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大塚角満の ゲームを“読む!”

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鉛筆アイコン【MHP 2nd G】第138回 アドパでひと狩り! その1

2008/11/13 (木曜日)

 ちょっと遅くなっちゃいましたが、11月10日、11日に行った”アドホック・パーティーで大塚角満と遊ぼう企画”(どんどん企画の名前が変わっていってる気がする)の詳細をお伝えしちゃいましょう!

 ぶっちゃけるとこの企画、ものすごく不安だった。まず、大塚角満がどこにいるのかを告知する方法に頭を悩ませ、つぎにアドパのロビーに32人しか入れない(俺が必ず入っているから実質31人しか入れない)という事実に思いを馳せた。ふつうに遊ぶぶんには必要十分な収容人数ながら、このような行き当たりバッタリなイベントを行う段階になると「32人だと入れない人がたくさん出てしまうだろうなぁ……」ということに思いが至って心が苦しくなってしまうのである。しかしイベント始まる段階になると、今度は「31人の一般ユーザーの方とどうやって渡り合えばいいんだ!!」と”31”という数字の大きさに愕然とする。心落ち着かない37歳のおっさんはこうして、モニターの前で右往左往していたのであった。

 そんな主催者の不安を他所に、気がつくとイベント開始時刻が目前に迫っていた。どどどどうしよう! もうすぐ始まってしまう!! 冷や汗を流しながら忙しなく席で立ったり座ったりをくり返している俺に向かって、ふたつ隣の席から冷ややかな視線を送っていた江野本ぎずもが呆れた声で言った。

 「大塚さん、落ち着いてください」

 その声は冷静だった。

 「まだ20分まえですよ」

 20分だろうが20時間だろうが、落ち着かないものは落ち着かないんだわい!

 と、ここからイベントが始まるまでの、永遠とも言える20分間の心の葛藤を書き出すとコラムを5本や6本書いたところで収まりがつかないくらいの大長編になってしまうので、断腸の思いでこれを書くのは止めておいてやろう。マジメに、イベントをリポートしますね。

 11月10日午後8時ジャストに、イベントはスタートした。俺がブログに「角満はF1ワールドのロビー17にいます!」とブログにアップしたのとほぼ同時に、32名収容のロビーは満員となってしまった。この、わずか数秒のあいだにアドパのかわいらしい人型がポコポコとロビーに生まれていく風景、なんだかすごく感動的だったよ。雨後のタケノコじゃないけど、★角満★というキャラクターを中心に、等間隔で”ポポポポポポポポポポポポッッッ!!!”てな感じで人型が誕生していくシーンはまさに生命の芽吹きを見ているようで、少々大げさながらちょっと厳粛な気分になってしまった。


▲こんな感じで遊んでおりました。「写真撮るのに、机が汚い!」と某E女史に怒られたけどな。

 しかしいつまでも感動で止まっているわけにはいかない。この場を収めなければ!!(って、この場合の”おさめる”は、”収”なのか”治”なのか。国語の先生、どっちですか?) 見ると、ロビーに現れた人型たちは口々に「は、入れた!」、「カンドー!!」、「やったー!!」等々の感嘆の言葉を漏らしている。そんな人々に向かって、俺は無意識のうちに言葉を発していた。

 「えーっと。こんにちはw ワタクシは大塚角満です」

 ギャラリーから「知ってるよ!w」、「当たり前だ!!www」などの賞賛の声が沸きあがる。調子に乗って、俺は言った。

 「さあ! ひと狩り行こうぜ!!」

 観衆から「おー!」、「行こう!!」という怒号が沸き起こる。うっひょー!! 盛り上がってきたなあ!! しかしいったい、こっからどうすればいいんだろう。俺は心の内では、2時間と決めたイベント時間では絶対に全員とクエストに出かけることは不可能と思っていたので、早いもの勝ちで何人かと遊べればいいかな……と甘いことを考えていた。そして実際、俺は「いまからルームを作るので、どなたか3名様、入ってきてください。クエストに行きましょう」と呼びかけ、そのとおりのことを実行したのである。しかもこのとき、俺は古龍の大宝玉がどうしても欲しかったので、早いもの勝ちで入って来られた3名の方にG級クシャルダオラ討伐を懇願。しかしハンターランク9のツワモノが4人揃っていたところでG級クシャルダオラを討伐するにはそれなりの時間がかかるわけで、時は音を立ててドウドウと流れていく。俺は焦った。この間、ロビーに残った28名のイベント参加者は”放置”されたことになるわけで、彼らがいまどんなことを思っているのか、気になってしまってどうにもならなくなってしまったのである。

 しかし俺がクシャルダオラを追い掛け回しているあいだ、ロビーでは意外なことが起こっていた。残された28名の人々がチャットで会話をしているのが目に飛び込んできたのだが(ルームに入っていてもロビーの全体チャットは見ることができる)、集まった紳士的な人々は落ち着いて、「ここにいる人全員が、ちょっとでも角満さんと触れ合える方法を考えませんか?」、「ギルドカードの交換だけでもいいですよね」、「整列して、順番に角満さんの部屋に入りましょうか」と、非常に建設的な意見交換をしていたのである。これを見たとき、俺は初めてこのイベントで人心地がついた。こんなことを書いてしまうと無責任に思われちゃうかもしれないが、俺はイベントが始まってからも「どうやったら集まった人たちは満足してくれるんだろう……」と不安で胃を痛くしていたのである(マジです)。でも、ここに集まってくれた人たちは純粋に、イベントを楽しもうとしていた。俺と絡む以前に、ロビーにいる人どうしが会話し、あれこれ意見交換をして笑い合っている。その様子を見て俺は少しだけホッとし、なんとかクシャルダオラを討伐してロビーに帰ってきた。そのときも大歓声が俺を向かえてくれた。


▲ルームを立てて、『2nd G』のクエストに出かけているときでもロビーの会話を見ることができる。これが何気に楽しい。

 けっきょく俺はない知恵を絞って、「3人1組でルームを立ててください。そこを僕が順番に訪問しますので、ギルカの交換だけでも全員としましょう」と提案。その瞬間、ロビーに整然とした住宅街が生まれ、俺は無事に2時間かけて参加してくれた人ほぼ全員にギルカを配ることができた。そしてあっと言う間に、イベントの予定時間は終了してしまった。

 これが、”アドホック・パーティーで大塚角満と遊ぼう企画”の初日の様子。2日目の模様は、明日アップしますね。

※『サヨナラ! 逆鱗日和』情報※
●前作『ニャンと! 逆鱗日和』のときにも実施したのですが、『サヨナラ! 逆鱗日和』の発売を記念した企画としてファミ通のケータイサイト”ファミ通DX”において特別コラムの連載を始めました! 『サヨナラ! 逆鱗日和』に収録されているコラムから何作品かピックアップしてそれが書かれた舞台裏を赤裸々にするとともに、そのテーマに則した読者からの投稿を募って大塚角満が解答しちゃうという”読者とのキャッチボール”もできる試みとなっております。また、大塚角満へのご意見や質問を受け付ける郵便受けもありますので、ぜひぜひご利用を〜。下のQRコードから飛べますよ。

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投稿者 otsuka-eb : 14:05