« 【MHP 2nd G】第113回 モンスターハンター 〜前夜〜 | 大塚角満の ゲームを“読む!”のホーム | 【MHP 2nd G】第115回 モンスターハンター 〜始まりの唄 その2〜 »【MHP 2nd G】第114回 モンスターハンター 〜始まりの唄 その1〜2008年09月17日2008年9月6日。土曜日のこの日、久しぶりに完全オフとなった。何週間かぶりの休日……という以外は、取り立てて特徴のない365分の1の日。でも俺にとっては、ずっと忘れないであろう思い出深い1日となった。 午前10時すぎ。腹の上に乗っかって寝息を立てていた飼いネコを「うがあ!! 寝苦しいと思ったらオメエの仕業か!!」と言いながら引っ剥がし、その勢いで2階の寝室を飛び出してドタドタと階下に下りていく。居間では、俺のコラムではおなじみの大学2年生、S君と、その親友のN君が『2nd G』の協力プレイに興じていた。「おはよー」と挨拶するふたりを一瞥し、「うっほ」やら「ういー」といったあいまいな返事を返す。起きたばかりで、まだ頭が回っていない。 トイレを済まし、「ハラへったーハラへったー!」と歌を歌っている2匹のネコを蹴散らしながらいつもの座椅子にドカンと座り、やおらPSPの電源を入れる。だいぶ頭も冴えてきた。よーし、最近調子が上がってきたことだし、起きぬけにいきなりモンスターハンターとシャレ込んでやるか! とも思ったが、さすがにそれは朝から重すぎるだろうと判断して、S君、N君のパーティーに混ぜてもらっていくつかのクエストをこなした。いわばこれは、ブルペンでの投球練習みたいなものだ。 そして9月6日正午。運命のときがやってきた。俺はふたりに「んじゃ、モンスターハンター行ってくるわ」と告げてパーティーから抜け、「ヒデ君、がんばって!」、「応援してますよ!!」という声援を受けながら、4頭のモンスターが待つ27度目の大闘技場に降り立った−−。 ■モンスターハンター:27回目 このときの俺の装備は、以下のようなものだ。 武器:ヘルブリザード 以前、装備をつまびらかにしたときと変わっているのは、ハチミツ、鬼人薬グレートを新たにリストに加え、ゲネポスの麻痺牙をネットに変更した部分だ。ハチミツと鬼人薬グレートを新規に組み込んだ関係で、モドリ玉と守りの護符をリストから削った。断腸の思いだったが、持ち込めるアイテムに限度がある以上、これは致し方ないことだ。 俺の分身は、見慣れたキャンプに降り立った。まずは鬼人薬グレートを飲んで攻撃力のアップを図る。……しかしこれ、アイルーキッチンで攻撃力UP【大】の食事をしてきてしまった関係で、効果が相殺されてしまっていることにあとになって気づいた。怪力の種とかだったら効果が上乗せされるのだが、このときはそこまで頭が回らなかったのだ。なのでここはひとつ、「角満は攻撃力アップが図れる薬をキャンプで飲みたかったんだな!」と皆さんの心のうちで補完してもらい、強引にナットクしてから読み進めていただきたいと思う(苦笑)。 さて、そういう悲しみをまとった鬼人薬グレートを1個しか持ち込まなかったことと、キャンプでさっさと飲んでしまったことにはキチンとした理由がある(くどいようだが飲んでも効果はなかったが)。持ち物を限界数持ち込んだ俺だが、ここで鬼人薬グレートを飲んだことによりアイテムポーチに空きができる。そこですかさず、ドキドキノコと素材玉を調合してモドリ玉を作成。これでピンチになったときにいつでもキャンプに逃げ帰ることができるようになったわけだ。そして、アイテムウインドにはすぐに使えるように閃光玉をセット。ヘルブリザードに弾丸を装填し、大闘技場に入る直前で強走薬グレートをゴキュゴキュゴキュ……。これで”対リオレウス”用の限界装備の完成だ! リオレウスの討伐目標タイムは5〜7分といったところ。そのためには閃光玉を惜しまずに使わなければならない。とにかく、飛び上がったと思ったら閃光玉。突進してこようとしたら閃光玉。目がチカチカするのも構わず、ビカビカボンボンと派手な光を放ち続ける。リオレウスがピヨったら、ひたすら頭を攻撃。それ以外の部位には目もくれない。尻尾を切断したくなるかもしれないが、ことモンスターハンターにおいては部位破壊することよりもスピードが最優先されるのである。なので俺は、徹底して空の王者の頭を突っつき続けた。 そして狩猟開始から6分。じつにいいタイミングでオトモアイルーがシビレ罠を設置してくれた。まんまとこれにハマるリオレウス。俺は(まだ時間もあるし、どっちでもいいんだけど、せっかくハマったんだから試してみよう)というフニャフニャした気持ちで、ひょいひょいと捕獲用麻酔玉をリオレウスにぶつけてみた。すると……。 「zzzzz……」 おおおお!! オトモアイルーのシビレ罠でリオレウスを捕獲できちゃったぞ!! なんだかすげえ得した気分。タイムも上々だし、こいつは幸先がいいぞお!! アイテムをほぼ丸ごと持ち越したまま、俺は2頭目のティガレックスと対峙した。ティガレックスは、30〜32分残しで屠りされれば上等と言える(あくまでも俺の腕で、だからね)。戦術は、壁際に陣取っての突進待ち。「チキンめ」と言われちゃうかもしれないが、ガンランスでスピーディーにこやつを葬り去るには、これ以外の方法を思いつかなかったのだ。首尾よく、突進してきたティガの頭が壁にめり込んで動きが止まったら、その顔面を狙って威力の大きい斬り上げ攻撃をお見舞いする。だいたい1回のめり込みで3回は、斬り上げ攻撃を食らわすことができるはずだ。モンスターハンターに挑戦し始めたころは、突ける回数の多いガード突きを多用していたのだが、ガード突きはガンランスの攻撃でもっとも威力が低いことを鑑み、斬り上げ攻撃メインで攻めることにした。この効果は如実にタイムになって現れており、このときも34分残しでティガレックスの討伐を完了。回復系のアイテムも、ほとんど残したままだ。 ものすごく、いいペースだ。「い、いけるかも……」という思いが中年ガンランサーの頭をよぎる。しかし考えてみると、モンスターハンターに挑戦した27回の歴史の中で、「いけるかも」と思ったことは何度も何度もあった。ところがそのたびに、副将のナルガクルガ、大将のラージャンに返り討ちにあい、「やっぱ俺なんて……。ガンランスなんて……」と泣きながらポッケ村に帰って来ることをくり返してきたのだ。 そうだ。余裕をぶっこいている場合ではない。リオレウス、ティガレックスに挑むとき以上の気合と情熱を込めなければ、ナルガクルガ、ラージャンと対等にわたり合うことはできないんだ。いま持てるすべての力をぶつけないと、このふたつの壁を越えることはできないんだよな!! 次回、ついに……! ※本当は今日、全部書いちゃうつもりでした。なぜかと言うと、自分の誕生日だから(笑)。でもあまりにも長文になってしまうので、今回はここまで。完結編は、近日中にアップするとします。それと私事になってしまいますが、「誕生日おめでと!」というメッセージやメールを贈ってくれた皆さん、この場を借りてお礼申し上げます。こんなおっさんの誕生日を祝ってくれて、本当にありがとうございました! 投稿者 otsuka-eb : 2008年09月17日 17:45 |






