« 【MHP 2nd】第67回 無我と逆鱗 | 大塚角満の ゲームを“読む!”のホーム | 【MHP 2nd】第69回 モンハンフェスタ決勝大会! 日本最速プレイを解説してみた! »【MHP 2nd】第68回 あわてずに行こう2007年06月11日約1週間のご無沙汰です……。大塚角満です。いやあ参ったよ今回は……。先週の月曜日の早朝、猛烈な腹痛で目を覚まし、そのままトイレに直行。このときすでに身体は熱に侵された熱帯雨林のような状態で、「俺の身体にいったい何が……」って感じに……。その後何度も何度も布団とトイレを往復し、「いっそこのままトイレで暮らしたほうがいいのでは……」と思ってしまうような精神状態になっておりました。せっかくなのでこの1週間の様子をドキュメントでここに書くか……とも思ったんですが、誰も読んでくれなそうなのでやめておきます。 でも、こんな状態になって初めて気づいたのがこのプレイ日記を書くときのテンション。ふだんは本当に仕事の合い間に、半ば趣味のような気持ちで書いているブログですが、じつはものすごく高いテンションで書いていたようなのです。というのも、体調を崩してテンションが激下がり状態になったとたん、文章が何にも頭に浮かんで来なくなった!! それどころか『モンハン』のことも次第に思い浮かばなくなり、毎日飲んでいたびーるや焼酎もいっさい口にできなくなってしまったんですよ! ……って、後半はまるで関係ないっていうか当たり前のことなんですが、とにかくボロボロの抜け殻のようになってしまうと、このコラムは書けないってことが判明いたしました。それだけが、今回の胃腸炎における収穫であります。 さて。 今日はリハビリってことでこのくらいで終わりにしようかとも思ったのですが、やっぱりそうはいかぬ。というわけで軽く、先日出かけていったまったりクエストのことでも書こう。 とある日。 友だちの女性、Kさんとクエストに出かけることになった。討伐目的は上位のガノトトス。「ガノトトス、苦手なんです……」ってことだったので、パーティープレイができるこのチャンスに、ふたりがかりで倒しちまおう、ってことになったのだ。もとより俺も、観賞魚として見たときのガノトトスは「でっかいおサカナだねぇ^^」って感じでキライではないのだが、いざ戦う相手となると、水から出てこねえわデカいわ攻撃力はあるわトリッキーだわで、なるべくご遠慮したい存在だったりする。こういうモンスターのようなサカナ(モンスターだけどサ)の相手は三平くんか魚紳さんか松方さんあたりにお任せしたいのだが、なかなかそうも言っていられないのでわっせわっせと出かけることに相成った。 クエストの舞台は砂漠マップ。砂漠のガノトトス討伐クエストの舞台となるのはエリア7の地点だ。ここは砂漠の熱波を受けず、かつ美しい水場も広がっているので、数あるエリアの中でもかなり好きな場所だったりする。この場所で女性とふたりでランデブーなんてなかなかシャレているではないか!! と、にわか釣り師は俄然張り切り出して、ガノトトスがマヌケ顔をさらしてノコノコと泳いでくるのを待つことにした。 砂漠はいい天気だった。 ドピーカンの空から差し込む初夏の日差し(初夏かどうか知らんけど)は心地よく肌を焼き、湖面から照り返される白い光の束が目をくすぐる。乱反射する光を一身に浴びていると、まるでバケーションに来ているような錯覚を覚える。この時期はまだ蚊も出ておらず(ランゴのことね)、アプケロスもどこかにエサを食みに行っているのか、1頭も現れない。いいですわねぇ、日本の夏……なんて思っているところに、ぱしゃぱしゃと軽薄な水音を立てながらガノトトスがやってきた。 さあ休息は終わりだ。バケーション気分を跳ね除けて、俺とKさんは臨戦態勢をとる。ガノトトスは水の中にいるとほぼ攻撃が当たらないので、そこから引きずり出さねばならぬ。引きずり出すにはSO! 音爆弾! 俺はKさんに言った。 「ガノ、来ましたよ! 音爆弾、行っときますか!!」 するとKさんは頭の上に「!!!」とビックリマークを3個ほど飛び出させて、目を見開きつつこう言った。 「音爆弾、忘れちゃいました!!」 うんうん、わかるわかる。なぜか不思議とハンターは、ガノトトス戦では音爆弾を忘れ、テオやナナ戦では打ち上げタル爆弾を忘れる(打ち上げタル爆弾があると翼を簡単に破壊できる)。それどころか、モンスターを捕獲するつもりで出撃したのに、なぜかいちばん肝心な捕獲用麻酔玉を忘れたりするから不思議なものである。なので俺がKさんの言葉にかぶせるように、 「俺も音爆弾忘れてきました!!!」 と叫んだことも、ある種仕方ないと言えるだろう。うんうん……。って、ふたりとも音爆弾忘れてガノトトスと戦えるの!? しかしここでKさんは不敵な笑みを浮かべた。我々はこのとき、ふたりともガンランスを装備していたのだが、Kさんは自慢のガンランスを指差してこんなことをのたまった。 「大丈夫です。ガンランスの砲撃をガノトトスにお見舞いしてやればいいのです!!」 今度は俺が頭の上に、「!!!!!」とビックリマークを5個ほど飛び出させた。な、なるほど……。そんな手があったのか!! 俺は「これはコロンブスの卵だ……」とひどく感銘を受けてKさんを見つめ、「いいですね!! やりましょうやりましょう! お見舞いしてやりましょう!」と元気に言った。 しかし。 まったく当たらない……(笑)。確かにガノトトスが最接近した状態でボンボコボンと砲撃すると当たっているようなのだが、そんなくらいでは暖簾に腕押しもいいところで、彼はまったく水から上がってこようとしない。しかも接近するっちゅーことはガノトトスの攻撃の射程に入るということで、俺とKさんはヤツの水鉄砲を浴びに浴びてずぶ濡れとなった。けっきょく、ガノトトスが気まぐれを起こして陸地に飛び出してくるまで攻撃しないという、俺たちはどこまでヒマなんだ的な討伐クエストとなってしまった。 でも、これがじつに楽しかった。ちょっとハンターの在りようとは矛盾するような気もするのだが、齷齪せずにのんびりと、砂漠の風景を眺めたり、ガノトトスが優雅に泳いでいる様をぼんやりと見つめるのも、これはこれでいいものだ。 35分という、まるでラオシャンロンを討伐に来たのでは……と錯覚するほどの時間を費やして、俺たちはようやくガノトトスを屠り去った。でも確かに時間はかかったけど、俺もKさんも大満足。 「こういうのんびりしたクエスト、またやりたいっすねー」 互いに笑いあい、俺たちは砂漠をあとにした。 投稿者 otsuka-eb : 2007年06月11日 19:12 トラックバックこのエントリーのトラックバックURL: |





