« 【MHP 2nd G】第49回 もしもナルガをペットにしたら…… | 大塚角満の ゲームを“読む!”のホーム | 【MHP 2nd G】第51回 大塚角満の近況 »【MHP 2nd G】第50回 フルフルの着想2008年06月12日気がついたらこの『2nd G』日記も今回で50回目。なかなかどうして、順調に書き進んでいるではないか。いい感じいい感じ。まだまだ書きたいことは山ほどあるし、この調子だったら目標の100回にも余裕で到達するゾ。……え? 何か忘れてないか? ですって? ななな何かあったっけな……。ま、まあマイペースで今後も書き続けますので、皆様よろしくお願いします……。 さて。 初代『モンスターハンター』の時代からの人気モンスターに”フルフル”がいる。ハイ皆さん、知ってますネ。沼地やら雪山に生息する、怪しい妖しいメタボなアイツです。このフルフル、男の俺から見ると「むむむ。なかなかヤルではないか」という存在なのだが(意味不明)、女性ハンターから見ると「きゃー! かわゆいー!」と叫びたくなるモンスターらしい。逆鱗日和ファミリーの一員、江野本ぎずも(♀)も「『モンハン』に出てくるモンスターの中でかわいいのは、ダントツでフルフル亜種」と言ってはばからない。どっからどう見ればかわいくなるのか本気で詰問したくなるのだが、そう言うと「どっからどう見てもカワイイ」と身も蓋もないことをピシャリと吐き捨てられるのがオチなので、あえて聞かないようにしています。 「それにしても……」と感心するのが、こういった特異な形態、生態をしたモンスターを生み出すクリエーターの才能だ。どんなところにアンテナを伸ばしていれば、フルフルのように個性の際立った”生き物”を思いつくのだろう。しかもフルフルは、”雌雄同体、単為生殖の生き物である”、”生きたものしか食べない”、”生き物の身体に卵を産みつけ、子供は孵化すると宿主の身体を食い尽くしてから飛び出してくる(それがフルフルベビー)”などという、じつに細かくて理にかなった設定の上に成り立つモンスターだ(モンハンフェスタ`08札幌大会の”教えて藤岡先生!”のコーナーより)。つまり単なる思いつきで作られたものではなく、体型、性格、色、行動などにはすべてきっちりとした理由があり、生き物として成り立つために必要なことを盛り込み尽くしたうえで誕生したモンスター、ってことになる。 そういった学術的な視点でフルフルを眺めると、かわいいかどうかは別にして、神が作りたもうたとても高貴な生き物に見えてくるから不思議だ。とくに、青白い電気を体内発電させてバチバチと放出している様子なんてじつに凛々しい。 でもこの姿、どこかで見たことあるんだよなぁ……。こいつを思い出せれば、フルフルを生み出したクリエーターが何からこのモンスターの着想を得たのかがわかる気がする。うーん、何だっけなぁ……。 最近、著しく記憶力が減退してきた脳ミソで「なんだっけなんだっけ」と考えながら、旧密林のエリア3でバチバチバチと体内放電しているフルフルを眺めていた。この時期のこのエリアは、巨大昆虫・ランゴスタがやたらと飛び交っている。光るフルフルのまわりをランゴスタが飛び回っている様は、夏の夜の外灯に虫が群がる風景のようだ。狩りということを忘れて、風情すら感じさせるこの景色。いいですわねぇ、日本の夏……。そんなことをノンキに考えていると、放電を続けるフルフルの身体にプィ〜ンプイ〜ンとランゴスタが、1匹、また1匹と軽薄に接近していくではないか。そのたびに当然のごとく、「バチュン!」、「バチュン!!」という破裂音とともに砕け散っていくランゴスタ。それを見た瞬間、俺は「はっ!!」と大きな声を出していた。そうか、思い出したぞ……。 フルフルは夏の日の殺虫マシンに似てるんだ!! 夏の夜になるとスーパーやコンビニの店先に設置される、青い光を放つ電気殺虫マシン(正式には何て言うんだろうか?)。その光で虫をおびき寄せ、猛る電気でバチュンバチュンと蛾やらカナブンやらを撃墜する、あの電気殺虫マシンにソックリなんだ……。 このコラムを読んだ人は俺と同じく、夏の夜に電気殺虫マシンを見るたびに言うに違いない。 「あ。フルフルがいる」 と。 ……それにしてもこのコラム、”『2nd G』日記”じゃなくてもいいような……。 投稿者 otsuka-eb : 2008年06月12日 11:28 |






