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【MH】『ただいま! 逆鱗日和』発売記念イベント その2

 イベントリポートの続きです。

 “『ただいま! 逆鱗日和』発売記念! 『モンハン』6周年を勝手に祝おう会”のステージイベント第1部では、“第1回角満検定”なる神をも恐れぬ試験を行った。読んで字の如く、大塚角満自身や『逆鱗日和』に関するペーパーテストを実施し、その点数によって“角満検定○級”という称号(?)を公式的に差し上げる……という試みである。

 第1回角満検定では、31の設問を用意した。全般的な“角満基礎問題”に始まり、各『逆鱗日和』シリーズに収録されている内容からの問題をズラリと並べる。そのほか、スクリーンに映し出される画像を見て答える問題や、作者の俺と編集担当の江野本しか答えを知らない“応用問題”なる難問も用意。イベントMCを務めた週刊ファミ通の佐治キクオと俺のゆる〜いトークを交えながら、かなりマジメな検定試験を実施したわけだ。では、どんな問題が出題されたのかと言うと……。

■基礎問題

Q.大塚角満が『モンスターハンター』シリーズのプロデューサー、辻本良三さんからもらったオトモアイルーの名前は?

(1)オリガミ
(2)オスカー
(3)リョーゾーン

■もっと! 逆鱗日和問題

Q.『もっと! 逆鱗日和』22ページの本文中で、ウザ雑魚四天王と評されているのは、ヤオザミ、ブルファンゴ、コンガと何か?

(1)モス
(2)ランゴスタ
(3)ゲネポス

 てな感じです。

 こんな問題を31問も作って出題したわけですが、せっかくなので全31問とその答えを別ページに掲載してみました。会場で検定を受けられた方は答え合わせをしてみてくださいね。


▲ちなみに、検定の上位の方にはプレゼントを用意しました! トップには逆鱗日和イベント恒例のサイン入りハンドボール(笑)。そして2位、3位の方にはこの日のために製作した大塚角満ファースト写真集(!)、その名も“KADOMANIA”なるものを進呈!! もらった方、捨てないで!! 

 しかしこの角満検定だが、最後の31問目についてはライブで行うイベントとリンクさせた問題にしたかったので“ある仕込み”を用意した。問題&解答集を見ていただければわかると思うがその内容はなんと、“ステージで大塚角満とある人物がタイムアタック対決をするので勝者を予想して”というものだ。まったく、とんだ検定試験だな。

 ここで俺とサシの勝負を行ったのは、『ただいま!』に頻繁に登場するハンター、“たけちよ”(通称たけちー)だ。彼は2008年のモンハンフェスタでは“狩魂T”というチームで決勝大会に進出しているので、かつてはモンハンアスリートのひとりに数えられていた。が、俺の書くエッセイではそれほどかっこいい活躍はしていない……というか、完全なるいじられキャラに成り下がっている。それはナゼか? 一説には2008年の活躍は当時の相棒だったMizunoe君(2009年の狩王、artiesのひとり)の力によるものでたけちーはそれに乗っかっていただけ、というものがある。さらに、俺や江野本と仲良くなりすぎてしまったためにかつての栄光が通用しなくなったのでは……とも言われている。でも考えてみると、茨城フォーの4人やMizunoe君とも俺は十分に仲がいいが、エッセイにおける彼らの扱いはどこを読んでも“天上界仕様”。それを鑑みるとたけちーの境遇は単純に彼の人間性によるもので、「致し方なし」としか言いようがなくなる。そんな彼と(どんな彼だ)、ステージ上でガチンコ勝負を行った。


▲中央がたけちー。角満コラムではすっかりおなじみ。

 勝負の種目は2009年の狩王決定戦の予選にも使われた『3(トライ)』の“闘技場・クルペッコ討伐”にした。これまでにさんざん、クルペッコ討伐のタイムアタックに挑んだ話をエッセイで書いてきたし、たけちーも狩王決定戦の予選には参加していたので、ここでの勝負にはピッタリだと思ったのだ。ちなみにこの種目のソロ記録は、たけちーが3分50秒で俺が3分46秒。これは何気に、相当速いらしい。茨城フォーのヒロ君やハルス君をして「どうやるのか教えてください!」と社交辞令込みで言わしめるほどにね(笑)。

 しかしイベント前日の夜に、機材チェックも兼ねて何度かクルペッコ討伐に出向いたのだが、このときの動きは惨憺たるものがあった。イベントの準備に追われて練習ができなかったため、頭ではやるべきことがわかっているのにまともに攻撃を当てられないのである。完全に、ブランクが俺の身体を蝕んでいた。前日のリハーサルでは、俺はたけちーにまったく歯が立たなかった。

 そして迎えた本番−−。

 まずはたけちーがタイムアタックをしてその記録に俺が挑む……という流れになっている。緊張の面持ちでステージに現れたたけちーはすぐにWiiリモコンとヌンチャクを握り(たけちーはヌンチャクハンターなのだ)、武器にハンマーを選択。そのまま闘技場に飛び込んだ。

 ハンマーを手にしたたけちーの分身はまず、ぽけーっとするクルペッコの眼前で大タル爆弾Gを炸裂させた。それを皮切りに、クルペッコの振り向きざまや、上空から着地する瞬間目がけて頭にダメージを与えていく。しかし傍目に見てもたけちーが引いたペッコは“悪い子”で、嫌がらせのように飛びまくったり、クルクルペッコ(その場で2回転するペッコの得意技)になってハンターを吹っ飛ばしたりした。その様子を見て、俺は心からの声を上げた。

「いいぞペッコ! がんばれ!!」

 これを聞いて、MCの佐治キクオが思いっきり渋面を作った。

「あんた、人間として小さすぎ!!」

 それでも、もともとが出来る子であることを証明するかのようにたけちーは奮闘し、時計の針が5分を過ぎたところで討伐を完了した。それほど悪いタイムではない気がする……。結果は……!

 5分49秒!

 前日の練習では6分とか7分ばかりだったので、これはなかなかのタイムではなかろうか。うーん、こいつはマズいぞ……。練習では俺は一度も、6分を切れなかったのだ。

 しかし悩んでいる間もなく、俺はWiiの前に立つこととなった。仕方ない……。懸命に練習していたころの動きを思い出しながら、ペッコを追い回すしかない! こう開き直ったのが功を奏したのか、俺の心を覆っていた緊張のベールはいつの間にか消え去っていた。

 闘技場に入った俺の分身はまっすぐクルペッコのもとに向かい、その眼前でピタリと止まってハンマーを構えた。そして立ち止まったペッコがその場で足踏みを2回したのを合図にスタンプを開始。見事、攻撃力の高い振り上げ攻撃がペッコの頭部にぶち当たる。ほとばしる打撃のエフェクトを見た瞬間に俺は思った。「いける!!!」と。

 俺がくり出す攻撃は、ことごとくクルペッコの頭に当たった。上空にいたらタメ3攻撃を当て、振り向きざまにはスタンプからの振り上げを当てる……。クルペッコはたまらず気絶状態となり、無防備な頭は俺の分身の目の前に。ここで追撃とばかりにタメ3や振り上げを確実にお見舞いし、ダメージの蓄積を図る。こ、これはすばらしいぞ。このまま行けば間違いなく、たけちーの記録を超えられるはずだ!!

 ここで、いつもの俺だったら「しかしいつの間にか歯車は狂い、俺の攻撃はいっさい当たらなくなって気がついたら3オチしてゲームが終了していた」なんてことになりそうだが、この日はそうはならなかった。順調なままクエストは進行し、5分針にもならぬうちにクルペッコを討伐してしまったのである! タイムはなんと……!

 4分19秒!!!

 た、たけちーよりも1分30秒も速いではないかーー!! この快挙に、客席は騒然。まあ、そりゃあそうだろう。俺とたけちーの勝負となったら、たいがいの人がたけちーに賭けるだろうからね。俺が検定を受ける側でもそうするし(苦笑)。おそらく、10回勝負したら9回はたけちーが勝つと思う。この日俺が勝てたのは、単純に唯一の1回をたまたま引けたってだけなんだよねえ。

 兎にも角にも、これで第1回角満検定は終了だ。いよいよここからモンハンアスリートの祭典、“第4回角満カップ”がスタートする。

※お知らせ※
 今回のイベントでは“角満検定”という検定試験が行われました。その結果をもとに個別の“認定証”を作り、解答用紙とともに参加者に差し上げたのですが、受け取ることができなかった方がおられます。その方の分も保管しているのですが、答案用紙に記載してもらった名前(ハンターネーム)とイベント応募時の本名を一致させられず……。そこでたいへんお手数なのですが、認定証を受け取ることができなかった参加者の方は弊社のカスタマーサポートまでご連絡いただけますでしょうか? 確認が取れ次第、認定証と解答用紙を郵送させていただきますので。よろしくお願いいたします!

【電話】0570-060-555
【メールアドレス】 support@ml.enterbrain.co.jp
(受付時間:土日祝祭日を除く 12:00〜17:00)

投稿者 大塚角満 : 20:50

大塚角満

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週刊ファミ通副編集長にして、ファミ通グループのニュース担当責任者。群馬県出身。現在、週刊ファミ通誌上で“大塚角満のモンハン研究所”というコラムを連載中。そこら中に書き散らした『モンハン』がらみのエッセイをまとめた単行本『本日も逆鱗日和』シリーズ(4巻)が発売中。また、そこからのスピンオフとして別の視点から『モンハン』の魅力に迫る書き下ろし作品『別冊『逆鱗日和』 角満式モンハン学』シリーズも。このブログではさまざまなゲーム関連の話題を扱うつもり。一応、そのつもり。


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