大塚角満の ゲームを“読む!”
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【MHP 2nd G】第132回 モンハン沖縄ツアー密着リポート! 番外編
これやっぱ、書くのやめようかな……。オノレの恥をさらすだけだし……。でもまあ、予告しちまったので書くか……。ま、あくまでも”番外編”ってことで流し読みしていただけたらなと……。
えーっと、まずはモンハン4人衆のサイン会から。懇親会の最後に行われたこの催しは、ツアー参加者全員に配られた旅のしおりのメモ欄に、辻本良三プロデューサー、藤岡要ディレクター、一瀬泰範ディレクター、小嶋慎太郎プランナーの4人が直筆でサインをしてくれるというファン垂涎のもの。まさに、このツアーに参加したからこその特権で、ファンはサインをもらいながら、憧れの4人衆との会話を楽しんだ。
で、このサイン会だが、我々マスコミ軍団も参加することができた。旅の記念に4人衆のサインがもらえるとは、こいつはじつにうれしい配慮ではないか。知り合いの編集者は「読者プレゼントにさせてもらおう!」と目を輝かせていたが、俺はあくまでも自分用のが欲しい!! というわけでマスコミ軍団の先陣を切って、サイン会の行列に並ばせてもらった。
最初にサインをするのは一瀬ディレクターだ。一瀬さんは俺の顔を認めると「うひぃ」と声を漏らし、「なんで大塚さんまで並んでるんですか(苦笑)」と思いっきり苦笑いした。そんな一瀬さんがしてくれたサインが、以下のもの。
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▲これ、一瀬さんが書いてくれたサイン。アイルーと思われるネコがかわいい。
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▲これは一瀬さんが一般の方へ贈ったサインです。(写真提供:もうゲネポ・MASAKI君)
ひょうひょうとして、雲のような一瀬さんらしい癒し系のサインですなあ。いやあ、ありがとうございます!
おつぎは我が親友、藤岡要ディレクターだ。この人はアート、デザイン畑出身らしく、サインにアイルーやプーギーなんかを描いてくれたりする。実際この日も、一般ツアー客に藤岡さんが描いたサインを見てみたら、やっぱりかわいらしいアイルーの絵が描かれていた。さあさあ、俺のノートにはどんな絵を描いてくれるのだろうか? 藤岡さんは「大塚さん、サインなんかいらんでしょが(笑)」と言いながら、サラサラとペンを走らせた。結果……。
って、文字だけかい!! 3秒で俺へのサインを書き終えた藤岡さんはニヤリと笑い、「大塚さんには、これで十分です」とピシャリ。俺は「く……」と一瞬言葉を失い、それでもなんとか悔し紛れに「いいですよーだ」と声を漏らしながら、つぎの列に移動した。
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▲藤岡さんが一般の方へ贈ったサイン。これですよこれ!!(写真提供:同)
3番目に待ち構えていたのは、辻本プロデューサーだ。俺は良三さんに向かって、「良三さん、藤岡さんがヒドイんですよ。見てよこの手抜きのサイン」と藤岡さんの所業をチクる。良三さんは藤岡さんの文字だけサインを見て「へぇ〜。そっかぁ〜。なるほどねぇ〜」とよくわからない感嘆の声を漏らし、俺のノートを眺めたあとサササッとペンを動かした。
……って、小っさいだろそれ!!! もっとスペースあるじゃんかっ!! 俺は憤怒の表情で良三さんに詰め寄り、「ちょっと! こんな小さく書くほうがたいへんでしょが!!」とツバを飛ばしまくった。良三さんは腹を抱えてゲラゲラと笑い、「ハイ、おつぎにどうぞ(笑)」と最後に控える小嶋プランナーのほうへ俺を押しやった。
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▲これが通常の良三さんのサイン。こう書けばいいじゃんか!!(写真提供:同)
へーんだ。いいよいいよ。小嶋さんにキチンと締めてもらうから。小嶋さんがファンへ書くサインは、いつも漢字で達筆だ。仲良しの俺には、とくに気合を入れて書いてくれることだろう。小嶋さんは俺を認めて「あー、今回もありがとうございます〜♪」とニッコリ笑って、「じゃ、サインさせてもらいますねー♪」と音符交じりのルンルン声で、うれしそうにペンを転がした。
……って手ぇ抜きすぎダロッ!!!!! なんだこのボウフラみたいな文字はっ!!!!! 俺は腹を抱えて笑う4人衆に向かって「ひひひ、ひどいわ!!」と吐き捨て、悔し紛れにオリオンビールをラッパ飲みした。
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▲これがいつもの小嶋さんのサイン。これが欲しかったのに!(写真提供:同)
そしてこのあと、ツアー参加者はホテルのスイートルームに移動して、藤岡ディレクターみずからが『モンスターハンター3(トライ)』について語ってくれるという、信じられないくらい贅沢な魅惑のトークイベントへ雪崩れ込んだ。
……らしい。
……そういうことが、行われた、らしい……。
じつはサイン会が終ったあと、俺はC社のとある悪魔に「いこうよ〜! おおつかさぁ〜ん! 1時間だけ! ネ! ネ!」と絡まれた挙句に拉致されて、沖縄の有名な繁華街に……。1時間は2時間となり、2時間はいつのまにか3時間となって、ふと気がつくと携帯に1本のメールが……。恐る恐る開封すると差出人は誰あろう、藤岡要ディレクター。その内容は……、
「そっかあ。大塚さん、『3(トライ)』には興味ないんだぁ〜……」
俺、一瞬で泡盛の酔いがすっ飛び、俺をここに連れ込んだ悪魔に向かって「ちょっと!!! 藤岡さんに怒られたよ!!!」と絶叫。そのままタクシーに飛び乗って、ホテルへと帰還した。
そして深夜のビーチ。
俺は藤岡さん、一瀬さん、小嶋さんに、「大塚さぁん、どこほっつき歩いてたんですかぁ〜?」、「まさか大塚さんが、あの場にいないとはねえ」、「『3(トライ)』のこと、たくさんしゃべったのになぁ〜」と口々にいじめられ(苦笑)、自業自得もいいところなのでひたすら「つつつ、つい出来心で!! すんませんでしたっ!」と平身低頭。と言いつつ、お酒で過ちを犯したというのにまったく懲りず、藤岡さんが持っていた泡盛がうまそうだったので「藤岡さん、その泡盛ちょっとくだちゃい」と言って藤岡さんの泡盛をグビグビグビ……。あまりにもおいしかったので「うまいすなあ」と調子に乗って飲んでいたら「あ!! 大塚さん!! 全部飲んじゃダメ!!」とさらに藤岡さんに怒られたのであった(苦笑)。
というわけで、最後はわけのわからない俺の失敗談で終っていますが(苦笑)、沖縄ツアー、本当に楽しかった!! ツアー参加者に今回の旅の感想を聞くと、皆一様に目を輝かせて「言葉じゃ言い表せないくら楽しかったです!! また企画されたら、ぜひ参加したいと思います!」と声を揃えていた。
新しい狩友との出会い。そして憧れのモンハン4人衆を始めとする制作チームとのふれあい。沖縄まで来たからこそ得ることができたたくさんの想い出を胸に、ツアー参加者たちはそれぞれの場所に帰っていった。
「また、必ず会おう!」
の言葉を残して。
大塚角満
週刊ファミ通副編集長にして、ファミ通グループのニュース担当責任者。群馬県出身。現在、週刊ファミ通誌上で“大塚角満のモンハン研究所”というコラムを連載中。そこら中に書き散らした『モンハン』がらみのエッセイをまとめた単行本『本日も逆鱗日和』シリーズ(4巻)が発売中。また、そこからのスピンオフとして別の視点から『モンハン』の魅力に迫る書き下ろし作品『別冊『逆鱗日和』 角満式モンハン学』シリーズも。このブログではさまざまなゲーム関連の話題を扱うつもり。一応、そのつもり。
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