大塚角満の ゲームを“読む!”
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第4回角満カップのリポートが、ついに幕を閉じた。これだけの量のテキストとなるとさすがに一気に書ききることができず、イベントが終了してからひと月以上が経過したいまになってようやく締めることに……。参加してくれたアスリートの皆さん、お待たせしてごめんなさい……。
さて、その第4回角満カップだが、観客の皆さんの投票によりタイムが変動する4回戦を除いた結果は以下のようなものだった。
ご覧のとおり1回戦、2回戦、5回戦で茨城フォーが1位を獲得し、累計タイムでも頭ひとつ抜き出てトップとなっている(チームレジェンドのタイムは39分52秒が正しい)。これに、4回戦の魅せプレイバトルの集計結果を換算すると……!
“ドラマ仕立て狩猟”が観客から圧倒的な支持を集めたNAMAZONEがじつに76票(!)を獲得し、“−304秒”の権利を獲得。結果、累計タイムで一気に1位に躍り出た。
しかし、ここで問題(?)が起こった。最後の競技となった5回戦は既報のとおり茨城フォーしかクリアーできず、ほかの3チームはペナルティータイムを加算されることになったのである。ペナルティータイムとは“クエストに失敗したら、その競技の最下位チームのタイムに2分をプラスした記録になる”という取り決めのことで、たとえば5回戦でもしも茨城フォー以外のチームが30分でクリアーしていたら、クエストに失敗したチームは“32分”というタイムになったわけだ。ところが実際は、1位の茨城フォーしかクエストをクリアーしていない。つまり茨城フォーはタイムの面では1位でもあり、最下位でもあるというややこしい状況になってしまったのです(ほかのチームの記録がないので)。総合タイムで茨城フォーを逆転した形になったNAMAZONEではあったが、3オチで終了になった時点でクエストクリアーになっていたとしたら、茨城フォーのタイム+2分に届かなかっただけでなく総合タイムでも茨城を越えられなかった可能性が高かった(あくまでも画面に出ていた時計での判断だが)。結果、
「角満カップ運営事務局で協議します」
ということになり、ステージの裏で選手全員を集めて協議することになったのである。
俺はステージで間をつないでいたのでどんな協議が行われたのかはあとで聞いたのだが、控え室では選手どうしが話し合いを行って、「NAMAZONE優勝のままでいいのではないか?」、「2チームで優勝決定戦を」とうとうの意見、アイデアがいろいろと出されたそうだ。しかし最終的に選手たちは「角満さんに判断してもらうのがいちばんいい」と意見を統一してくれて、それを江野本ぎずもが俺に報告した。
「どのチームが優勝なのかは大塚さんの判断にお任せしたいと選手たちが言っています。“それがいちばん納得できます”って。なので、どうかご判断を!」(江野本)
しかしそうは言われても、俺の一存で優勝チームを決めるなんてことができるわけもなかった。草大会とはいえ、どの選手も真剣に優勝を目指してプレイしてくれたのである。俺はステージの脇に江野本を呼んで、小声でささやいた。
「俺だけの判断で決めるようなものじゃない。なので、観客の皆さんに茨城フォーとNAMAZONEのどちらが優勝にふさわしいか拍手をしてもらって、それで決めよう」
江野本はコクンと頷いてこう言った。「はい! それでいきましょう!」。
そして俺はステージで事情を説明し、より優勝にふさわしいチームに拍手をしてくれるよう観客の皆さんにお願いした。その結果、各勝負で安定した強さを見せた茨城フォーに拍手が集中。これにより、第4回角満カップの優勝チームは茨城フォーとなった!
優勝した茨城フォーの4人にはそれぞれ、俺が夜なべして作ったシルバーのリング、その名も“ゲキリング”を贈呈。いやあ、とてつもなくかっちょいいデザインなので読者の皆さんにもお見せしたいんだけど、写真を撮り忘れたため公開できないんだよなぁ。じつに残念だ。
![]()
▲ゲキリングを見つめる茨城フォーのうれしそうな表情が、この作品のすばらしさを物語っている。
そしてこのあと、すっかり遠い昔のことのようになってしまったが“第1回角満検定”の結果発表を行った。最高成績は、36点満点で35点という高得点を叩き出した女性読者の方! 間違えたのは最終問題の角満vs.たけちーの勝者予想だけという、ほぼ完璧な答案だった。しかし、これを指してMCの佐治は「それほどの角満フリークでありながら、タイムアタック勝負となると大塚さんはまるで信用できねえってことですね!!」と痛烈なコメント。たけちーもこれを受けて「ホントに申し訳ない!!w」と平謝りしていました(笑)。ちなみにこちらの女性には最優秀賞として、ウチのイベントではおなじみのグッズ、サイン入りハンドボールをプレゼント(ニヤリ)。さらに次点のおふたりには大塚角満ファースト写真集『KADOMANIA』が贈られたのでした〜!
こうして、長時間に及んだイベントは幕を閉じました。タイムマネジメントがうまくいかず、反省点が続出したイベントとなってしまったのですが、次回への種まきもできたんじゃないかな……といまは思っています。
たいへんなことは多いけど、読者の方とじかに触れ合えるライブイベントはやっぱり楽しいし、かけがえのない時間を提供してくれます。なので、僕と江野本は毎日のように「こんなことできるかな?」、「こういうアイデアもありますよ!」と次回のイベントに向けたアイデアを出しあったりしているんです。いつになるかわかりませんが、懲りないふたりは必ずまた、こういったイベントを企画するでしょう。そのときをどうかお楽しみに! ありがとうございましたー!
大塚角満
週刊ファミ通副編集長にして、ファミ通グループのニュース担当責任者。群馬県出身。現在、週刊ファミ通誌上で“大塚角満のモンハン研究所”というコラムを連載中。そこら中に書き散らした『モンハン』がらみのエッセイをまとめた単行本『本日も逆鱗日和』シリーズ(4巻)が発売中。また、そこからのスピンオフとして別の視点から『モンハン』の魅力に迫る書き下ろし作品『別冊『逆鱗日和』 角満式モンハン学』シリーズも。このブログではさまざまなゲーム関連の話題を扱うつもり。一応、そのつもり。
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