« ファミ通20周年記念イベント | 大塚角満の ゲームを“読む!”のホーム | 【モンハン2】第28回 このクエ考えたのどなたデスカ……? »【モンハン2】第27回 しまったあああ!2006年07月03日『みんGOLオンライン』時代からの友だち、Kちゃんと、蒼リオレウスを狩りに行くことになった。 リオレウスは『モンスターハンター2(ドス)』になってモンスターとしての格が上がり、戦闘力がストップ高的に向上した飛竜だ。初代『モンスターハンター』、『モンスターハンターG』、PSPの『モンスターハンターポータブル』でシリーズの"顔"としての役割を十分にこなしたことによる格上げ、と俺は見ているのだが、どうなのだろう? とにかく、上級ハンターしか行くことの許されないリオレウスのクエストに、たったのふたりで出向くというのだからタマラナイ。しかも相手は、ふつうのリオレウスではない。"蒼"リオレウスなのだ。亜種はノーマルよりも体力、戦闘力が格段に強化されているのは、ほかの飛竜と同じである。少々無茶なチャレンジと思われたが、このクエストに「行こう行こう」とわめいたのは俺のほうである。蒼リオレウスの尻尾から取れる、その名も"蒼火竜の尻尾"が欲しくて欲しくてしかたなかったのだ。……そう、かなりまえに"物欲センサー"というコラムで書いたが、いまだに俺は蒼火竜の尻尾が集まりきっていないのだ。 Kちゃんは龍属性の双剣、俺のほうもとんでもない龍属性をまとった悪夢のような大剣を携えてクエストに出撃した。着ているヨロイも、ふたりとも矢でも鉄砲でも持ってこい的な、カチンコチンの防具である。しかしそれでも、『モンスターハンター2』のリオレウス亜種は危険すぎる存在だったりする。なんたってまともにタックルでも食らおうものなら、余裕で全体力の半分以上を削られてしまうのだ。4人で戦えば敵の攻撃も分散するのでまだいいのだが、やはりふたりだとどうしても、火の玉攻撃やタックルが集中してしまう。俺たちふたりは息も絶え絶えになりながら、攻撃と回復をくり返した。完全な消耗戦である。 それでも戦闘時間30分をすぎたころには、リオレウス亜種にも疲れが見え始めた。ヨタヨタと足を引きずっているのである。俺もKちゃんも、とっくの昔に回復薬を使い切り、道に生えている雑草とおぼしき薬草をムシャムシャ食いながら、命を繋いでいる有様であった。しかしようやく、戦闘が終わる。これ以上戦うのは正直キツいので、このリオレウス亜種は捕獲してしまおう。そのために、途中から使いたくてたまらなかったシビレ罠も使用せずにとっておいてある。パタパタとねぐらに飛んで行くリオレウス亜種。あとは足下にシビレ罠を設置し、捕獲用麻酔玉を2発ぶつけるだけだ。俺はKちゃんに元気よく言った。 「んじゃ俺、レウス捕まえてくるね!」 Kちゃんはフラフラになりながら、「よろしくねっ!」と言った。 俺は喜び勇んで、レウスのねぐらに飛び込んでいった。見るとランポスがうれしそうに、ぴょんぴょんとレウスのまわりで飛び跳ねている。まあこれはいつものことなので、俺はランポスには目もくれず、レウスに接近していって、足下にシビレ罠を設置した。もう完璧。流れるような作業。さあて、あとは捕獲用麻酔玉をぶつけるだけだ。しかし、そのとたん、 ドカッ! ドカッ! うじゃうじゃいたランポスが、俺に体当たりをかましてきた。こんにゃろ……。ザコ中のザコのくせに……。しかし悲しいことに、テロリストのごときランポスの体当たりに、俺は思いのほか動揺してしまった。シビレ罠は、効果時間がそれほど長くない。あわわ……は、早く麻酔玉ブツケナイト……。えーっと麻酔玉ますいだままま……。ふたたびランポスが、ニコニコしながら噛みついてくる。うがあ! ランポスうぜええ! あっちいけコラ! えっとえっと麻酔玉増井山……。あったコレだ! オラッ! ぼわわわ〜ん 俺が投げた麻酔玉からは、ナゼか不思議な緑色の煙が噴出した。アレ、麻酔ってこんな色してましたっけ……? そしてなぜか、マップ切り換え画面が俺のモニターに映し出される。むむむ。こんな現象、捕獲のときに起きたっけな……。そうこうするうちに、俺の眼前には見慣れたキャンプの風景が広がった。そしてすぐに、Kちゃんが不安そうにこう言った。 「あ、あの、ミドさん何やって……」 俺はようやくすべてを悟り、「しまったあああああ!!」と絶叫した。 「麻酔玉とモドリ玉間違えたああああ!!!」 戦場に残ったのはKちゃんが最後に絞り出した憤怒の「なんでやねん!!!」の残響だけであった。 そしてそれからKちゃんは、モドリ玉のことを"ミド・リ玉"と呼ぶようになったとさ……。 あ、ついでに書くと、今回も蒼火竜の尻尾は手に入りませんでしたよ^^ 投稿者 otsuka-eb : 2006年07月03日 14:40 トラックバックこのエントリーのトラックバックURL: |





