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大塚角満の ゲームを“読む!”

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【モンハン2】第38回 街に帰ってまいりました!

2007年01月17日

 遅ればせながら、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。……え? このコーナー、まだ続いていたのかって? 続いていましたとも! しかも恐ろしいことに、じつに半年ぶりに『モンスターハンター2(ドス)』プレイ日記を書いちゃいますよ! 何をいまさら……って気がしないでもないですが、新しい年を迎えて心機一転、再び僕はドンドルマの街に降り立っているのです。だってもうすぐ、PSP(プレイステーション・ポータブル)の『モンスターハンターポータブル2nd』と、PC用ソフト『モンスターハンターフロンティア オンライン』のクローズドβテストが始まるんですもの! この両作品はプレイステーション2の『モンスターハンター2』をベースに作られている。なのでこれらの登場に備えて、いまからきっちりとリハビリしておこうと思ったわけだ。

 というわけで俺は、久しぶりに『モンスターハンター2』を起動した。最後に『モンハン2』のプレイ日記を書いたのは2006年8月31日となっているから、約3ヵ月半ぶりの"帰郷"ということになろうか。(まだ俺の友だちは街にいるのだろうか……?)、(田舎モン扱いされないだろうか……?)等々の不安を胸に、俺はドンドルマへと向かった。しかし、ランドを選ぶ段階ですでに異変が……。俺が初代『モンハン』の時代から暮らしていた"モデスト"がない! どうしちゃったの!? これは昨今流行の市町村合併だろうか……。そういえば俺が住むさいたま市は浦和や大宮などいくつかの市町が合併してできた都市だし、実家のある群馬も、知らないうちに高崎市が榛名町や群馬町と合併していた。となるとモデストは、『モンハン』の最大都市(?)であるブレイブあたりに吸収されてしまったのであろうか……? 読者の方々にはこの上なくどうでもいい話だろうが、俺は復帰初日から言いようのない寂しさに包まれて、「もういいやどのランドでも……」という捨て鉢な気分になってドンドルマに降り立った。

 さて、3ヵ月もプレイしていなかったゲームを気まぐれにやり始めて困ることは、"自分が何を目指してプレイしていたのか"という遊ぶうえでの根幹の理由を忘れてしまっていることだ。俺くらいの歳になると物忘れも尋常じゃなくなってきているので、"どの武器を作ろうとしていたのか"、"どんな飛竜を倒すことを目的にしていたのか"ということ以前に、"どのボタンを押せばメニューが出るのか"という、基礎中の基礎までキレイさっぱり忘れてしまっている。それでも、おぼつかない手つきでメニューを開き、自分が持っているアイテムを確認すると"蒼火竜の甲殻"やら"蒼火竜の尻尾"なんてアイテムを持っているのがわかった。これにより、3ヵ月まえにセミリタイアする直前にリオレウス亜種を倒したってことだけは判明したわけである。「んじゃまあ何していいかよくわからんので、続きってことで蒼レウスを倒しにいくか」と思ったのだが、季節が悪くて蒼レウスのクエストがない。しかたないので「手始めにレイアレイア!」とひとりわめいて上位リオレイア討伐に行こうとするも、今度はクエストまえの食事で何を食べていいのかサッパリわからない。ほんの3ヵ月まえまでは、"信号は青がススメ"、"さいたま新都心−上野間は片道450円"という世界の常識(そうでもないか)と同じように、"寒冷期はジャンゴーネギと銀シャリ草"、"レウス、レイアには龍属性武器"というハンターの常識まで頭から消えかけている……。さすがに、これには衝撃を受けた。俺は『モンスターハンター』シリーズを数千時間プレイしている、自称・モンハン伝道師、なのだ。それがこの体たらく……。俺はドンドルマの自室で涙を流しながらメニューを閉じ、食事ドーピングをあきらめて上位レイアの討伐に出かけた。愛用のガンランス、ナナ・フレアを持って……。

 しかしメニュー画面を出せないくらい鈍った男が、まともに戦えるわけがなかった。操作方法がおぼつかないので、ガンランスの切っ先は敵の遥か彼方でむなしく空を切るばかり。ならばとガンランスの真骨頂である砲撃と竜撃砲をぶっ放そうとするも、そんな複雑な操作を覚えているわけもない。いらぬところでガンランスの先端は爆発し、リロードしようと思ってガチャガチャとコントローラーをいじくりまわしていると、豪快な竜撃砲が誰もいない虚空で轟いていたりする。こんなことで上位レイアとケンカになるわけもなく、俺はアッと言う間に2回昇天し、「んだよ、リハビリなのに本気出しやがって……」とレイアに悪態をついてリタイアした。

 どうやら復帰戦で上位レイアはハードルが高かったようだ。あのオンナはこっちが久々のプレイってことをまったく考慮に入れてくれなかった。昔からそういうオンナなのだ。融通が利かないのだ。やはり復帰戦は、あのお方に相手をしてもらうべきだった!! ……というわけで、俺は上位クックを相手に選んで、再び戦場に降り立った。武器はガンランスは捨てて、毒大剣のクロームデスレイザーを持った。回復薬グレート10個、回復薬10個、それに秘薬まで持って……。

 そんな、ラージャンに挑むときのような万全の装備でも、俺は苦戦した。相手は、"斬り試し"用キャラ、イャンクックだというのに。業物・クロームデスレイザーは空気だけ(強調)を斬り裂き、クックのついばみは確実に、俺の脳天をえぐりにえぐった。そして気が付くと俺の分身は屍となって、キャンプに転がされているのであった……。

 「ち、空気読めない鳥野郎め……」

 リタイアを選ぶ俺の視界は、心なしかぼやけていた。

投稿者 otsuka-eb : 2007年01月17日 17:40

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