« 【MHP 2nd】第57回 物欲センサーの呪縛 | 大塚角満の ゲームを“読む!”のホーム | 【MHP 2nd】第59回 モンハンフェスタ地区大会を4人衆とともに振り返る »【MHP 2nd】第58回 空気の読めないネコたちは2007年05月22日使ってますか? アイルーキッチン。便利ですね、アイルーキッチン。とくにゲームも中盤に差し掛かり、集会所の上位クエストを受注できるようになると、出てくるモンスターは凶悪なヤツらばかりとなるので、体力や防御力、スタミナなんかを補ってくれるアイルーキッチンの存在感はより大きなものとなってくる。「あ! ネコメシ食べるの忘れた!!」なんてことになったら、下位のクエストだったら「ま、いっか」で済むが、上位だったら「迷わず出直し!!」ってことになるであろう。ようするに、アイルーキッチンはハンターにとって重要なライフラインなのだ。このネコどもなくして、安定したハンターライフを送ることなどできないのである。 さてこのアイルーキッチンでのネコメシだが、食べると体力増加、スタミナ増加などステータスを増減させる効果以外にも、ときたまステキなステキな"スキル"が付加されることがある。ネコらしく、じつに気まぐれに発動するのだが(ネコの気まぐれスキル、って名称だしね^^;)、どうしてどうして、これがクエスト遂行やアイテム収集に深く関わってくる場合があるのだ。雇っているアイルーによって発動するスキルは違うのだが、皆さんはどんなスキルが発動するようにアイルーを配置しているのだろうか? ちなみに俺の場合は、 ・ネコの採取術 このあたりが発動するようになっている。よく出るのが運搬系、特殊攻撃、解体術あたりだろうか。まあ運搬なんて滅多にしないからあまり運搬スキルばかり発動されても困るのだが、じつはこのスキルを持っているアイルーをいちばん最初に雇ったためすっかり情が移り、解雇できずにいる。無類のネコ好きだからネ、俺。それに気まぐれスキルはプレゼントみたいなものだから、どんなものが発動しようが俺は気にしないのだ。俺は心が広いのだ。やさしいのだ。 ナノダナノダとひとりで悦に入っていると、同僚の女尻笠井がPSPを掲げて声をかけてきた。 「大塚さん、上位グラビ手伝ってください」と笠井。何気にこの男は『2nd』に激ハマリ中で、ほぼひととおりのクエストをクリアーしていたりする。俺もちょうど上位グラビモスからゲットできるレア素材が欲しかったし、この横綱にひとりで対峙するのがストレスだったので「行こう行こう!」と即答。そして「近接武器だとウザいから、ガンナーで行こうぜ」と付け足した。 さあガンナーだガンナーだ。じつはちょっとまえにずーっと欲しかったライトボウガンが完成したばかりだったので、試し撃ちがしたくて仕方なかったのだ。新武器のテスト相手はイャンクックと相場が決まっているが、俺が作ったライトボウガンは悪夢のような代物なので、相手には上位グラビモスあたりがちょうどいいのである。ふふふ……。サア、そうと決まればネコメシだ。いつもどおりの食品をアイルーどもに持ってこさせ、雄大なフォームでこれをかっ込む。体力、スタミナともにマックスだ。「万全万全!!」と鼻息荒く出発しようと思ったところで、画面に恐ろしい文字が現れた。 スキル ネコの暴れ撃ちが発動した! ネコの暴れ撃ち……。これからガンナーやるのに暴れ撃ちかよ!! ネコの暴れ撃ちとは攻撃力が多少上がるのと引き換えに、弾道のブレが目を覆いたくなるものになってしまうという諸刃のスキルなのである。こいつが発動しているときにガンナーをするのはちょっと……。俺は笠井に「わりぃ、暴れ撃ち発動した」と申告してガンナーになることを諦めた。 それでもなんとか上位グラビモスを討伐し、俺と笠井は街に帰ってきた。せっかくなので今度は、俺が行きたかったラオシャンロン討伐クエストに笠井を付き合わせることにする。ラオシャンロン、シェンガオレンという巨大モンスターとの戦闘はひとりだと寂しいうえに、慣れるとじつに退屈だったりする。これは俺だけが思っているのではなく、世の多くのハンターが同意してくれるのではなかろうか。笠井も俺と同じ気持ちだったらしく、「俺もラオ行きたかったっす!」と元気に賛同。すぐにさあ行こういま行こうとなって、俺たちはラオシャンロン討伐の準備を進めることにした。 さあ今回もネコメシ食うぞ。いつもと同じ雄々しいフォームで、いつもと同じ食料をガツガツと平らげる俺の分身。体力&スタミナはマックス! さあ行こうラオシャンロン討伐に! ところが再び、画面に恐ろしい文字が現れた。 スキル ネコの秘境探索術が発動した! ちょっと……。ラオに行こうってときに秘境探索術かよ!! なんという空気の読めなさ……。 ……うーんしかし、秘境探索術か。コレハコレハ……。 俺は急に冷酷な目つきとなり、ラオに行きたくてウズウズしている笠井に低い声で言い放った。 「笠井、ラオ、ひとりで行っていいよ^^;」 じつは俺は、砂漠の秘境探索にずっと行きたかったのだ。 「えええ!? そりゃないッスよ!!」という笠井の頓狂な声が編集部に響き渡った。 空気の読めないネコちゃんたちは、ときにささやかな悲劇をハンターたちにもたらす。でも、これでいいのだ。 投稿者 otsuka-eb : 2007年05月22日 14:51 トラックバックこのエントリーのトラックバックURL: |





