« 【MHP 2nd】第4回 あるガンランス使いの独白 その1 | 大塚角満の ゲームを“読む!”のホーム | 【MHP 2nd】第6回 恐怖と悲しみのピンク猿 »【MHP 2nd】第5回 あるガンランス使いの独白 その22007年02月27日寂しいとか言いつつ、じつは喜んで竜撃砲をぼっかんぼっかんと撃ちまくっている。いまメインで使っているのは『2nd』で新たに導入されたガンランス、スノウギア=セカンド。けっこう簡単に作れるうえに氷属性がついちゃったりしているのでかなりおトク感がありますね。まだ俺はイャンクックやドスガレオスあたりと戯れる程度にしかクエストをこなせていないのだが、しばらくはこのガンランス1本で生活していけそうな気がしている。それくらい、砲撃と竜撃砲は強くなった。これが『2(ドス)』の時代だったら、たとえ最強部類のガンランスを持っていたとしても、「やっぱりポインズンタバルジン(序盤で作れる毒片手剣)あたりで行こうかな……」なんて悩むこと必至である。いい時代になったなあ。 そしてこの『2nd』では、ただでさえ強まったガンランスをさらに強まらせるスキルまで存在するからたまらない。それが"砲術"というスキルだ。これがついた暁には、体感威力倍増! ってくらい、ガンランスの砲撃と竜撃砲が強くなる(あくまでも体感、だけどネ)。ガンランスをこよなく愛する身としては、ぜひともこのスキルを身につけたい。さっそくポッケ村の武器屋に駆け込んで店主にいろいろと相談した。その結果、どうやら序盤では"ハイメタ"シリーズの防具を揃えることが砲術スキルを身につけるいちばんの近道だとわかった。 さてここで、「おっさん、ゲーム雑誌の人間なんだからちょっと攻略メモでも見りゃいろんな情報が入ってくるだろう」と思った人がいるのではあるまいか。確かにそのとおりで、実際にハンターが見たらヨダレもものメモを持っている人間もいる。なので俺もたまに、そういう人物に接触を試みてオノレに有利な情報をアレコレと引き出そうとするのである。俺は攻略メモを所持していると思われるモンハン隊長の河合リエの席に行って、「『2nd』の攻略メモ、見せて見せて」と彼女に言った。すると河合リエは鋭い目をさらに猛禽のように吊り上げて、ひと言「ダメ!!!」と言った。 「なんでよー。いいじゃんか。見せてくださいよ」と俺は懇願した。今後の武具製作スケジュールと有益スキルゲットのための道筋を決めようと思ったのだ。しかし、河合リエはにべもなかった。 「大塚さんにだけは絶対に見せない」 と彼女は言った。非常に引っかかる言いようである。これでは「モンハンチームの人間には見せるけど、あんたにだけは一生見せない」と言ってるようなものではないか。俺はこれでも、モンハンチームの一員のつもりである。なので俺は抗議した。「なんで俺はダメなんだよー」と。すると河合リエは不敵に笑い、信じられないことをのたまった。 「おもしろいから」 ……。 これじゃあいつまで経ってもこのブログは"こんなアホな失態を演じた"、"バカバカしい昇天をした"とかいうことばかりが書き連ねられるヘタレプレイヤーの恥さらし日記から脱却できぬではないか! 俺も「あの飛竜は○○して××すれば簡単に倒せるぜ」とか「△△を□□で使うとこういう有益な効果があるよフフン」とか、かっこいい攻略記事を書きたいよー。……というわけで俺はじつは、一般ユーザーの皆さんとなんら変わらない環境において『モンスターハンター』シリーズを遊んでいたのです。 そうだ、ハイメタ装備の話をしていたんだった。 俺は上記のような態度で河合リエが「協力する気ゼロ」の姿勢を貫きやがったので、あーそうですかそうですかといじけながらハイメタ装備を作ったのだった。俺は頭以外をすべてハイメタで固めて、晴れて"砲術師"の資格を取得。ぱちぱちぱち。さっそくイャンクック討伐クエストを受注して試し撃ちをしよう。クックは『2nd』になっても、やっぱり試し撃ち用の飛竜である。でも、それでいいのだ。 さて砲術師をつけたガンランスだが、なるほど、砲撃と竜撃砲がパワーアップしているようだ。明らかにそれが体感できる。クックも砲術師付きガンランサーの攻撃には手も足もクチバシも出ず、ボロボロになって退散していった。うーん、すごいではないか砲術師! ただでさえ強くなったガンランスが、さらにこんなにパワーアップしていいのだろうか! 強い強いと会社の自席で喚いていると、またまた俺の背後に河合リエがやってきた。そして俺のPSPの画面を覗き見て、「あ、ハイメタ作ったんすね。さすがガンランサー」と、珍しくお褒めの言葉を発するではないか。俺も相好を崩して「いいでしょ! 砲術師のスキルがついて竜撃砲がめちゃくちゃパワーアップしましたよ!」とツバを飛ばしながらモンハン隊長に報告した。ホレ、たまには褒めろ褒めろ! しかし俺の話を聞いた河合リエはとたんに顔を曇らせ、「え……? 砲術師……?」と悲しそうな声を出した。 「そうですよ、砲術師。竜劇砲、強くなるんすよ!」と俺は言った。学校の先生に褒めてもらおうとアピールする小学生のような必至さであった。 「砲術師で、竜撃砲、強くなったの?」と河合リエ。しつこいなあ。強くなったんだよ。いいスキルだよ。河合さんもガンランス作って砲術師つけてみればわかるから。俺は言葉の限りを尽くして砲術師の有益さを力説した。 そんな俺を最初は「かわいそうに……」という目で見ていた河合リエだが、何かがはじけたかのように突然笑いだした。「大塚さん、勘違いしてるw あはははは」。 え? なになに? 俺、ヘンなこと言った? 俺は砲術師をつけたガンランスは強いぜ、って言ってるだけだよ? 「あのね大塚さん、砲術スキルは"砲術師"じゃガンランスに影響ないのよ。砲術師だとバリスタとかが強くなるだけでガンランスの砲撃や竜撃砲は1ミリも強くならないの。ガンランスを強くしたければ、その上の"砲術王"にしなきゃダメなのよw」 !!!!!!! ででででもでも、俺の竜撃砲、確実に強くなって……。 「それは思い込みの力ねw プラシーボ効果ってやつ」 河合リエはそう言うと、「おなか痛いw」と言いながら腹を抱えて帰っていった。 砲術師じゃガンランスは強くなっていなかった……。「めちゃくちゃ強くなった!」と体感までしていた俺は、いったい何だったのだろうか……。ズズーンと自席で落ち込む俺に、ついさっき帰っていったばかりの河合リエからメールが届いた。なんだ、珍しく慰めてくれるのか? そう思ってメールを見ると、タイトルに"王になり損ねた大塚さんへ"と書いてある。……嫌な予感を覚えつつメールを開くと、そこにはこんな一文があった。 「いまメモ見てみたけど、やっぱり砲術師はガンランスにまったく関係ナシ。くす」 確認すんな!! 1回言われりゃわかるわ!! 投稿者 otsuka-eb : 2007年02月27日 13:00 トラックバックこのエントリーのトラックバックURL: |






