« 【MHP 2nd】第84回 銀竜からの贈り物 | 大塚角満の ゲームを“読む!”のホーム | 【MHP 2nd】第86回 言い訳させてください(+コラムひとつ) »【MHP 2nd】第85回 トレニャー頼みの悲哀2007年07月09日気まぐれを起こして"デスギア"の上位防具を作ることにした。下位のデスギア装備はいくつか持っているのだが、なぜか急に「上位のデスギア、全部揃えたい!」と思ってしまったのだ。この決意の裏にはどうやら、モンスターハンターフェスタで『2nd』の辻本プロデューサーが、デスギアの上位防具を披露したことに原因があるようだ。あれを見て俺は素直に「悔しい!」と思った。俺よりもさきに、辻本さんが作ってしまうなんて。デスギアは、俺もいつか作ろうと思っていたのに! まあプロデューサーに先を越されて悔しがる、ってこと自体が本末転倒のような気がするが、俺は辻本プロデューサーにハンターとして同じ匂いを感じているので、先を越されれば悔しくなるのは当然と言えるのである。それともうひとつ、俺が『2nd』をほぼ遊び尽くしたことも、デスギア装備製作の背中を押したことは否定できない。遊び尽くしたと言っても、ひととおりのモンスターと顔合わせをしただけでまだまだやらなきゃいけないことはたくさんあるのだが(訓練所とか村ラージャンとか……)、俺の心に悠々自適の老兵のような、「最近ヒマだし、急いでやらなきゃいけないこともないから好きなモンでも集めるかのう」(群馬弁)という気持ちが芽生えたとしても、それは致し方ないことである。仕事や使命に束縛されることなく、好きなクエストに行き、好きな素材を剥ぎ、好きな武具を作る……。俺くらいやり込んだベテランハンターだけに許されるバカンスの極地。俺はハンターライフにおける、なかなか居心地のいい段階に突入したってわけだ。 さて、『2nd』から新たに導入されたデスギアシリーズは、その名のとおりパっと見は"死神"そのものである。って、「おまえはリアルな死神見たことあんのか!」と言われれば返す言葉はないのだが、人が想像するうえでの死神とは、まさにこういう風貌をしているのではなかろうか。デスギア装備の外見は、死神の名のとおり非常に禍々しい。好きか嫌いか、ものすごく好みが分かれるところであろう。何となく、男性はこういう怪しい雰囲気満載の格好には好意を持ち、逆に女性は「何この薄汚れた格好……」ってことで一瞥くれただけでその後はガン無視を決め込むような気がする。というか、そうに違いない。では俺はどうか。多くの男性ハンターと同じように、俺はデスギア装備の持つ危険な雰囲気はキライじゃない。いやむしろ、大好きである。まあ好きでなければ作ろうなどとは思わないのだが、いやはやこの装備、製作はじつに骨が折れるのだ。 なぜ作るのがたいへんかと言うと、製作するために必要な素材がものすごく特殊だから。なのでいまのいままで、「デスギア……。あ、あれはマア、そのうちヒマができたら作るってことで、いまはとりあえずゴニョゴニョゴニョ……」って感じで後回しにつぐ後回しにあっていたのである。 そして晴れて、俺にヒマができた。デスギア用の素材、集めようではないか。 デスギア装備を作るうえでネックとなるのが"禍々しい布"という素材である。非常にやっかいなクセモノ的素材である。モンスターを倒していればいつかは手に入る素材ならば、火竜の逆鱗だろうが炎龍の塵粉だろうが、「出るまで狩り続けてやる!!」という気持ちになれる。強大なリオレウスでもテオ・テスカトルでも、倒せさえすれば"剥ぎ取れる可能性がある"というだけで、ハンターは大量のアドレナリンを分泌できるものだ。 ここで問題となるのが"禍々しい布"の手に入れかただ。じつはこの素材はモンスターを倒して剥ぎ取るのではなく、ポッケ農場にいるトレニャーさん(ポッケポイントを渡すことでトレジャーハンティングに出向いてくれる冒険アイルー)がときたま拾ってきてくれるものなのだ。手に入れる方法はこれだけ。つまり"運次第"ってことだ。 じつは、これがキツイ。 前述のとおり、モンスターを倒すことで手に入れられるものならばハンターは気合の持っていきどころがあるのだが、トレニャーさんの気まぐれでしかブツが手に入らないとなると、途端にどこにモチベーションを持っていっていいのかわからなくなってしまうのだ。トレニャーさんにお渡しするポッケポイントを集めるときに気合を込めるのか、それともトレニャーさんにお願いするときに、「マガマガ、なんとか頼んます!! トレニャーさん、がんばってください!!」と念を込めるべきなのか、それすらもよくわからない。って、俺はなんでこんなにトレニャーさんに対してへりくだっているのでしょうか? それすらもよくわからない。しかし、わけのわからぬままやたらと念を発していると必ずやってくるのが"あのセンサー"で、俺はものの見事にコレに感染し、それ以来、禍々しい布はまったく手に入っていない。最近、物欲センサーってのは細菌やウイルスの類といっしょなんじゃねえかと半ば本気で思い始めているのだが、皆さん、どう思いますか? 話、まったく禍々しい布と関係なくなってしまうのだが、『モンハン フロンティア』の序盤で"盾蟹の爪"がどうしても欲しくて、"前半戦の死神"と呼ばれるダイミョウザザミをボロボロになりながら狩っておりました。ところが俺は物欲センサーに感染して5匹倒してひとつも盾蟹の爪が手に入らなかったのに、「爪、いらないけど手伝いますよ」と言ってついてきた中目黒目黒、女尻笠井はそれぞれ7個ずつゲットするというあまりにもあからさまな状況に……。ふたりはこれ見よがしに「爪、いらないんだけどなぁ(笑)」、「いっそ、売ってしまおうかなあ(笑)」と俺の目の前ではしゃぐ始末。物欲センサーの猛威は『フロンティア』でも吹き荒れているのでありました……。 って、まったく関係ない話になってしまったが、物欲センサー発動しまくりの俺がデスギア装備を完成させるには、まだまだ時間が必要なようだ。と思っていたらじつは明日から、アメリカのロサンゼルスに出張に行くんだった。よし、PSPと充電機器を持っていって、異国の地でデスギアを完成させよう!! ……まあ、そんな時間ないけどナ。 というわけで明日から海外に行ってしまうので、しばらくこのコラムはお休みしますー。……でももしかしたら、気まぐれ起こして海外で更新するかも!? んでは、行ってきまーす。 投稿者 otsuka-eb : 2007年07月09日 16:08 トラックバックこのエントリーのトラックバックURL: |





