大塚角満の ゲームを“読む!”
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今年はゴールデンウィーク期間中にモンハンフェスタの開催がなかったので、じつに3年ぶりにこの時期に、群馬の実家に帰省した。俺が住むさいたま市からは3時間程度で到着してしまうところにある実家だが、近いところにあるからこそ足が遠のくのか、帰省する頻度は年に2回ほどだ。
久しぶりに帰ると、いかに俺の育った環境が素朴で自然豊かなところだったのかがよくわかる。当然、環境開発が進んで俺が子供の時分に見ていた風景とはまったく違ってしまっている部分も多くあるが、静かで情緒豊かな場所であることは変わりがないだろう。せっかくなので、デジカメで何枚か写真を撮った。田舎自慢をしているみたいで少々抵抗はあるものの、その一部を公開してしまおう。
ね。なかなかの田舎っぷりでしょう。
こうやって改めて故郷の景色を眺めていると、なんとなく森丘フィールドに佇んでいるような気になってくる。プレイステーション2版の『モンハン2(ドス)』では、“始まりの唄”というレアアイテムを手に入れ、ドンドルマ(オンラインの集会所ね)に夜だけ降り立つ歌姫にこれを歌ってもらうことで、『モンハン』シリーズの“始まりの場所”である森丘に行けるようになった。写真にあるこの風景は、言ってみれば俺の“始まりの場所”だ。この中に身を置いて歌姫が歌う『始まりの唄』を聴いたりしたら、俺は間違いなく涙を流しちゃうんだろうな。……なんてことを、昨日の狩猟音楽祭の余韻をたっぷり引きずっている頭で考えたりした。
さて、今回も旅のオトモはPSPに入りっぱなしになっている『2nd G』だった。この間、なぜかG級クシャルダオラの素材から作る“クシャナX”シリーズの防具を前にして「なんとかコイツを使える装備にする方法はないだろうか?」と考えていて、けっきょく「ナンダカンダ言って“斬れ味レベル+1”を発動させた瞬間にステキ防具になりそうだな」と一方的に結論づけた。まあ、そういうことをしなくても全身をクシャナXでまとめれば“鋼殻の護り”という複合スキル(地形ダメージ無効、火耐性+10が同時発動)が発動するので、十分使える装備なんだけどネ。まあそういうわけで、クシャナXシリーズに空いている穴ポコ(スロットね)すべてに装飾品の“匠珠”を着けて、斬れ味レベル+1を発動させてみた。その結果、我が分身が背負うことになったスキルは……。
・回避性能+1
・鋼殻の護り
・斬れ味レベル+1
・業物
・毒倍化
・心配性
の6つ(笑)。前述のとおり鋼殻の護りでふたつのスキルが同時発動しているから、実際は7つもスキルがついていることになる。いやあ、すごいなコレ(ちなみに毒倍化と心配性はマイナススキルなので消したいんですけど……。ちょっとどうにもならない)。
あ、でも本題はその話じゃなかった。斬れ味レベル+1を発動させるために匠珠を10個も生産するハメになって、おかげでちょっと面倒くさいことになった……ってのを書くつもりだったんだ。
匠珠を作る方法はふたつある。瑠璃原珠+鎌蟹の尖爪+老山龍の堅殻を素材にして作るレシピと、修羅原珠+モノブロスハートを素材にして作るレシピだ。モノブロスハートはご存じのとおりとてつもなくレアな素材なので、なるべく後者のレシピは使いたくない。ということで当然のように前者のスキルで匠珠を量産しようとしたのだが、意外なことに瑠璃原珠が8個しかないではないか!! ポッケ農場での採掘でも出るのに最近めっきりこの作業をサボっていたため、数が底を突いてしまっていたようだ。けっきょく俺は「きっとすぐに手に入るさ!!」と半分泣きながら2個だけ持っていたモノブロスハートを武具屋のオヤジに手渡し、無事、匠珠を10個手に入れることに成功する。しかし、モノブロスハートの在庫がゼロになってしまったという喪失感は大きかった。素材を使い切ってしまっただけで、こんなに寂しい気分になるとは思わなかった。
で、帰省中の話に戻るのだが、俺は2泊3日の実家暮らしのあいだ、『2nd G』においては集会所上位、G級のダイミョウザザミ討伐しかやらなかった(苦笑)。そう、モノブロスハートをどうにか手に入れようと思ったのだ。村でモノブロスを狩るという方法も考えたが昔から角竜に苦手意識があるので、部位破壊報酬でモノブロスハートが出る可能性がある(めちゃめちゃ確率低いみたいだけど)ダイミョウザザミに賭けてみようと思ったわけである。しかも実家には『2nd G』で遊んでいる中学2年の甥っ子がいたので、「ホレホレ! ちょっと手伝え!」と命令してクエストに付き合ってもらった。
ところが……。
まったく出ないよ、モノブロスハート……。
このゴールデンウィーク期間中、かれこれ30匹はダイミョウザザミを討伐したと思うが、モノブロスハートはただのひとつも出てくれない。いやあ、レアだレアだと思っていたが、これほどまでに手に入らないとは……。これだったら正攻法のモノブロス狩りをしていたほうがよかったのでは……。
そんな実家で過ごす最後の夜。「酒の肴に」ってことで、いただきもののズワイガニが3杯も出てきた(ネタじゃなくマジです)。しかしさんざんダイミョウザザミを追い回していた俺と甥っ子に、ズワイガニに手を伸ばす元気は残されていなかった……。
大塚角満
週刊ファミ通副編集長にして、ファミ通グループのニュース担当責任者。群馬県出身。現在、週刊ファミ通誌上で“大塚角満のモンハン研究所”というコラムを連載中。そこら中に書き散らした『モンハン』がらみのエッセイをまとめた単行本『本日も逆鱗日和』シリーズ(4巻)が発売中。また、そこからのスピンオフとして別の視点から『モンハン』の魅力に迫る書き下ろし作品『別冊『逆鱗日和』 角満式モンハン学』シリーズも。このブログではさまざまなゲーム関連の話題を扱うつもり。一応、そのつもり。
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