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【MHP 2nd G】第146回 『サヨナラ! 逆鱗日和』発売記念イベント(3) イベント前夜

 無事、4人でのシンクロプレイができる目処が立ったところで会社を出て、新宿に移動。明日のイベントのために上京してもらったもうゲネポ、Jast25`sと合流して、顔合わせを兼ねた決起集会を行う算段なのだ。

 歌舞伎町に用意したホテルのロビーで、日本の頂点とも言える3チームが初めて顔を合わせた。彼らが一堂に会して会話をするのは、これが初めてとのこと。その様子を見て俺と江野本は、「もしもここに隕石が落ちてきて我々が全滅したら、日本の『モンハン』タイムアタックの歩みは確実に止まるね……」と縁起でもないささやきを交わす。でも、思わずそう発言したくなるくらい、競技として『モンハン』に向き合っているハンターにとってこの6人は偉大な存在なのである。

 そんな最速ハンターたちを連れて、夜の歌舞伎町をテクテクと歩いた。この街で蠢いている人たちは間違いなく彼らのことを知らないだろうが、俺は心の内で「この若者たちは、すげえんだぞ!」と叫びたくてしかたがなかったよ。

 10分ほど歩いて、予約しておいた”いかにも”な飲食店に到着した。高級でもなんでもないふつうの飲食店だったが、このステキな若者たちと共有している時間がどうにもこうにも尊くて、「時間よ止まれ!!」と何度思ったことか……。じつはこのイベントを企画し始めた当初から「前日の決起集会になったら、”ずっとこの時間が続けばいいのに”って思うに違いないよね」と江野本と話していたのだが、まんまとそのとおりのことを思ってしまった。

 お店では、本当にざっくばらんに会話を楽しんだ。俺と江野本は、彼らとは個別に何度も会っているのですっかり気心は知れているのだが、前述したとおり3チームが一堂に会するのはこれが初めてのこと。しかし、互いをライバル視する以上にリスペクトしあう彼らはすぐに打ち解け、俺や江野本とは住んでる世界が違うタイムアタックに絡む高度な話をし始める。それを聞いて、俺はただただ「ほえー!」とか「ほっほー!」と言うしかなく、でもそれがすごく楽しくて、彼らが交わす会話をBGMにしながら満ち足りた気分で食事をした。そして何度も我に返って、「すげえメンツとご飯食べてるんだよなぁ……」としみじみと思ったり……。彼らにしても、ほかの5人は確実に自分と同じレベルにいると知っているので遠慮なく高度な言語を駆使し、そしてそれが通じるとわかった安心感もあってか会話は途切れることがなかった。本当にすばらしい時間が、俺たちのまわりに流れていた。

 そして、11月23日。ついにイベント当日になった。まだ準備がすべて終わっていなかったし、リハーサルもあるので、俺と江野本は朝の8時くらいには出社するつもりだった。

 ところが。

 ……ふたり揃って寝坊した!!!

 じつは決起集会の余韻にいつまでも浸っていたくて、「景気づけに、もうちょっと飲んでいくか」ってことでバーにくり出し、チビチビとお酒を飲んでいたのである。それが効果テキメンに効いたのか、パっと目を開けたときには午前8時すぎ……。大急ぎで身支度を整えて、家を飛び出した。まあ、余裕を持って「8時集合にしよう」と決めたことだったので準備にもリハーサルにも影響はなかったんだけどね。でもあとで聞いたら、エフォクリのJack君も「じつは寝坊しました……」と言っていたし、イベントの司会を頼んだ佐治キクオもリハーサルの途中で「すんません! 寝坊しました!」と言いながら入ってくるしで、やっぱこの日の我々はヘンなオーラに包まれていたのだよ。

 まあ寝坊の話はいいや(よくないけど)。いよいよここからイベントの詳細記事に入るのだが、リポートの1発目で書いたとおり、ずっとステージに出ていてメモも取れていないので詳しく書く自信がありませんっ!! がんばって書こうと思いますが、イベントリポートと言うより出演者の内面的な方向からのアプローチになるであろうことを、いまから宣言しておきます。

 続きは明日〜!

投稿者 大塚角満 : 16:04

大塚角満

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週刊ファミ通副編集長にして、ファミ通グループのニュース担当責任者。群馬県出身。現在、週刊ファミ通誌上で“大塚角満のモンハン研究所”というコラムを連載中。そこら中に書き散らした『モンハン』がらみのエッセイをまとめた単行本『本日も逆鱗日和』シリーズ(4巻)が発売中。また、そこからのスピンオフとして別の視点から『モンハン』の魅力に迫る書き下ろし作品『別冊『逆鱗日和』 角満式モンハン学』シリーズも。このブログではさまざまなゲーム関連の話題を扱うつもり。一応、そのつもり。


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