« 【MHP 2nd】第5回 あるガンランス使いの独白 その2 | 大塚角満の ゲームを“読む!”のホーム | 【MHP 2nd】第7回 ウ○コクエスト »【MHP 2nd】第6回 恐怖と悲しみのピンク猿2007年02月28日あのピンクのお猿さんには、本当に苦しめられた。「なんで序盤に出てくる雑魚なのにこんなに強いんやねん!」と出来もしないエセ関西弁で吠えたくなるくらい、ヤツは強かった。俺なんて一時期、毎日のようにあの猿の大群に囲まれて集団放屁を浴びる夢を見てうなされていたほどである。全国のハンターたちに"嫌いな雑魚モンスターは?"というアンケートを取ったとしたら、間違いなくランゴスタ、ブルファンゴあたりとトップの座を争うのではあるまいか。『モンスターハンター2(ドス)』において、"コンガ"はまさに"森に棲まう悪夢"だったのである。 『2(ドス)』におけるコンガがどれくらい強かったかというと、全身を古龍の頑丈なヨロイで固めて、手にはイフリートマロウやテスカブレイドといった禍々しい炎の武器を携えていたとしても、「あの森はコンガが出るから行きたくないなぁ」と思ってしまうほどである。こんな調子だから、武器は棒切れ、ヨロイは画用紙もかくやというくらいペラペラのものを装備しているゲームの序盤では、「あああ、あの山は恐ろしいピンクのサルが出るだっ! 近寄っちゃなんねえ!」と昔話に出てくる老人のようになって、頑なにコンガ棲息地帯に足を踏み入れることを拒んでいたとしてもいたしかたないであろう。正直、コンガのボスであるババコンガよりも、手下のコンガのほうが俺は遥かに嫌いだった。もう、何度こいつのせいで昇天させられたことか……。ピンクのお猿さんには、忌まわしい思い出しかない。 こんな感じなので『2nd』においても、俺はコンガを恐れに恐れた。ゲームの序盤こそ雪山が舞台なのでコンガに出会うことはないが(雪山で出てくる白猿、ブランゴについても言いたいことは山ほどあるがな)、すぐにコンガが棲息する密林や沼地マップでのプレイを余儀なくされる。そして恐れていたとおり、あっと言う間に雪山でのクエストを終えてしまい、俺はピンクの悪夢が待つ密林での作業を命じられてしまった。ままままた夢にピンクの猿が出るっ!! コンガとの邂逅は密林マップ"3"の地点だった。さ、サルがいる……。しかも3匹もいる……! 集団放屁の悪夢が俺の脳裏でフラッシュバックする。かか、囲まれないようにしないと>< さっそくビビってガンランスを胸と股ぐらに抱え込みマップ3の入り口でガタガタと震えていると、なんと俺の姿を認めた1匹のコンガがわき目も振らずに突進してくるではないか! 「うわわわ!!」と肝を潰した俺はやたらめったらにPSPのボタンを押しまくる。それはもう、慌てまくった子供が周囲のあらゆるものにあたりまくるのと大差のない行為であった。絶望的に慌ててしまったがために攻撃ボタンがどれだかわからなくなり、コンガの目の前でピョコンピョコンと、やたらとバックステップをくり返す俺の分身。「このボタンじゃねええ!!」と慌てながらも激怒して、押したボタンが□ボタン。ガンランスはガヒューンガガガと折りたたまれて、攻撃するどころか敵前逃亡する気満々。「なに武器たたんでんだ!!」とオノレの愚かな行為に泣きそうになりながらも何とか体勢を立て直して、俺はガンランスを振り回した。ツンツンツンとガンランスの切っ先がコンガの顔面を刺激する。こんな攻撃ではツボ押しマッサージをしてもらっている程度にしか感じていないことであろう。俺はなんとかステップして、さらなる攻撃を加えるべく体勢を整えようとした。しかしその瞬間、コンガは例の芝居がかった手つきで顔面をかきむしると、わざとらしく立ち上がって断末魔の悲鳴をあげるではないか! あ、あれ? もう昇天してくれたの……? 今回の『2nd』では、雑魚モンスターの強さもかなりの見直しが図られたようだ。コンガやヤオザミ(浜辺で黄昏てると見せかけて強烈な攻撃をしかけてくる渚の暗殺ヤドカリ)を相手にするとそれがよくわかって、手強いことは間違いないのだが、姿を見ただけで脱兎の如く逃げ出す(俺だけ?)必要はなくなった。「コンガども、気合が足らねえ!!」と怒る体育会系のハンターもたくさんいるだろうが、手軽にどこでも遊べるPSPだと、これくらいの強さでちょうどいいなあ、なんて思ったりした。まあとにかく、これでピンク猿どもは俺の足元にひれ伏すことになったわけだ。わははは。 こんな感じで調子に乗って、ひさしぶりに『2(ドス)』の街に行ってみた。友だちとふたりでクエストに出撃し、「もうコンガは俺の敵じゃねえ!」とばかりに、ピンクの猿が無数にうごめく沼地の"4"の地点に突入。がははははーとクロームデスレイザーを振り回してみたが、2分後に横たわっていたのは哀れ、我が分身の屍であった……。やっぱりコンガは、侮れぬ。 投稿者 otsuka-eb : 2007年02月28日 14:14 トラックバックこのエントリーのトラックバックURL: |





