【MHP 2nd G】第160回 角満&ぎずも、2008年を振り返る(その2)
2008/12/26 (金曜日)
というわけで、角満&ぎずも対談の第2話です。1話目を読まれてない方は、まずはそちらからどうぞ! 今回もめっちゃ長いので、前フリなしでいきます!
●いろんな場所の、狩猟風景
ぎずも 8月は”大塚角満の全国出張狩猟ツアー”ですね!
角満 これは、なんでやろうと思ったんだっけ?
ぎずも もともと大塚さんが「地方にどんな狩猟風景が広がっているのか、見てみたいなぁ」って話していたじゃないですか? で、『ニャンと!』イベントの企画が動き出したとき、「でも地方にいる人は来れないよね」って話になって、「だったら、まえから大塚さんが言ってた狩猟ツアーに行きましょうよ!」ってなったんですよ。
角満 ああ、そうだそうだ。えのっちが「いまなら”発売記念”ってことにかこつけて行けるんちゃいますか?」って言ってね(笑)。
ぎずも 実現してよかったですよね(にっこり)。
角満 いろんな個性的なハンターに出会えたねー。
ぎずも いつもここに行き着いちゃうんですけど、「『モンハン』ってすげえなあ」って思っちゃいましたよね。
角満 当たり前なんだけど、本当に千差万別の狩猟風景が広がっていたよね。
ぎずも 頭では、北は北海道から南は沖縄まで、そこらじゅうにハンターがいるってのはわかっていますけど、でも実際にその場に行って触れ合えたことは大きいですよ。本当に皆さん、『モンハン』が大好きだったし。
角満 すごく実感できたことがあるんだよ。狩猟ツアーでいろんな人と出会って、さらに全国各地から激励のはがきをたくさんもらうじゃん? そういうのに目を通していると、本当に俺って、200数十万人いる『モンハン』ファンのひとりにすぎないんだなって。ハンターたちがふつうに体験していることを、俺はちょっと背が高い人間なので、代表してみんなが見えるところに貼り付けているんだよね。
ぎずも うんうん♪ 読者の皆さんから与えられる影響って、計り知れないものがありますね。でも狩猟ツアーを『サヨナラ!』に盛り込むとき、すっごくボリュームがあるのでどうしよう……って何度も練って、文字を小さくして1ヵ所にまとめたじゃないですか? それでもやっぱり分量が多いので読み飛ばされちゃうかな……? って心配していたんですけど、読者人気、高いんですよね! うれしくもあり、驚きでもあり(笑)。
角満 そうなんだよねー。『モンハン』のプレイ日記ではない、ふつうの旅エッセイみたいなものだから心配していたんだよな(苦笑)。でも俺は、椎名誠さんの旅エッセイに憧れてモノ書きになりたいって思った人間だから、こういうの書けてうれしかった。
ぎずも はい♪
角満 本当に何気ない、「長崎は●●で××な土地……」みたいな説明文を書いているときがすっごく楽しくて。読者から見たらふつうの紹介部分なんで何のこともないんだけど、書いている俺は、すごく楽しかったね。
●4冊目を作ろう!
ぎずも 夏はそういう感じで過ぎていって、秋になるともう、『サヨナラ! 逆鱗日和』ですね。
角満 『サヨナラ!』は最初、「いつ出そうか?」というもっとも大事な部分から目をそらしていたんだよね……(苦笑)。秋は東京ゲームショウあるしさ。
ぎずも そうでしたね(苦笑)。
角満 単行本を作るにしても、「まだ1冊にまとめるほどのコンテンツはないんじゃない?」とか言ってたし。
ぎずも そうそう。でも蓋を開けてみたら、多すぎてビックリ! でしたね(笑)。
角満 うん(苦笑)。すげえ見込み違い。そんな感じだったから、スタートのドタバタは『ニャンと!』のときよりヒドかったよねえ。
ぎずも 『ニャンと!』のときはひとつひとつを確実にこなしていった感じだったんですけど、『サヨナラ!』のときは一瞬で「わーっ!」って過ぎ去っちゃった感じ……。もっと早く動けよ! って言われたらそれまでなんですけどね。
角満 最後まで着いて回った問題もあったしね。”武神闘宴”をどうすんだ、とかね(苦笑)。
ぎずも そう……。「クリアーできてないのに載せるわけにはいかないですよね」って話して……。……うん、武神がいちばんキツい問題でしたね。
角満 よくクリアーできたよな……。
ぎずも はい……。
角満 なんか、すべてが同時進行だった気がする。校正を見たと思ったら書き下ろしの原稿を書いて、間髪入れずに武神に挑戦して……って。
ぎずも 『ニャンと!』と比べてイレギュラーなものが多かったわけじゃないんですけどね。『ニャンと!』はインタビューとかのほかにも、休日つぶして企画モノの取材や調べ物もしてましたし。でもなぜか、『サヨナラ!』のほうがたいへんだった(苦笑)。
角満 芸人対談のスケジュールもきびしかったよねぇ。最初の川島さん(麒麟)はよかったんだけど、井上さん(次長課長)と西田さん(笑い飯)は対談が同じ日で、しかも場所は東京と大阪(笑)。新宿で井上さんと対談したら速攻で電車に乗って東京駅に行き、すぐに乗れる新幹線のチケットを買って大阪に向かい、終って帰ってきたら間髪入れずに原稿書き……って感じだったから。しかも大阪に向かう新幹線の中で井上さん対談のテープ起こしをして、帰りの新幹線の中で西田さん対談のテープ起こしをしていたんだよな(苦笑)。そうしないと、間に合わなかったんだよねぇ……。
ぎずも そうでしたね……。
角満 あと『サヨナラ!』でたいへんだったのは書籍のタイトルをどうするのか? ってことと、どのコラムを削るのか、ってこと。
ぎずも 削るものは、けっきょく武神の結果次第でしたしね……。武神についてのコラムが入るとなるとほかのを削らないといけないし、入らないってなったら盛り込むものを増やさないといけなかったし……。本当に、ギリギリで本になった、って感じですね。
角満 うんうん……。でもさ、俺とえのっちに「これを削ろう」ってターゲットにされながらも何とか生き残ったコラムが、読者投票ですごく票が集まってたりするじゃん?
ぎずも そうそう(笑)。残してよかったですよね♪
※読者投票リストを眺めながら、「これも削ろうとしたコラムだ!」、「これ、自信満々で残したのにあまり票が入ってないスね……」等々、ふたりで盛り上がる。
ぎずも いまのところ、”テオ物語”がぶっちぎりで1位ですね(笑)。
角満 ホントだ(笑)。あ、俺が非常に気に入ってる”上弦の月を見ながら”にあまり票が入ってない……。無念(苦笑)。
ぎずも これ、話し始めるとキリがないのでつぎつぎ!
角満 えーっと、つぎは東京ゲームショウのときのトークショーになるんじゃないの?
ぎずも あれはねぇ……。今年いちばんしんどかったのは、あの日ですよ……。
角満 だってえのっち、会場に来ないと思ったもん。
ぎずも 「このペースで仕事できてればいける!」と思ったつぎの瞬間に「ああ……やっぱり無理だ」って思ったりしてました。で、行けないなら行けないで大塚さんに申し伝えることがあるんじゃないかなって思ったりもして。もうそのくり返しで生きた心地がしませんでした。
角満 俺たちが会場に到着したのも、イベントが始まる5分まえとかだったもんな。みんな、俺たちを捜し回って、電話もかけまくってて。
ぎずも そうでしたねぇ……。
角満 でもさあ、そりゃキツいって。だって東京ゲームショウって、俺たちニュースチームの人間にとって、1年でいちばん忙しい日なんだもん。
ぎずも はい……。大塚さんもぜんぜん寝ないで会場に行って……。ウチがすごい日に設定してしまったために……。
角満 まあまあ(笑)。でもさ、ファミ通ブースに到着したらすげえ人だかりができててビックリしたんだよな(にっこり)。
ぎずも ビックリしましたねー! だって最初は、「あ、まだ前のイベントやってるんや」って思いましたもん。
角満 そしたら藤野(ふじのっち。週刊ファミ通副編集長)が俺を見つけて、「やっと主役が来ました!」とか叫んで。で、俺たちは「ええ!? この人たち、俺待ってるの!?」ってな(笑)。
ぎずも はい(笑)。衝撃でしたね。
角満 で、よく見ると人だかりの最前列に知った顔がズラーって並んでてね(笑)。
ぎずも そうそう! もうゲネポのMASAKIさんとか純君と佳苗ちゃんとかEffort Cristalのふたりとか。めっちゃうれしかったですよねー!
角満 うんうん。みんな、「わーっ!」って感じで手を振り回してた(にっこり)。あれを見てホッとしたんだよなあ。イベントも、俺と佐治君(佐治キクオ。ファミ通編集者。『逆鱗日和』関係のイベントでいつもMCを担当してくれる)のグダグダトークを、みんな笑いながら見てくれてね。たいへんだったけど、やってよかったよ。
ぎずも イベントが終ったあとに「大塚角満のギルカが欲しい人はステージの裏に!」って言ったら、大行列ができちゃってビックリしましたしね。
角満 うん……。まさかあんなすごいことになるとはね……。
ぎずも すごく手前味噌なこと言っていいですか?
角満 ん? どうぞ。
ぎずも 初代『逆鱗日和』や『もっと!』のときは”『モンハン』が好きだから『逆鱗日和』も読む”っていう人がほとんどだったと思うんです。でも、イベントをやって、大塚さんが表に出て行ったことで、「『逆鱗日和』が好きだから追いかける」、「大塚角満が好きだから追いかける」っていう人が増えてくれたんじゃないかなって。あっしはそのお手伝いができているんだな……って実感できたのが、ゲームショウのときのトークイベントだったんです。
角満 えのっちは”大塚角満”っていうキャラクターをプロデュースすることを全力でやってくれたんだよ。もちろん、単行本をディレクションする仕事がメインとしてありながら、ね。
ぎずも はい、そうですね。そういうつもりで始めたことじゃなかったんですけど、振り返ると、そうなってました(にっこり)。……キチンとできていればいいんですけど。
角満 俺がひとりで『逆鱗日和』を作っていたら、こういうことは絶対にしなかったからね(断言)。セルフプロデュースが恥ずかしいから(苦笑)。
ぎずも そうでしょうね(笑)。
角満 たいへんなことばっかりだけどね。『逆鱗日和』のイベントもトークショーも、アドパの企画も……。でも終ってみて「やらなきゃよかった!」って思うものはひとつもないよ。
●俺たちが、楽しいから
ぎずも 本を作るっていうのが核であって、さらに大塚角満っていうものをプロデュースしたり、イベントを立ち上げたり、あと『逆鱗日和』コミュニティーの管理みたいなこともやって、いまは『逆鱗日和』というものをひとつのプロジェクトとして見られるようになった気がします。
角満 視野がすごく広がったんだろうね。
ぎずも 『ニャンと!』が立ち上がったときとはぜんぜん違います。いまは「あれもできる」、「こういうのもできるのでは?」ってつねに考えてるし。なんだろう……いい意味で、『逆鱗日和』で遊ばせてもらっている感じです。
角満 じゃないと、おもしろいことできないからね。ホント、「この仕事、おもしろいなー」って思いながらやってくれている……と思いたい。
ぎずも なんですかその言いかた(苦笑)。思っていいですよ♪
角満 そか(笑)。でも今年1年で唯一、マイナスに働いたことがあるんだよ。
ぎずも え! なんですか……?
角満 仕事が楽しすぎて、終ったあとの喪失感が巨大でそのあと仕事にならなくなること(笑)。
ぎずも あー(笑)。スミマセン(苦笑)。
角満 ……しっかしやっぱり駆け足になるな、1年を振り返るのって。ていうか、酒飲みながらのほうがいいんじゃね?(笑)
ぎずも ホントっすね(笑)。
角満 あと、何があった?
ぎずも 読む人にとったら、裏話がたくさんあったほうがいいんじゃないですか?
角満 出してくれていいよ。
ぎずも なんやろう……。
角満 いろんなものを手作りしたよねぇ。
ぎずも そうですね。「あなた、職業なに!?」ってくらい(笑)。
角満 だってさあ!! 『サヨナラ!』のイベントのまえだったと思うんだけど、来場者に何かプレゼントしたいね、って話をしているときにえのっちが「大塚さん、革細工とかハンドボールのほかに何か特技ないんすか?」って(苦笑)。
ぎずも あはは! 言った言った(笑)。
角満 (こいつは俺をナニモノだと思ってんだ……?)って思ったね。
ぎずも すいません(笑)。いやね、あっしもつねづねおかしな話だよなぁ……とは思っているんですよ。(なんでこの人はモノ書きなのに絵を描いたりしてるんやろなあ)とか。
角満 おめえが描かせてるんだろが!!
ぎずも フシギな人ですね、大塚サン♪
角満 それなのに「もっとなんかないのん?」とか言うから、(お、俺って何もできない人間だったのかな……)って思ったりしたわい(苦笑)。
ぎずも あははは! でもなんでそういう流れになったのかな? ……ってまあ、『ニャンと!』のイベントのときに大塚さんが作った革細工をプレゼントする、ってやり始めたからですよね。
角満 そうそう! それからエスカレートしてきて、『サヨナラ!』イベントのまえには「大塚さんとカラオケに行ける権プレゼント、なんてどうすかね?」とか言ってたよなえのっち(苦笑)。
ぎずも 言った言った(笑)。だって、ほかに特技が思いつかないんだもん、大塚さんの。
角満 あのな! これでもがんばったんだよ! でもいっしょにカラオケに行くわけにいかないべ?(苦笑)
ぎずも なんで大塚さん、こんなムチャクチャキャラになっちゃったんだろ(笑)。
角満 最初のイベントのときにいろいろ案を出すなかで、「『逆鱗日和』に縁のものを提供しよう」みたいな話になったんだよな。それだったら革で何か作ろうか、特技がハンドボールだから買ってプレゼントしようか、とか言ってたら……。
ぎずも 何かが狂い始めたと(笑)。でもさあ、こういうヘンな手作り感みたいなの、『逆鱗日和』イベントの特色になりましたよね。お金がないから、っていうことより、ウチも大塚さんもお金で集めてきたものをあげる、ってことに抵抗があったじゃないですか? 絶対に縁のものにしたかったし。サイン入りハンドボールなんて、誰も欲しくないってのわかってましたし(苦笑)。単純に考えたら、ハンドボールを買うお金があったら市販のPSPポーチを買ってきてプレゼントしてもいいわけじゃないですか。でも、そういう物語のないものじゃなくて、「『逆鱗日和』のイベントだから」っていう物語性のあるものを差し上げたかったんですよね。そういうのが、大塚さんにもウチの中にもあったんですよ。
角満 『ニャンと!』のイベントが終ったあと、身内の大学生S君が、「ヒデ君がステージで何か言うたびに、来場者が”『ニャンと!』の欄外に書いてあった話だ!”みたいな感じで話しまくってたよ」って教えてくれたよ。
ぎずも あー、そうなんだー! それはうれしいですねー!
角満 ムチャやったけど、よかったよ。『サヨナラ!』イベントのときに来場者に配った缶バッジも、俺らふたりで作ったんだもんな。
ぎずも 『ニャンと!』のときの小冊子も、全部手作りですもんね。
角満 あれを手作りしようとするやつ、いないって(苦笑)。
ぎずも 全部自分たちでやりたかったんですよね、ウチら。
角満 そうなんだよな。俺らがいちばん楽しいから、やってるんだもんね(笑)。
●初代の匂い
ぎずも 書ける範囲で、ポシャっちゃった企画とかなかったでしたっけ?
角満 ポシャったってのじゃないけど、生みの苦しみだったのは『サヨナラ!』のタイトルでしょう。
ぎずも あー。そうですね。
角満 各方面から「どうですかねえ……」って言われて、浜村さん(週刊ファミ通主筆の浜村通信)にまでメールで相談して(苦笑)。
ぎずも でも、ウチと大塚さんのあいだでのコンセンサスは取れていたんですよね。「これで区切り」、「クライマックス」みたいなものをキーワードにしようっていう。もしくは『ニャンと!』のノリを引っ張るか、ってところで。
角満 で、けっきょくはいちばんシンプルな”サヨナラ!”ってのを選んだんだよね。ややこしいの、いろいろあったけど(笑)。”さよニャら!”とか。ホント、いまでも思い出すよ。『ニャンと!』を作ったときに林君(フランソワ林。週刊ファミ通副編集長)に「このタイトルは秀逸ですね! でも、つぎのタイトルを決めるときたいへんになりそう(笑)」って言われたことを。マジでそうなったなあって。
ぎずも ほかに、何か裏話ってありますかね。
角満 うーん。……なんだかんだ言って、好き放題やってきたからな、俺たち。
ぎずも ですね! ……ポシャってたらいちばん影響大きかったのは武神闘宴ですよやっぱり(苦笑)。もうホントに、「今日クリアーできなかったらボツにしよう!」って日の夜中にクリアーできたんですもんね♪
角満 要所要所で神様に守られている気がするね。たとえば、ウカムルバスについてのコラム。ブログでもいっさい書いてこなかったから、『サヨナラ!』の目玉のひとつとして書き下ろせたんだし。
ぎずも ぽん吉さんのマンガも載せられましたもんね♪ ずっと大塚さん、「マンガを描き下ろしてほしいな」って言ってたことが実現できて。
角満 だねー♪ ……でもさ、『ニャンと!』を作ったあとだと思うけど、えのっちが「やっぱり初代『逆鱗日和』の匂いが薄れてきてますね。仕方ないってわかっているんですけど、軌道修正できたらいいのに」って言ったじゃん? 俺もそれはわかっていたので、「じゃあ、ちょっとがんばってみようか」ってことになって、プレイ日記的なものを増やしたんだよな。あと、妄想モノとか。
ぎずも そうでしたね。もともと『ニャンと!』を作っているときに、ふたりで”最近のコラムの気になる点”っていうのを挙げていったんですよね。で、最終的に問題視したのが”お酒の話が多い”ことと”初代『逆鱗日和』の匂いが薄れている”こと。「初代『逆鱗日和』の読者からとくに人気の高かった妄想系の話とか単純なプレイ日記が少なくなってきているのが気になりますね」ってウチが言ったら、大塚さんが「んじゃ増やすわ」って言って書いてくれたのが、『サヨナラ!』の最初のほうに載ってる20話くらいなんですよね。
角満 そうそう。もしもこれがなくて、モンスターハンターや武神闘宴への挑戦記とインタビューだけで構成されていたとしたら、かなり後悔することになったろうね。
ぎずも そうですね。『サヨナラ!』はそういう意味で、バランスが取れてる1冊になったと思います。自画自賛ですけど(笑)。
角満 ふだんそんなことないんだけど、このへんの20話を書いたときって、すごく意識していたんだよね。初代『逆鱗日和』のころのことを。
ぎずも 読者人気抜群の”テオ物語”は?
角満 こいつはねえ……本気で心配だった!! まずドキドキしながらえのっちに見せて、そのあとカプコンさんにも見てもらってからアップしたんだよね。開発陣に怒られるんじゃないかと思ってヒヤヒヤしてた(苦笑)。
ぎずも ああ、そうでしたね(笑)。
角満 日の目を見てよかったです(笑)。
ぎずも あと、どんなことがありましたっけ?
角満 次長課長の井上さんを始めとする、いろんな人と仲良くなれたことが大きいね。
ぎずも あー、それは言える! 『モンハン』のまわりにいる人たちと仲良くなって、彼らを中心にいろいろなことを話したじゃないですか。
角満 話したねー。”妄想フェスタ”とか(笑) ※筆者注 ゲネポやエフォクリといったゲームアスリートとその周辺の人たちを登場人物として”未来のモンハンフェスタ”をドラマチックに妄想した。恋愛ドラマあり、サイボーグの登場もありと、本当に好き勝手に酒を飲みながらストーリーを作りました。紙にまとめてないので、俺と江野本の頭の中にしかないけど(笑)。
ぎずも あと、フェスタの上位チームを”コンビ”として分析する”コンビ論”とかね(笑)。
角満 酒飲みながら、こんな話ばっかりしてたんだよな、2008年って(笑)。彼らはどんだけ、俺たちの酒の肴になったんだっちゅー話でね(笑)。
ぎずも 魅力的な人たちに、たくさん会いましたね♪ もう、それに尽きる気がする。
角満 うん、ホントにそうだな(にっこり)。
●ひと狩りいこうぜ!!
角満 突っ走ったね、今年は本当に。
ぎずも はい! そうですね!
角満 疲れた?
ぎずも 疲れては……いないかな。ひたすら、楽しかった!
角満 今年1年をまとめちゃうと、「楽しかった〜!!」しかねえな(笑)。で、江野本ぎずもさんの、2009年の目標は?
ぎずも 書けないですけど、『逆鱗日和』の新しい展開として×××××とかやりたいですよね!
角満 やりたいね。
ぎずも やっぱり、もっと広げていきたい。『逆鱗日和』を。あと! 『3(トライ)』が発売されることを考えると、『逆鱗日和』も新しくなるぞ、ってことを見せたい! 『ニャンと!』も『サヨナラ!』も、そのときに持っているものをすべてぶつけて作りましたけど、『3(トライ)』のときはもっと余裕を持ってやりたいですね。……大塚さんは??
角満 俺は……とりあえず人々に忘れられないように、遠くない未来に本を1冊出したい。
ぎずも うんうん♪
角満 そんときゃまた、ディレクションとプロデュースをよろしくお願いします。
ぎずも はい、わかりました(笑)。
角満 止まらないで行けるといいなあ。まあでも、いちばん言いたいのは、『逆鱗日和』を支えてくれた読者の皆さんが喜んでくれるものを、2008年以上にたくさん提供したい、ってことだな!
ぎずも はい! そうですね! 2009年も全力でがんばりましょう!
角満 今年1年、本当にお世話になりました! 2009年もドタバタといろんなことをやらせていただこうと思っておりますので、よろしくお願いします!
ぎずも 最後は、あのセリフで!
角満 おう! ではごいっしょに!
角満・ぎずも ひと狩りいこうぜ!!!
投稿者 otsuka-eb : 20:21