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【MH】『ただいま! 逆鱗日和』発売記念イベント その3

 第1回角満検定が終了し、いよいよこの日のメインイベントである“第4回角満カップ”の時間となった。これまでにもさんざん書いてきたが今回は全国から選りすぐった4名×4チームを招聘しての“軍団対抗戦”を行う。個性的な彼らのよさを引き出すために演出にもできるだけ凝ろうとイベントプロデューサーの江野本ぎずもと話していた。

 軍団対抗戦と聞いて真っ先に思い出すのは、やっぱりプロレスだ。

 保守派と改革派の激突、ベビーフェイス軍団とヒール軍団の闘争、そしてライバルチームどうしの熱い戦い……。自分たちのプライドを守るために、志を同じくする仲間と手を組んで脅威と対峙するというプロレス的な構図は、昨今のモンハンタイムアタック界に意外なほどよく馴染んだ。とくに、2009年の狩王決定戦で展開された東の軍団と西の軍団の対決は、自分が夢中になって見ていた全盛期のプロレスによる“団体抗争”そのものの雰囲気を纏っていて、見る者(俺のことだが)の心を奮わせて止まなかった。

「このたまらない空気をそのまま、俺たちのイベントに持ってくることはできないだろうか……?」

 これが、今回の角満カップの出発点になった“根っこ”の部分だ。この根っこに江野本が“アイデア”という名の肥料を与えて少しずつ成長させていった。

 今回の角満カップがプロレス風の団体戦であることを演出面でも強調するために、江野本は「入場シーンに力を入れたい」と言った。それを実現するために会場内には花道を作り、入り口から入ってきた選手は入場曲とスポットライトに煽られながら好きなパフォーマンスをしてステージに向かってもらいたい。この演出をよりよくするには選手の呼び込みができるプロのリングアナウンサー(!)を招くことがマストであるとして、江野本は八方手を尽くして人材捜しを行った。そして、ふだんは劇団で役者をされている石黒圭一郎さんという方に頼み込み、当日のリングアナウンサーを担当してもらうことを決めたのである。

「決め手は、石黒さんも『モンハン』が大好きだったというところですね♪」

 江野本はいたずらっぽく笑った。

 そして当日。

 第4回角満カップに出場する4チームはそれぞれを紹介するVTRが上映されたあと、石黒リングアナの力強いシャウトに押されて花道から入場してきた。選手の呼び込みは、以下のような感じである。江野本が音読用に作ったテキストなので、頭の中で絶叫しながら読んでみてください(笑)。

「モンハンフェスタ07優勝、初代モンハンタイムアタックチャンピオンJast25’s、そしてモンハンフェスタ08優勝、『2nd G』の頂点を獲った男たち、もうゲネポ。まさに伝説、まさにレジェンド、説明は一切不要でしょう。すべての言葉を不要にする輝きがあります。語り継がれるべきオーラがあります。Jast25’sのこんぺい、raven、もうゲネポの唯、MASAKI。この4人がチームを組むのはこれが歴史上初めてのことですが、かつて一度だけ、こんぺいとMASAKIが手に手を取って共闘したことがあります。伝説の一夜、11.23、第2回角満カップ。あの日、こんぺいとMASAKIによる夢のタッグ、”パッションダイナマイト(笑)”がほんの数時間、ほんの数時間だけ結成され、夢のように儚く散っていきました。まさに伝説、まさにレジェンド、伝説の三乗です! 一度は時代をねじ伏せた男たちの逆襲がいま、始まる! チームレジェンド!」

 このような情熱的なアナウンスに乗せて、4チーム16名が入場してきた。そのシーンを写真とキャッチコピーとともに紹介しよう。

●茨城フォー
God:伝説は終わらない! タイムアタックの絶対神
Jack:落ち込む姿が誰より似合う『ただいま! 逆鱗日和』の裏主役
ヒロ:龍ヶ崎の暴走狼は、タイムアタックも速いんです!
ハルス:神すら一目置く実力者! 茨城の寡黙な仕事人


▲左からJack、ヒロ、God、ハルス。

【解説】ナルガクルガのテーマに乗って最初に登場したのは、俺の書くエッセイではすっかりおなじみの茨城フォーだ。チームリーダーのゴッディは角満カップでの成績も抜きん出ていて、過去に2回も優勝している。幼馴染みどうしだからこそ醸し出せる牧歌的な雰囲気に乗せて入場してきたが、彼らが内に秘めるポテンシャルは計り知れない。出るか! 地獄ローテーション!!

●モンカフェ軍団
店長:勝てない喧嘩はやりません! "ナニワの勝負師"殴り込み
Mizunoe:今日も魅せます、沸かせます! 実力ナンバーワンの天才ハンター
hiro:ラージャン捜してここまで来たよ! モンカフェ軍団の切り込み隊長
yukie:油断してると酔わせるわよ♪ 日本最速女子ハンター!


▲左からhiro、店長、yukie、Mizunoe。

【解説】破滅の予感を感じさせる『舞い降りる伝説』をBGMに、西の最強集団・モンカフェ軍団が登場。「強いヒールはかっこいい!」を絵にしたような存在感は圧倒的で、彼らの登場により会場の空気は明らかに変わった。モンカフェ軍団には唯一、女性ハンターのyukieさんが入っているが、彼女は並みの男では足元にも及ばない“超”がつく実力者。本大会の優勝候補だ。

●NAMAZONE
ナマゾー:ナマゾーン1が現れたっ!
ナマゾー2:ナマゾーン2が現れたっっ!
ナマゾー3:ナマゾーン3が現れたっっっ!
ナマゾー4:ナマゾーン4が現れたっっっっ!


▲左からNAMAZONE、NAMAZONE、NAMAZONE、NAMAZONE(笑)。

【解説】なんと、4人全員が覆面をつけて登場!! 場内をねめつけながら騎馬を組み、怪しい匂いを遠慮なく撒き散らしながら入場してきた。この怪人集団で正体が判明しているのは、チームリーダーのナマゾー氏だけ。彼ら独特の胡散臭い雰囲気に、入場曲のオオナズチのテーマがよく馴染んだ(笑)。

●チームレジェンド
唯:『2nd G』のチャンプは俺たちだ! モンスターハンターの申し子
MASAKI:女を惑わす幻惑のイケメンハンター! ミスター"センス"
こんぺい:男がホレる情熱の塊! 反骨の涙腺クラッシャー!
raven:どこか抜けてる東シナ海の諸葛孔明


▲左からMASAKI、唯、こんぺい、raven。

【解説】勇壮なシェンガオレンのテーマをバックに登場したのは、この楽曲がもっとも似合う男たち、チームレジェンドの4人だ。世界に6人しかいない狩王のうち4人が集結して作られたこのチームの入場シーンは、まさに“威風堂々”。4人そろって勝ち鬨のポーズを決め、NAMAZONEの大暴れでざわつく場内を王者の威厳でピシリと締めた。

 こんな4チームで、第4回角満カップは争われました。

 続きは次回〜!

※お知らせ※
 今回のイベントでは“角満検定”という検定試験が行われました。その結果をもとに個別の“認定証”を作り、解答用紙とともに参加者に差し上げたのですが、受け取ることができなかった方がおられます。その方の分も保管しているのですが、答案用紙に記載してもらった名前(ハンターネーム)とイベント応募時の本名を一致させられず……。そこでたいへんお手数なのですが、認定証を受け取ることができなかった参加者の方は弊社のカスタマーサポートまでご連絡いただけますでしょうか? 確認が取れ次第、認定証と解答用紙を郵送させていただきますので。よろしくお願いいたします!

※第1回角満検定の問題と答えはこちら! ご感想アンケートも実施中!

投稿者 大塚角満 : 21:35

大塚角満

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週刊ファミ通副編集長にして、ファミ通グループのニュース担当責任者。群馬県出身。現在、週刊ファミ通誌上で“大塚角満のモンハン研究所”というコラムを連載中。そこら中に書き散らした『モンハン』がらみのエッセイをまとめた単行本『本日も逆鱗日和』シリーズ(4巻)が発売中。また、そこからのスピンオフとして別の視点から『モンハン』の魅力に迫る書き下ろし作品『別冊『逆鱗日和』 角満式モンハン学』シリーズも。このブログではさまざまなゲーム関連の話題を扱うつもり。一応、そのつもり。


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