« 【MHP 2nd】第90回 新型PSPで”いじけスパイラル”解消!? | 大塚角満の ゲームを“読む!”のホーム | 【MHP 2nd】第92回 残る9回を駆け抜けるために »【MHP 2nd】第91回 男の魅力、女の魅力2007年07月31日突然ですがハンターの皆様。あなたは『モンスターハンター』のどこにいちばん魅力を感じていますか? アクション性? うん、確かにすばらしい。本当に自分自身が武器を携えて強大なモンスターに挑みかかっているような空気感は、あまたのゲームを見渡しても頭抜けていると思ってしまうね。 巨大なモンスター? そう、大きなモンスターは『モンハン』シリーズの象徴だ。「絶対に敵わない……」と思わせるルックスとその体躯に、ハンターは恐怖を覚えるとともに身体の芯から痺れてしまう。「いつかこいつを自分の手で倒してみせる!」と思わせてしまう存在感に、ハンターは魅せられてしまうのだ。 コミュニケーション? これなど、ものすごく共感してしまう。拙著『本日も逆鱗日和』で書き下ろしたことだが、俺などはコミュニケーションを取ってくれる友だちたちがいなかったら、これほどまでに『モンハン』にハマっていたかどうかわからないクチだ。強大なモンスターに叩きのめされてマジ凹みしているときでも、「いっしょに倒そう!」という友だちの台詞に何度救われたことか……。『2nd』はソロプレイがメインではあったが、ときに楽しむ友だちとのパーティープレイやオフ会でのワイワイガヤガヤとした中でのお祭り的な賑やかプレイはことのほか楽しかった。やっぱり『モンハン』のパーティープレイは最高だ。 ここに挙げた3つの要素、確かにかなり決定的な、『モンハン』シリーズの魅力を語るうえでの"三種の神器"のようなポイントではある。これらすべてに総合的な魅力を感じている、という人も多いだろう。しかし、ポイントはこんな大きなものだけではない。もっといろいろある。 たとえば、俺が『モンハン』シリーズに魅かれる大きなポイントのひとつに"名前"というものがある。 ここで多くの読者諸君が「お。なんか角満がカッコイイこと言いそうだな」と思ったことであろう。うんうん、そのとおり。ここからかなり学術的な話になるのだよ。名前とは、つまりアレですな。「『モンハン』に出てくる武器の名前、なんかかっちょいいよなぁ〜〜〜」ということである。 「ここまで読ませておいて、そんな子供のようなことしか言えねえのか!」と落胆された方々、それは早計ですよ!! よく考えておくれ。この"武器の名前がかっこいい"という要素、じつは多くの男性ハンターの心の拠りどころとなっているはずなのだ。 自分の人生をしみじみと振り返ってみて思ったのだが、俺はとにかくめったやたらと、名前の響きがよさげなものに惹かれまくっていたようなのである。ギャラクティカマグナムに始まり、南斗水鳥拳、スカイラブハリケーン、マッスルドッキングにダイヤモンドダストと、ピンと琴線に触れる単語に出会った瞬間に、俺はその固有名詞が出てくるコンテンツ(マンガや小説……って、ここに挙げたのマンガばっかだが……)のトリコになった。きらびやかで派手な固有名詞は、いわゆる"ジャンプ黄金世代"直撃の俺には憧れ以外のナニモノでもなかったのである。 で、『モンハン』なわけだが、無数にある同シリーズの武器名はそんな俺から見たらまさしく"宝の山"であった。インドラ、オデッセイ、リュウノアギト、ジャッジメント、ラスティクレイモア、ギルドナイトセーバー、双龍剣【天地】、デッドリボルバー、ドラゴンデストロイ、ブラックテンペスト、ブループロミネンス、封龍槍【刹那】、バベル、龍騎槍ゲイボルグ、ガンチャリオット、スパルタカスファイア、ディスティハーダ……。こんなステキな固有名詞がじゃぶじゃぶと溢れているのだ。男子のハート直撃!! なのもわかるというものでしょう。 ちなみに俺がいちばん好きだった武器名は、初代『モンハン』、『モンハンG』のときにあった"ロードオブドラグーン"という名のランスだ。この武器、こんなステキな名前ながら最終形態ではなくて、さらにもう一段階パワーアップすることができた。しかし名称のあまりのかっこよさにメロメロになった俺は最終強化をすることを拒否。ロードオブドラグーンの名前のまま、こいつを使い続けた記憶がある。その後のシリーズ作品では見かけなくなってしまって、じつは俺は寂しくて仕方がないのだが、どこかで復活してくれないものかねぇ……。 さて、ここまで書いてきた"武器の名前がかっこいいから『モンハン』に惹かれる"っていう心境、男子諸君は「確かに!!」と強く頷いてくれたと確信している。ところがこれが女性ハンターとなると話がまったく違ってくる。じつはこの"名前がかっこいいから云々"という話、何人かの知り合い女性ハンターにかなり熱く語ったことがあるのだが、そのときの彼女たちの反応は総じて「フーン(クダラネ)」というもので、いくら熱弁を振るっても心に届いていないようなのだ。これにはたまげた。ひとりやふたりだったら"好みが違う"で片づけられたのだが、5人も6人も同じような反応をするので、(これはどうやら、男と女で徹底的に求めるものは違うらしい)ということに遅ればせながら気づいた次第である。人類の誰もが、ギャラクティカマグナムという単語を見てトリハダを立てるわけではないらしい。 では女性は何に惹かれるのか。とっとと回答例を言ってしまうが、自分のまわりにいる数人の女性ハンターは声をそろえて「着せ替えが楽しい!」とのたまう。つまり武器と同様に無数にある防具をとっかえひっかえして、着せ替え人形の感覚で装備をコーディネイトして楽しんでいる、というのだ。俺も見てくれをかっこよくしたいな、とは思うが、ベクトルはどうしてもスキルや防御力の方向に向いてしまうので、心の底から「このコーディネイトかっちょいい!!」と思えるルックスを作ったことがない。見た目なんて二の次だ。でもその時点で、女性ハンターとは向いている方向が違っているようなのだ。改めて、男と女ってまるっきり違う生き物なんだなぁ……としみじみ思う。 それと、ずっとまえから思っていながらここに書くのを躊躇っていた男性ハンターと女性ハンターの違い。最近、確信を持ったので勢いで書いてしまうが、女性ハンターは非常に勇猛な人が多いです。俺のまわりにいる人を見渡すと、メイン武器にガードができない双剣、太刀を使っている人がじつに多いし、片手剣や大剣を装備している人でも、モンスターを見るやいなや修羅のごとき強さでもって立ち向かっていく。そんな姿を見るたびに、矛盾しているとはわかりつつも「なんて雄々しい……」と思って見とれてしまうよ。それに比べて男性ハンターはのんびり……というか「まあテキトーに^^;」というスタンスの人が多いような気がする。ちょっと穿ちすぎかとも思うが、俺は完全に"テキトー派"だったりします。え? 知ってる? そうですか……。
投稿者 otsuka-eb : 2007年07月31日 18:11 トラックバックこのエントリーのトラックバックURL: |





