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【MHP 2nd G】第11回 新・へっぽこ3人組の挑戦 その2

2008年04月04日

 というわけで結成された、新・へっぽこ3人組(大塚角満、中目黒目黒、江野本ぎずも)。目黒に出ていた集会所下位の緊急クエスト、”絶対強者”に挑む。相手は『2nd』の象徴と言われる猛者、ティガレックスなわけだが、なんだかんだ言って下位のモンスターだし、その気になればひとりでも、いまの装備で十分倒せるレベルと思われる。なんたっていちばんキャリアの浅い女ハンター・江野本ですら、このクエストはクリアーしているのだ。それを3人がかりでアナタ。しかも我々、ゲーム雑誌週刊ファミ通の記者ですよ! 失敗する理由が見当たらない!! というわけで何の作戦も立てないまま、3人とも「余裕余裕♪」と口笛を吹きながらティガレックスの待つ雪山へと赴いた。

 それでも俺は一応、ベテランハンターなので、それなりの準備はキチンとしてきた。シビレ罠は、支給品の携帯シビレ罠を合わせて4つ作れるように調合材料も持参。ピンチのときに投げるように閃光玉も5つ携帯している。怖いのは俺以外の目黒、江野本がティガに昇天させられることだが、ふたりともガードができる武器(前回参照)だし、そうそうヘマはしないだろう。見ると、俺や目黒の前を、江野本のキャラが元気に走っている。おお。なんか気合入っているなあ。そんな江野本の姿を見て、目黒が不吉なことを言った。

 「まるでえのっち(江野本のニックネーム)がリーダーのように、俺や大塚さんの前を走っています。なんだか非常にイヤな予感がします

 それを聞いた江野本、すぐさまギズモからグレムリンに変身し、「ちょっと!! どういう意味っすか!!」と大逆上。俺、ゲラゲラ笑いながら「まあがんばんべ(笑)」と群馬弁で答えた。

 雪山のエリア8に行くと、いましたいましたティガレックス! さっそく「バォォォォ!!」と吠えてらっしゃる! それを見て目黒が、「わああ! なんかおっかねえ!!」と叫ぶ。どうやらこの男、ティガレックスとまともに対峙するのはこれが初めてのようだ。それでも生来のテキトー男・中目黒目黒。何の危機感もないままノコノコとティガレックスに接近し、思ったとおりティガの回転アタックをまともに食らって1発で昇天した。

 「わあ! 1発でちんだ!!」

 確かまえにもこんなシーンがあったなぁ(参考記事)……とぼんやり考えながらも、驚異的にあっけない昇天劇に俺は笑いが止まらない。「アホか! 簡単にやられすぎだ!!(爆笑)」。しかしあまりにも笑いすぎてると操作がお留守になるのは当然で、執拗に追い回してくる怒りティガレックスの猛攻をかわしきれない。俺は大いに慌て、「うわわわわ!」と笑いを驚きに変換して逃げ惑うもスタミナゲージはとっくの昔に真っ赤っか。「きゃーーーー!」と女のように叫んだころには、俺は目黒と仲良くベッドを並べてキャンプに転がされていた……。開始僅か数分。「装備はへっぽこだけど腕はへっぽこじゃない」と豪語していたベテランふたりがアっと言う間にノされてしまった。この惨状に、誰よりもブったまげたのが生き残った江野本である。

 「ちょっとぉぉ!! 何ふたりして呆気なくやられてるんスか!! 頼りにならないなあもー!!

 俺と目黒、何の反論もできず「し、しぃましぇん……」と平身低頭。結局このクエストは、尻尾を斬って剥ぎ取りをしたまではよかったが、復帰した目黒がまたもやティガレックスの回転アタックをまともに食らってジ・エンドとなった。

 村に戻ってきた俺と目黒、これ以上はないってくらいの苦笑いを浮かべながら「ま、まあ1回目は様子見、ってことだったからネ……」、「そ、そうですよね。まずはティガがどんな動きをするのか見ないと……」と口々に慰めあう。江野本は呆れ顔で「へぇ〜。そんなこと言ってましたっけねー」とすっかり俺たちを軽蔑した様子だ。こここ、これはいかん。ファミ通の副編集長とデスクが、こんなところで部下からの信用を失くしてはならぬ! 俺は言った。

 「今度はダンコたる決意を持ってティガに挑むことを誓います! つぎこそこのクエストをクリアーしようではないか!」

 目黒が応える。

 「そうですとも! つぎは僕も本気でやりますよ!!」

 というわけで、2回目のティガレックス討伐作戦がスタートした。今回はさすがの目黒も、不用意にティガに接近しようとはしない。ていうか、すっかりビビって「怖くて近寄れない……」なんてブツブツ言っている。どうやら本格的に、ティガレックスは目黒のトラウマモンスターになったようだ。そしてこれに追い討ちをかけるように、怒り状態になったティガレックスが放った岩が目黒を直撃! 当然のように1発昇天である。

 「……」(大塚)

 「………」(江野本)

 「…………」(目黒)

 まあ目黒の昇天は計算のうちである。俺はシビレ罠をフル活用してティガレックスの動きを封じ、ガンランスの竜撃砲、砲撃で頭と爪を破壊し、尻尾の切断にも成功した。「いけるかも!」。そう叫んだところで、今度は江野本がティガレックスの突進をまともに食らって壮絶に昇天した。

 「ぐぎゃーーーー!! ごめんなさい!!」

 と深夜の編集部で絶叫する江野本。これを見た俺と目黒はなぜかホっと胸をなでおろし、ニヤリと笑いながらそっと目配せした。俺の心に、目黒の心の声が流れ込んでくる。

 (やっとえのっちがオチてくれましたよ!!)(目黒)

 (これで俺たちの威厳が保たれるな!!)(大塚)

 結局このクエストも、復帰した目黒があろうことかまたまた回転アタックを食らって昇天。いいところなく終了となってしまった。

 ……しかし長いなこの話!!(苦笑) じつはまだまだ続きがあるんですけど、これ以上読者の皆さんに読ませるのは心苦しいので、続きは月曜日に……。ぶっちゃけ、次回がいちばんおもしろいと思います(笑)。

 ではまた来週〜。

投稿者 otsuka-eb : 2008年04月04日 11:33

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