« 【MHP 2nd】第73回 今後のスケジュール | 大塚角満の ゲームを“読む!”のホーム | 【MHP 2nd】第75回 史上最大の過ち・顛末記 »【MHP 2nd】第74回 ラブリー・ミニクック2007年06月19日先日、新ダウンロードクエストとして"神秘の怪鳥"が配信された。このクエストに出てくるボスクラスのモンスターはそう、"あの"、ミニイャンクックだ。 ミニクックで思い出すのが『モンスターハンターG』のイベントクエスト。ここでミニクックは初登場し、多くのハンターに愛でられたものだ。この"小さい"ということを特徴とするモンスターは、『モンハン』の世界においてはあまりにも特殊だった。ラオシャンロンやシェンガオレンは別格としても、グラビモス、ガノトトス、ディアブロスといった巨大飛竜を目の当たりにするたびに、"デカい=強い"という固定観念がハンターに植え付けられたとしても誰にそれが責められようか。いや責められない。実際、飛竜たちはデカければデカいほど強くなった。ふだんは15分もあれば倒せるリオレウスも、「あ、あれ? このレウス、なんかデカくね……?」と思ったが最後、本当に手こずりまくって討伐に30分も40分も時間がかかる、なんてことは頻繁にある(と言いつつそれで金冠がつくかというと決してそんなこともなく、それまでの最大値より3センチくらいしかデカくない、なんてことはザラだがな)。そんな、デカいことはいいことだ的な不文律がある『モンハン』の世界に、小さいことを売り物として登場したミニクックの功績は大きい。初めて見たときは、本当に度肝を抜かれたものだ。 しかし『G』のときに配信されたミニクックのクエストは、想像を絶するほどの過酷さを纏っていた。『モンハン』シリーズすべてのクエストを見渡しても、間違いなく5本の指に入るくらい、壮絶に厳しいクエストだったのである。知らない人も多いかと思うので簡単に説明すると、『G』のときのミニクッククエストは、恐怖の"1死クエ"(パーティーメンバーの誰かが1回でも昇天したらクエスト終了。拙著『本日も逆鱗日和』に詳しい)だった。しかもこれに加えてこのクエストは"裸クエ"でもあった。裸クエとはその名のとおり、防具をひとつでも着けていると参加できないクエストである。これは恐ろしい。ためしに素っ裸で密林に飛び出して、ファンゴがうじゃうじゃいる3のエリアにでも行ってみるといい。ファンゴに1回小突かれるだけで体力は信じられないくらい激減し、複数のモンスターにまわりを囲まれたらほぼアウトと思っていい。ファンゴどころか、ランゴスタに囲まれても阿鼻叫喚の地獄と化すのは目に見えており、「なんで俺はこんな無防備な格好で戦場に来てしまったのだろうか……」と戦士の悲哀を体感できること請け合いである。1死クエ+裸クエは、『モンハン』世界におけるまさに"最凶コンボ"なのだ。なので『G』のミニクッククエスト、俺は大嫌いだった。だって、あのちっこいクックの回転尻尾攻撃にパコーンとぶつかっただけで、ほぼ即死だったんだもん!!! 友だちに無理矢理このクエに連れ出されても、俺はクックの姿をほとんど見ずに逃げ惑うのみ。本当に、クックをまったく視界に入れずに、「うわわわわ!!」と喚きながら走り回っていただけだった。こんな感じだったので、じつは俺はミニクックをまともに見た記憶がない。これ、本当のことですよ。 で、今回の"神秘の怪鳥"クエストである。幸い『2nd』のミニクッククエストは、1死クエでもなければ裸クエでもない。これなら安心して、ひとりで出かけることができる。俺はまだ見ぬミニクックに思いを馳せながらクエストを受注。密林マップに足を踏み入れた。武器はとりあえず水属性のガンランスを持っていったが、今回は様子見。ミニクックのじゃれつきを堪能したら村に帰ってこよう。そう思った。 さてやってきました密林マップ。どこにミニクックがいるのかわからないので、まずはテキトーに歩き回る。4、3、7、5、2、9、3、8、6……。 ……。 ……どこにもいねえ!!! しかし、このくらいではキレないのが大人の男ってもんである。俺は冷静に考えた。「どうやらミニクックは、俺のあとをついてきているらしい」と。 そこで俺はエリア7に入ったとたん、「後ろから来てるのはわかってるんだからね!」と叫びながら急に方向転換し、エリア3に逆戻り。しかしそこにはいたのは、無意味な突進をくり返すファンゴだけであった。俺は自分が取った哀れな行動に赤面し、以後いっさい無言でミニクック捜索を続行したのであった。 でもそんな一生懸命さが天に通じたのか、ついにエリア2でやたらと小さい赤い鳥を発見! 近づいてみると、それはまさにミニイャンクックであった!! こ、これはしかし……。 萌えーーーーーーーーっ!!!!!!!! ……初めて原稿で"萌え"って書いたわ……。でも思わずそう書いてしまうくらいこのクック、強烈にかわいい!! 『G』のときにも見たはずなんだけど、こんなに衝撃は受けなかったなぁ……。俺はミニクックのあまりのかわいさに相好を崩し、「お〜〜〜^^ かわいいでしゅねえ^^ おーヨシヨシ^^ あーそうかそうか^^ よしよし、かわいいねぇ^^」と途端にムツゴウロウさん化してノコノコとミニクックに接近していった。するとクックはクルンと1回転し、俺の分身の横っ面に強烈な一撃をかますではないか! 意外なほど大きく減少する我が分身の体力。ここでふだんなら、「くぬやろう!! 何しやがる!!」と大激怒するところなのだが、俺がここで叫んだのは、 「ラブリーーーーーーーー!!!!」 のひと言であった。完全に俺は、ミニクックのかわいさに魅せられていた。 でもちょっと冷静になって"モンスター"を見る目でミニクックを見ると、なりは小さいけどなかなかどうして、イヤらしい相手であることがわかる。前述した回転尻尾アタックだが、大きいクックだと尻尾の旋回軌道がハンターの頭上になることもしばしばで、意外と攻撃が当たらないもの。ところがミニクックの場合は、尻尾の高さがハンターの胸から顔くらいの高さしかないので、近づけば100パーセント、攻撃の軌道に入ってしまうのである。なのでビシビシバシバシとクックの攻撃が当たる。小さいからってナメてかかると痛い目にあうのだ。 それにしても、このミニクックはかわいい。クエスト遂行はどうでもいいので、たまに会いに密林に行っちゃおう、なんて思ってしまったよ。トリ最高。俺はミニクックのおかげで一気にトリ好きになってしまった。 そんな俺は明日。 都内の焼き鳥屋に友だちと、トリを食いに行ってきます(マジ)。 投稿者 otsuka-eb : 2007年06月19日 16:12 トラックバックこのエントリーのトラックバックURL: |





