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【MHP 2nd G】第93回 角満出張狩猟企画・青森編 その1

 本日、2回目の更新です。

 以前、このブログと週刊ファミ通誌上で募集した”大塚角満地方出張狩猟企画”。7月24日に発売された『モンスターハンタープレイ日記 本日もニャンと! 逆鱗日和』の発売を記念して地方行脚しちゃおう、ということで『ニャンと!』の編集担当である江野本ぎずもがぶち上げた企画だが、その江野本が「ぎょえーーーーっ!」と絶叫するくらいたくさんの応募が来た。その数たるや、オトモアイルーが激昂ラージャンの角を折ったときくらいの衝撃的な量だった(そんなシーンに遭遇したことはないがネ)。

 俺と江野本は悩んだ。どのメールやはがきを見ても、どんなに自分のところに来てほしいか、大塚角満といっしょに遊びたいと思っているかということが切々と、そして一生懸命書かれている……。読んで、思わず爆笑してしまったハガキや、逆にホロリとさせられてしまったメールもあった。本音を言えば、応募してくれたすべての人のもとに参上して、ギルドカードを交換して、1クエだけでもいいからいっしょに遊びたいと思った。本当に心から、そう思いました。しかし所詮は俺もサラリーマン。日本全国100数十箇所に出張するというわけにもいかず、泣く泣くそれは断念。しかも俺たちはふたりとも、ファミ通グループのニュース担当記者だ。週刊ファミ通の原稿締切は毎週あるし(週刊なので当たり前だが)、土日に取材が入ることも多い。しかもこの夏は海外出張も入っていたので、夏休み期間に限定してしまうと物理的に地方行脚に使える時間は限られてしまっていた。

 なので、俺たちは時間をかけてじっくりと話し合った。ほとんどすべての人をふるい落としてしまうことになるのだ。だったら応募してくれた人全員に失礼がないよう、徹底的に話し合ったうえで行き先を決めようと思ったのだ。俺と江野本はすべてのメール、ハガキを何度も何度も読み返して、出張に出向く候補を絞り込んで行った。結果、「まず最初は、青森に行こう!」と結論づけた。
 
 青森を選んだのには理由があった。じつはずっとまえから行商ばあちゃんが話す言葉が気になっていたのだが、ある日青森県弘前市出身のフランソワ林(週刊ファミ通副編集長)が行商ばあちゃんの言葉を聞いて、「あ、津軽弁だ」と言ったのである。俺の耳には行商ばあちゃんの言葉は「あーいだらず、ほんだら」としか聞こえないのだが、フランソワ林に言わせるとこれはれっきとした青森の言葉で、しっかりとした意味があるのだという。そういえば昔、フランソワ林がまだニュースチームにいたころたまーに酒を飲みに行っていたのだが、酔っ払うと俺や中目黒目黒は決まって彼に「林君、なんか津軽弁しゃべってよ」と懇願して、津軽弁のレクチャーを受けたのである。しかし、かなりの早口で「わー、なのごどすぎなんだばってつきあってけねぇ?」とサラリと言われても言葉の意味がひとつもわからない。そのたびにフランソワ林はニヤリと笑って、「いまのは”私はアナタが好きなのですがお付き合いしてもらえませんか?”という意味ですよ」とクールに答え、酔っ払った俺たちから「うおおおお!! すげえ!!」と賞賛を浴びていたのである。

 そんなことがあったので、俺が胸に秘める行商ばあちゃんへの思慕の情は日に日に募るばかりだった。(いつか機会があったら青森に行って、この耳で現地の言葉を聞いてみたい)。ずっとそう思っていたのである。

 そこで今回、8月12日、13日に仙台市でモンハン夏期講習が開催されるという後押しもあったので、一念発起してこの期間に東北に行ってみようと思い立った。初めて東北の地で開催される『モンハン』関連公式イベントの取材と絡めて、ちょっと足を伸ばして青森を訪れてみようと決意したのだ。江野本も、これには大賛成だった。「ぜひ現地で、行商ばあちゃんの言葉を実際に聞きましょう!」と彼女は目を輝かせた。

 さっそく、青森から応募してくれたRさんという30代の男性に連絡を取った。すぐに返事があり、「日程も問題ないのでいろんなプランを考えてお待ちしています!」とのこと。さっそく我々も東北取材ツアーのスケジュールを組んで、一路、青森を目指した。

 さあ、楽しい出張狩猟企画のスタートだ! 続きは次回!

投稿者 大塚角満 : 20:23

大塚角満

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週刊ファミ通副編集長にして、ファミ通グループのニュース担当責任者。群馬県出身。現在、週刊ファミ通誌上で“大塚角満のモンハン研究所”というコラムを連載中。そこら中に書き散らした『モンハン』がらみのエッセイをまとめた単行本『本日も逆鱗日和』シリーズ(4巻)が発売中。また、そこからのスピンオフとして別の視点から『モンハン』の魅力に迫る書き下ろし作品『別冊『逆鱗日和』 角満式モンハン学』シリーズも。このブログではさまざまなゲーム関連の話題を扱うつもり。一応、そのつもり。


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