副編集長にして、ファミ通グループのニュース担当責任者。群馬県出身。現在、週刊ファミ通誌上で“大塚角満のモンハン研究所”というコラムを連載中。そこら中に書き散らした『モンハン』がらみのエッセイをまとめた単行本『本日も逆鱗日和』シリーズ(4巻)が発売中。また、そこからのスピンオフとして別の視点から『モンハン』の魅力に迫る書き下ろし作品『別冊『逆鱗日和』 角満式モンハン学』シリーズも。このブログではさまざまなゲーム関連の話題を扱うつもり。一応、そのつもり。


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