« 【モンハン2】第24回 これって…… | 大塚角満の ゲームを“読む!”のホーム | 【モンハン2】第26回 ゲリョスゲリョス »【モンハン2】第25回 物欲センサー2006年05月24日『モンスターハンター』用語のひとつに"物欲センサー"がある。これは現存するじつに恐ろしいセンサーで、読んで字のごとく、その素材を欲しい欲しいと思うほど手に入らなくなってしまう、というものだ。プレイヤーの心情を察してゲームに反映させる超ハイテクなゲームシステム。世のハンターたちは例外なく、このセンサーの存在に悩まされている。もちろん、俺もそのひとりだ。 この物欲センサーは、なにも『モンスターハンター2』から導入されたものではない。初代『モンスターハンター』でも顔を覗かせていたし、PSP(プレイステーション・ポータブル)版の『モンスターハンターP』でも、その存在を強烈に主張していたものだ。 こんなふうに書くとディレクターの藤岡さんに「そんなセンサーは存在しません!」と怒られそうだが、そう感じちゃうんだから仕方がない。まあ実際、そんなFBIも真っ青な感情を読みとるセンサーなんて搭載できるわけもないのだが、この『モンスターハンター』シリーズは「イヤらしいっ!」って叫びたくなるくらい、欲しいものほど手に入らないのである。これは別の視点から見れば、プレイヤーが狩りへ出向くモチベーションを高める、絶妙なスパイスではある。それはわかっちゃいるのだが、あまりにも出てくれないものだから、俺を含めた多くのハンターたちが毎夜涙で枕を濡らしていることを見逃してはならない。 なんでいまさらこんなことを書き出したのかというと、俺の欲しい素材が一向に集まらないからだ。しかもそれほど集めるのが難しい素材ではないくせに、ぜんぜん出てくれないから泣けてくる。ぶっちゃけるとその素材は"蒼火竜の尻尾"なわけだが、斬っても斬っても鱗やら甲殻やら骨髄やらが出てくるので、センサーが発動したとしか思えなくなるのである。 そういえば……と思い出す。今年のはじめに『モンスターハンターP』を熱心にプレイしていたとき、強烈すぎる物欲センサーが働いたことを。そのときも相手は蒼火竜(リオレウス亜種ね)で、やはり尻尾から剥ぎ取る素材が欲しかったのだが、斬っても斬っても斬っても斬っても……その素材は出てこなかった。最終的には手に入れることになるのだが、それまでにぶった斬ったリオレウス亜種の尻尾は、じつに97本。「いったい何本の尻尾を斬らせれば気が済むんだ!」と、関係のない河合リエに怒りをぶつけて「ご愁傷様」と冷たく言われたものである。 今回、俺が必要としている蒼火竜の尻尾はじつに10本。しばらくまえからリオレウス亜種を見つけるたびに「尻尾ヨコセ尻尾ヨコセ!!」と叫びながら挑みかかっているのだが、現在、集まった尻尾はたったの2本である。いったいいつになったら、この5倍の本数を集めることができるのだろうか……。 そういえば友だちのHさんはキリンから剥ぎ取るある素材が欲しくて欲しくて、キリンを見つけるたびにわっせわっせと狩りに出かけていた。しかし物欲センサーが働きまくりで欲しい素材だけいつまで経っても出て来ず、ついにキリン討伐数は100を超えましたとさ……。 投稿者 otsuka-eb : 2006年05月24日 16:39 トラックバックこのエントリーのトラックバックURL: |





