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大塚角満の ゲームを“読む!”

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【MHP 2nd】第78回 闘技場の、壁、壁、壁……

2007年06月26日

 先日来、訓練所に入り浸っている大塚角満です。いままでなんでやらなかったんだろう……? と浅はかだったオノレに竜撃砲をブチかましたくなるほど、訓練所、楽しいっす。なんたって、いろんな武器を試せるのがいい。そして、装備もアイテムも教官が全部用意してくれているのがいい。ふだんは鬼のようでも、キチンと訓練生に気を遣ってくれているツンデレを絵に描いたような教官に思わず「萌え!」となる。先日の日記で"萌え"を解禁して以来、じつに安っぽくこの単語を使用するようになったが、ここはひとつ「ハイハイ」と軽くスルーしていただけるとありがたいです。

 しかしこの訓練所、ハンターを訓練する場所だけあって一筋縄ではいかない。前回の日記で書いたとおりイャンクックは楽々撃破したものの、続くババコンガで"使ったことのない武器"という思いもよらぬ壁が登場(とくに狩猟笛)。でもどうにかこうにか、わからないなりにもブボーブボ〜♪ と狩猟笛を乱れ吹き(?)、なんとかババコンガを完全制覇した。この勢いに乗って、メタボ飛竜ことフルフル、歩くカニ鍋ダイミョウザザミを簡単に屠り去り、俺は一気に得意顔となった。そして思った。「そうかそうか。ババコンガが訓練所の"壁"だったんだナ。これを越えられたハンターは、あとは余裕で突き進むことができるんだナ。なーんだそうか」と。

 そして迎えた雪獅子・ドドブランゴ戦。使用する武器は、片手剣、太刀、ハンマー、ランス、ライトボウガンとなっている。これを見て俺は叫んだ。「余裕すぎる!!」と。太刀を除いて、それなりに精通している武器ばかりなのである。そもそも俺は初代『モンスターハンター』では生粋のガンナーだったし、『モンスターハンターG』ではランスがメイン武器だった。片手剣はシリーズすべてにおいてこっそりと成長させ、「もう片手以外じゃ絶対無理!!」というときに持ち出す"切り札"的存在。ハンマーもダイミョウザザミ、ショウグンギザミと戦うときに持ち出しては殻を叩き割り、「やっぱサザエはハンマーで割るに限る」とわけのわからないことをつぶやくほどには使用している。残る太刀は前回の日記でも書いたが、テキトーに振り回しているだけで我が愛するガンランスよりも格段に早くモンスターを倒してのけることができると知り(たまたまかもしれんがね^^;)、「こいつを持っている限り負ける気がしねえ」と鬼に金棒的な気分にさせてくれる武器と知った。つまり、この5種類の武器を使う限り、ドドブランゴごときに遅れをとるわけがないのである。なので、「余裕すぎる!!」と叫んだのだ。

 というわけでまずは片手剣を持って闘技場に突入してみた。闘技場内にはシビレ罠やら小タル爆弾などが隠されているが、んなものは必要ない。俺は脇目も振らずにドドブランゴに突進し、ブンブンブンと片手剣"デスパライズ"を振り回した。ところが、油断満載で挑んだのがいけなかったのか、思うように攻撃が当たってくれない。動きの速いドドブランゴを捉えきれず、空振りばかりを繰り返す我が分身。しかもなぜか回避行動で大いにもたつき、ゴロンと転がった先でドドブランゴの雪ブレスをまともに食らって瀕死の重傷を負う有様である。なんかおかしい。もしかしたらPSPのボタンがどうにかなってしまったのかもしれない。でもなんとかせねばなるまい。ここで躓くわけにはいかぬ! 俺は片手剣が最初から持っている大タル爆弾を使って、ドドブランゴに大ダメージを負わせることを思いついた。でも動きの速いこのサルに爆弾を当てるのは至難の業。こいつはどうやら、余裕をぶっこいてガン無視していたシビレ罠を発掘して設置するしかあるまい。俺は急いでシビレ罠を掘り出して、闘技場の中央付近に設置した。すると首尾よく、飛び込みラリアットをくり出してきたドドブランゴがこれにかかる。「おし! いける!」と思って急いでドドブランゴに接近し、爆弾を設置しようと試みる。しかしここで、思わぬ事態が俺を襲った。

 「あ、アレ?? アイテムって、どうやって使うんだっけ……」

 そう、ド忘れ!! 一瞬にして俺の脳内から、"『モンスターハンター』シリーズにおけるアイテムの使いかた"のページがデリートされてしまったのだ!! でもねえ、こういうことってよくあるでしょう? 目の前に座っている百人乗っても稲葉の顔を見て、「アレ? こいつ名前なんつーんだっけな??」みたいなの。ね、あるでしょう(「ある」と言ってくれ)。極限状態に追い込まれて、いまいちばん必要な知識がなぜかスポーンと抜け落ちてしまう現象。痺れるドドブランゴを前にして、俺はまさにその状況に追い込まれてしまったのだ。それでも必死になってボタンをガチャガチャしていると、我が分身の目の前にズズーンと、大きな爆弾が設置された。おお、できたできた。ここまでくれば、あとは起爆するだけである。しかしいまだに、アイテムをどのように使っていいかよくわからない。それでもガチャガチャやってるだけで首尾よく大タル爆弾が設置されたのだ。テケトーにボタンを押してりゃ小タル爆弾が飛び出すだろう。そう思って、俺は焦りながらもボタンを押しまくる。すると何を血迷ったのか、俺の分身が大タル爆弾に向かって強烈なジャンプ斬りを放った!!

 「!!!!!」

 と驚愕する分身の操縦者(俺のことね)。俺の焦りなどどこ吹く風で大タル爆弾は起爆され、画面には当然のように"クエスト失敗"のテロップが流れた……。

 これがケチの付き始めだった。

 クエスト失敗のショックを引きずりながらも、俺は続いて太刀を選択。ドドブランゴに対峙した。しかしババコンガのときのように運よく攻撃が当たることもなく、ほとんど何もせぬままに我が分身は屠り去られる。半分泣きながら訓練所に引き返して、「ランスだったら負ける理由がない!!」と気合を再注入し、三度、闘技場に突入する。しかし持ち込んだクリムゾンホーンという火属性のランスは斬れ味が驚くほど悪く、ちょっと突っつくたびに「早く砥げ早く砥げ!!」とわめきまくる。「うがああ! うぜええ!!」と絶叫したところで斬れ味が上昇するわけもなく、武器を砥ごうと思ってしゃがんだ瞬間に飛び込みラリアットをまともに食らって3度目の昇天を果たした。こうなるとハンマーでやろうがライトボウガンでやろうが結果は同じで、死神に憑かれた男は5連続でクエストを失敗するという大失態を演じたのである。さすがにそれだけ続けてやられるとショックも大きい。「もう二度と闘技場やんね」と俺がふて腐れても致し方ないと思いませんか?

 でも早くも翌日には立ち直り、再びにっくきドドブランゴと対峙する。すると今度はどうしたことかアレヨアレヨと1回も失敗せずにすべての武器でクエストクリアーとなった。これを受けて単細胞の俺は、「そっかあ^^ ドドブランゴこそが闘技場の壁だったんかあ^^ これをクリアーすれば、あとは怒涛の快進撃が待っているんだな^^」とあっと言う間にゴキゲンとなった。

 そして続くイャンガルルガ戦。「壁を越えた俺を阻もうとする者は、死あるのみ!!」と叫んで、またまた余裕すぎる態度で黒狼鳥を迎え入れた。

 それから2日。

 いまだにどの武器でもクリアーできません……(涙)。

 闘技場には無数の壁がある……。

投稿者 otsuka-eb : 2007年06月26日 16:55

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