« 【モンハン2】第18回 小さな狂気 | 大塚角満の ゲームを“読む!”のホーム | 【モンハン2】第20回 知ったかぶりの功罪 »【モンハン2】第19回 "毒状態"について考える2006年04月25日ここ2日ほどで、かねてからずっと作りたかった武器がふたつほど完成した。入手困難な素材を使用する武器で、なかなか制作に着手することができなかったのだ。それがようやく出来上がった。ちなみに、どちらも毒属性の武器である。完成したことが嬉しくて、その武器をとっかえひっかえしながら、意味なくクエストを受注していた。 そんな俺の様子を眺めていた『みんGOLオンライン』時代からの友人、Kちゃんが、しみじみとこんなことを言った。 「まえから思っていたことやけど、ミドさんてホント、毒武器が好きやねぇ……」 げげ! バ、バレてた! そう、Kちゃんが言うように、じつは俺は毒属性の武器が大好きなのだ。そんなことはこれまでにひと言も言ったことはなかったので誰にも気づかれていないと思っていたのだが(べつに気づかれてもいいんだけど)、どうやらバレバレだったらしい。Kちゃんが言うには、「バレてないって思っていることにビックリしたわw」ということらしいので、よほどはしゃいでいつも毒武器を振り回していたのだろう。 毒属性は麻痺属性と比べると、明らかに日陰の存在だ。モンスターとギリギリの削りあいをする戦場において、"モンスターの動きを止める"という麻痺効果は非常に有効である。 一方の毒はどうかというと、これがイマイチ、効果のほどがわからない。モンスターにはプレイヤーキャラのような体力ゲージがないので、毒によってどれほどヒットポイントを削っているのかということがパっと見ではわからないのだ。なのでこれまでの『モンスターハンター』シリーズにおいて、毒属性の武器はそれほど優遇されてこなかった(ような気がする)。 しかし『モンスターハンター2』ではかなり、毒効果の地位が向上したようだ。毒ってしまうと、特殊な攻撃ができなくなってしまう古龍すら存在する。毒武器人気ストップ高! ってところまでは行っていないだろうが、にわかに注目を集めていることは間違いないところだろう。 俺は毒武器が好きなゆえに、"毒の効果"についても研究を重ねている。とはいっても、"毒の効果をつければ、モンスターの体力を○パーセント減らすことができるようだ"みたいな、攻略的な見地からの研究ではない。俺が考えるのは"毒状態になったモンスターはどんな気分なのかなぁ〜"ということだ。 正直、モンスターならぬ我が身ではあまり核心に迫ったことは言えないかもしれないが、ある程度想像することはできる。 社会人になってすぐのころ、ちょっとお酒を飲み過ぎて二日酔いならぬ"二泊三日酔い"をしたことがある。もう思い出しただけでもおぞましいのだが、1日経っても気分の悪さがまったく抜けず、(このまま俺は気分の悪いまま人生を過ごすのかも……)と真剣に悩んだほどであった。そしてそのときに誓ったものである。"もう酒は一生飲まねぇぞ"と……。 まあそんな話はどうでもいいのだが、毒を食らって紫の泡をコポコポと発生させているモンスターを見ると、若かりしころの自分が脳裏に甦ってならない。二日酔いの気持ち悪さは、まさに紫泡コポコポな感じなのだ。 いま目の前にいるクシャルダオラも、紫泡コポコポ状態である。心なしか、顔色も悪いようだ。彼(彼女かもしれんが……)はきっと、 「うっわ、なんかいま突然、めっちゃ気分悪くなったんですけど……」 と思っているに違いない。さらに踏み込んで「きのう、ちょっと飲み過ぎたかな……」なんて思っているかもしれない。その証拠に、クシャルダオラの象徴ともいえる"風の鎧"が消えてしまっている。虚勢を張って「がおー……」なんて力なく吠えているが、明らかにいつもの迫力がない。これは間違いなく、 「いま力んだら絶対吐くし……」 と思って力をセーブしているためだ。間違いない。 そう思ってクシャルダオラを見ていると、何となく彼に親近感が湧いてくるから不思議なものだ。 「若いからって、あんま無茶すんなよ」 と言って、優しく背中をさすってあげたくなる。 ……あ、でも、クシャルダオラは"古"龍だった。若くないじゃん! とまあ、日々、そんなバカなことを考えているのであった。 投稿者 otsuka-eb : 2006年04月25日 13:22 トラックバックこのエントリーのトラックバックURL: |





