« 【MHP 2nd】第23回 グラビモス亜種戦におけるランゴとイーオスの狼藉について | 大塚角満の ゲームを“読む!”のホーム | 【MHP 2nd】第25回 知りませんでした »【MHP 2nd】第24回 偉大なる狩猟笛2007年03月27日『モンスターハンター2(ドス)』、『モンスターハンターポータブル 2nd』という2作品において、もっとも自分と縁遠かった武器……。「え、何だろう。急に聞かれても困るよ。うーんうーん悩むな……何だろう。アレでもないコレでもない……」なんて悩むことはまったくなく、そう聞かれたら残念ながら即答できてしまう。"狩猟笛"、かっこよく言うと"ハンティングホルン"がその武器だ。 なんで狩猟笛と縁遠かったのかというと、そもそも俺は近接攻撃系の武器では、ハンマーもほとんど使えていなかったりする。ほんのときたま、たとえばダイミョウザザミやショウグンギザミの殻を叩き割りたいときだけハンマーを装備していく程度だ。こんな感じなので、このハンマーから派生して生まれた狩猟笛となると、そりゃあもう、大マゼラン銀河の彼方くらい遠くにある存在であった。なので今回ここに書くことも、"自分が狩猟笛を使ってみた感想"ではない。"狩猟笛の恩恵を受けてウハウハになった"という話なのである。 話は昨日にさかのぼる。 『モンスターハンターポータブル 2nd』で『モンハン』デビューし、すっかりその魅力に取り憑かれた上司とミーティングをすることになった。ミーティングの参加者は全部で4人で、なんとどの人物も『2nd』のヘビーユーザーだ、っていうからサアたいへん。「こりゃあミーティングが終わったら行くしかないよね!」、「そうですね行きましょう行きましょう!」、「行かないわけにはいきません!!」、「さあ行こういま行こう!!」ってことになって、いい歳したおっさん4人が心からウキウキしながら、パーティープレイに出かけることになったのである。 さて即席で集まったこのメンバー。じつはなかなかおもしろいパーティーでありました。メインで使っている武器が全員バラバラで、見た目の面でも戦闘の面でも、じつに賑やかで派手なのである。まず上司が大剣、同僚のSさんが太刀、もうひとり同僚のHさんが狩猟笛、そして僕はもちろんガンランス。これだけ使用武器がバラバラなのも珍しいが、パーティーの中に狩猟笛とガンランスを使う人間がいるってのがまたスゴイ。言いたかないけど狩猟笛とガンランスは、『2(ドス)』では"日陰の存在ベスト3"にノミネートされていた武器なのである。そんな珍しい武器をメインで使っている奇特な人間がふたりも混じっていることは、ある意味"奇跡"と言ってもいいのではあるまいか(そんなことないか)。まあそのひとりは自分だけどネ。 まあこういう珍しいメンバーで狩りに行くことになったわけです。そして俺はここで初めて、『2nd』における狩猟笛の偉大さに気づかされたのであった。 狩猟笛を担いだHさんの分身はキャンプで、『2(ドス)』の時代から継承されている珍妙なダンスを踊りながらピ〜ヒョロロ〜とのどかな笛の音を鳴らした。すると、ぴきゅーんぴきゅーんという効果音とともに、狩猟笛がもたらす恩恵が画面に表示される。Hさんは初心者の上司のためにと、実戦向きに"攻撃力アップ"と"防御力アップ"の音色を立て続けに奏でた。狩猟笛の効果はパーティー全員に波及するので、我が分身もぼけーっと突っ立ってるだけでムキムキボコボコと筋肉が増強されていく(もちろん、見た目は変わらんけど)。興味深かったのでどれくらい能力が上昇するのか、ステータス画面を眺めていたのだが、途中から「おいおい、マジかよマジかよw」とうれし笑いが止まらなくなるほど、攻撃力と防御力が高められてしまったではないか。こいつはもう、サイボーグの世界である。スッポンの生き血やイモリの黒焼きを食ったところで、ここまでのパワーアップは図れまい。マスクを被っているため我が分身の表情をうかがうことはできなかったが、無表情なヘルメットの下では、鼻血を噴き出し、目がこれでもかと血走った男が、ダラダラと汗を流しながら「早く早く!! いこいこ!!!」といきり立っていたに違いない。こんな、ドーピングの極みのような連中4人に狙われる飛竜のほうが気の毒ってものである。実際、「んじゃ軽く……」と言って向かったドスガレオス討伐では、修羅も悪鬼もかくやという戦闘マシン4人の攻撃にさらされ、砂竜のボスは当然の瞬殺。それでもバトルサイボーグたちの勢いは止まらず、我々の悪魔のような強さを震えながら眺めていたガレオスやらゲネポスにまで「おらおらおらー!!」と攻撃を加える始末。暴れ足りなかったが、ドーピングの効果が切れるまえにクエストは終了となった。 でも考えてみたら、こういった狩猟笛の効果は『2(ドス)』の時代から備わっていたものだ。なので狩猟笛使いのハンターさんたちからみたら「何をいまさら」ってな感じであろう。でも明らかに、『2nd』での狩猟笛は強く、たくましくなっているようだ。 まず演奏の効果継続時間が若干ながら長くなった。"若干"とは言うが、この"成長"はとてつもなく大きいはずだ。なぜかと言うと狩猟笛は攻撃力も全体的に底上げされているので、ひんぱんに演奏をしなくてもよくなったぶん、アタッカーとして活躍できるようになったのである。これでパーティー全体の攻撃力も底上げされることになる。そして以前は演奏体勢になると、無防備なうえに簡単な衝撃でも演奏を止めてしまうというスペランカーのようなひ弱さを見せていたが、なんと演奏中はスーパーアーマー状態になった。これで簡単な風圧や攻撃を受けても、強引に演奏を続けることができる。こいつはデカイ。 とまあ後半はインプレッションのようになってしまったが、巧みな狩猟笛使いがいるパーティーはとてつもなく強くなれる、ってことが今回のパーティープレイでよくわかった。「狩猟笛すごいよ!」、「めっちゃありがたい狩猟笛!!」、「狩猟笛ステキすぎ!!!」と、パーティーメンバーから賞賛のシャワーを浴びるHさんの顔は、「ネタ武器とまで言われながらも、狩猟笛を信じ続けて本当によかった……><」といった感じで、若干涙ぐんでるようにも見えた。 ガンランスも、負けてられないな……。 投稿者 otsuka-eb : 2007年03月27日 17:03 トラックバックこのエントリーのトラックバックURL: |





