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【MHP 2nd G】第112回 角満出張狩猟企画・佐賀編 その2

2008年09月12日

※かなりお酒の話題が入っております! 未成年の皆様、お酒は二十歳になってからね!※

 佐賀に着くころには、とっぷりと日が暮れていた。

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▲JR佐賀駅前。すっかり日は落ちた。さあ宴会だ宴会だ。狩猟だ狩猟だ。

 店には、一般のお客さんの足が落ち着き始める午後10時半にお邪魔することになっている。それまで1時間ほど時間があったので、とりあえず逆鱗日和ファミリーは宿泊先にチェックイン。ここまで送ってくれたJast25`sのふたりも今日はこのまま佐賀に泊まる手はずをして、いっしょに飲み食いしようということになった。とりあえず彼らは休憩がてらコーヒーを飲んでいるというので、1時間後にJR佐賀駅で合流することを約束。我ら4人パーティーはいったん解散することにした。

 俺に招待メールをくれた店長さんが切り盛りする居酒屋”にわか本舗”は、JR佐賀駅の程近くにある。本場九州らしく、豊富な焼酎とおいしい焼き鳥が自慢の店で、店長が若い(27歳!)こともあってか、働くスタッフも若くて元気な人ばかりである。

 そんなにわか本舗の扉を、午後10時過ぎに叩いた。本当は午後10時半に訪問する予定だったのだが、俺も江野本も……待ちきれなかった(苦笑)。もう一刻も早くにわか本舗を訪れて店長を始めとするスタッフの人たちに会い、おいしい焼酎と焼き鳥に舌鼓を打ちながらいろんな話をして、トドメとばかりに『2nd G』で協力プレイをしたくてしたくてタマラナクなってしまったのだ。

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▲佐賀駅から続くガードの下に、にわか本舗はある。じつに趣深いたたずまい。この写真を撮った数秒後、店長が店のトビラを開けてくれた。

 「遠いところ、ようこそ〜!!」

 カウンター席の向こうで、若き店長が元気に言った。まだバリバリの営業時間だったので、店の中はお客さんでごった返している。

 「本当に来てくれたんですねー!」

 焼き鳥を焼いていた若者がニコニコしながら俺と江野本の顔を見た。忙しく動く彼の手元から、トリの脂がじゅわじゅわと爆ぜる小気味いい音が聞こえてくる。ふんわりと漂う、焼き鳥独特の香ばしい匂いと焼酎のツンとした芳香。あー腹減った! ちょっと前に食べた長崎皿うどんなんて、焼き鳥のフレグランスで一瞬で消化されちまったよ!! ふと、横にいた江野本を見ると、彼女はヨダレをたらさんばかりの表情で焼きあがって行く焼き鳥を凝視しており、いまにもグレムリン化しそうな勢いである。

 「お、おいしそう……」

 江野本ぎずも改め江野本グレムリンが、心からのつぶやきを漏らした。そんな腹ペコ娘のつぶやきが聞こえたのか、店長が笑顔のまま「とりあえずお客さんがはけるまで、食事でもどうですか? メールしたとおり、大塚さんと江野本さんが好みそうなお酒もたくさん用意してありますからね!」とじつに魅力的な提案をしてくれたではないか! もちろん、俺たちに異存などあるわけがない。俺と江野本はほかにお客さんがいるのも構わず、「食べます飲みます狩りますっ!!!」と大声で絶叫。これが、いまだ俺と江野本のあいだで「一生忘れない」とため息とともに語られる、ステキなステキな佐賀の夜が始まった瞬間だった。

 いきなり秘蔵の芋焼酎を注文しようかとも思ったが、まずはやっぱり生ビールだ。ここまで俺たちを連れてきてくれたJast25`sのふたりに心からの感謝を込めて、「かんぱーい!! ホントにありがとう!!」と言いながらジョッキをぶつけ合う。にわか本舗の面々も俺たちに合わせて、笑顔でグラスを傾ける仕草をしていっしょに乾杯してくれた。それを見た瞬間、俺は(ああ……。また俺は『モンハン』をきっかけに、ステキな人たちと交わろうとしているんだな……)と予感にも近い確信を覚える。早くPSPを手にして、この人たちとゆっくりいろんな話をしてみたい。心地よく冷えたビールに喉を洗われながら、俺はそんなことを考えていた。

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▲ホロ酔いのJast25`s。その向こうにいるのが、この店の女性スタッフのヨーコちゃん。

 忙しく動き回りながらも、店長とスタッフの皆さんはつねに俺たちを気にかけてくれていた。それに甘えて、店長と『モンハン』の馴れ初めを聞く。

 「最初のころはずっと、僕ひとりで遊んでいたんです。でもやっぱりひとりじゃなく、仲間と協力プレイがしたくなるじゃないですか? そこで『2nd』が出たときにソフトを2本買って、(スタッフの若者を指差して)こいつに”頼むからやってくれ!”と言いながらソフトを渡したんですよ(笑)」

 ソフトを渡されたスタッフの”キョータロー君”、最初は「あくまでも付き合いで」って感じで『2nd』をやり始めたそうだが、すぐにこのゲームの魅力に取り憑かれる。『2nd G』が出るころには女性スタッフの”ヨーコちゃん”もハンター仲間に加わり、営業時間が終了するのを合図に夜更けまで狩りを続ける日々が続いたそうだ。うれしそうに店長が言う。

 「で、まえまえから愛読していた大塚さんのコラムを彼らに紹介したら、みんな思ったとおりにハマってくれて(笑)。今回の企画に乗って大塚さんたちを招待しようって話も満場一致で決まりまして、速攻でメールを出させてもらった次第です(ニヤリ)」

 かわいらしい女性スタッフのヨーコちゃんも、「最初、ふたりが何の話をしているのかわからなかったんですけど、詳しく聞いたとたん、テンションがめっちゃ上がりました(笑)」と恥ずかしそうに笑う。うんうん……。よくぞメールを出してくださいました……><

 俺と江野本は、飲み物をビールから焼酎、泡盛に変えた。店長が「大塚さん、江野本さんに飲んでもらおうと思って入荷しておいた酒があります」というので、それを持ってきてもらったのだ。酒好き店長が俺の前に持ってきてくれたのは、地元・佐賀県で作られている”恋寅”という銘柄だ。見るのも飲むのも初めてである。オークの木樽でじっくりと寝かせて作られたというこの焼酎。その味わいは……。

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▲ズラリとならぶ焼酎と泡盛。さすが芋焼酎の本場、九州。都内ではなかなかお目にかかれない銘柄もたくさん揃っていて、オイラは大感激だったよ……。

 「う、うまーーーーっ!!」

 すっきりとした甘さの中に、ツンとした独特の香りがある。かといって飲みにくいわけではなく、ふだん芋焼酎はあまり口にしない江野本もひと口飲んで「わー! おいしい! これならウチでも飲める!」と大ハシャギだった。そんな江野本のもとには、「島んちゅもオススメの逸品」という”北谷長老”という泡盛(古酒)が運ばれてきた。こいつをグビリと口に含む江野本。瞬時に目を輝かせてデカい声で絶叫した。

 「う、うまーーーーっ!!」

 江野本はふだん、泡盛は水割りで飲んでいるのだが、よっぽど北谷長老の古酒が気に入ったらしく「これはオンザロックで飲む!!」と言ってグビリグビリとロックで飲み続けておりました(苦笑)。お酒のアテとして運ばれてきた焼き鳥のぼんじり、皮、つくねなど、どれもすばらしくおいしくて、逆鱗日和ファミリーとJast25`sのふたりはいつまでも「うめえうめえ!!」と言いながらグラスを傾け続けたのだった。

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▲右が、俺がこの日いちばんおいしいと思った鳥のぼんじり。めっちゃジューシーで味わい深かった。

 次回に続く。

※大塚角満コラム情報※
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投稿者 otsuka-eb : 2008年09月12日 16:57