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【モンハン2】第15回 お食事会♪

2006年04月17日

 週末、家で『モンスターハンター2』をプレイしまくった。先日コラムで書いた"ファミ通クエスト"が終了し、この週末から新イベントがスタート。やり込んでいる人たちが待ちに待っていたイベントだったので、ドンドルマはハンターたちで埋め尽くされていた。ものすごい混雑だった。

 僕がいたとある街も、すぐに10人になってしまった。ひとつの街には10人しか入れないから、恐ろしいほどの人口密度である。全員、ネット友だち。つまり全人口とお知り合い、ってことだ。考えてみると、これは恐ろしいことである。飽和状態になっている街の住民全員がお友だちなのだ。つまり、僕がリアルで住んでいるさいたま市の人口は約115万人なんだが、そのすべての人と知り合いってことに……なりませんね。そうですね。

 バカなことを考えていると話が先に進まない。

 とにかく僕のいる街が友だちで埋め尽くされた。その様子を眺めながら(今日は賑やかだなあ)なんてことを考えていると、『みんGOLオンライン』時代からの友だちであるSちゃんが、ふいにこんなことを言った。

 「みんなでミドさん(俺のハンドルネーム)家に行って、メシをおごってもらおう」

 『モンスターハンター』シリーズには"マイハウス"という自分専用の部屋があり、ここで装備を変えたり、食事をしたりすることができる。『2』ではなんと、ここに友だちを招待することが可能なのだ(もちろん、オンラインに限る)。招待すると自分のハント歴(どのモンスターをどれくらい倒したか、など)を人に見せることができる(ていうか、人に覗かれる)ほか、いっしょに食事をすることが可能。何人かの友だちと食卓を共にすることは、リアルのそれと同じように、なかなか楽しいことだったりする。

 さてここで問題となるのが、"その食事代を誰が負担するのか"ということだ。『モンスターハンター』シリーズでは、食事をするのにお金がかかる。まあそのおかげで体力やスタミナが増えたりするのだから当然なのだが、1食にかかるお金はそれほど安くない。友だちをマイハウスに招待した場合、なんと食事は"振る舞う"ことになる。つまり、Sちゃんが言ったとおり"おごる"ハメになるのだ!

 「ちょっと待て」

 と、俺はSちゃんに言った。いまこの街には、限界人数の10人が入っているのである。自分を除いた9人にそれなりの飯を食わせるとなると、その食事代は……!

 「いいねそれw」

 とHさんが言った。それに続くようにあちこちから「やったーおごりだー」、「ミドんところでパーティーだってー」、「ごちになります〜」という声が挙がる。俺は彼らに食事を与えることで浮上するエンゲル係数の増加に思いを巡らせて震え上がった。ただでさえ、ここのところいろんな武器を作りまくったおかげで家計が逼迫しているのである。

 「おい! 絶対に家には入れないぞおまえら!」

 と俺は言った。餓鬼と化した彼らを家に入れたら、ドエライことになる。しかし、「ミドさん、もう家の前に9人がひしめいてるよw」というMRさんのひと言で、すでに引っ込みがつかないところまで話が進んでしまったことを俺は知った。「はらへったーはらへったー」とBがわめく。しかたない、あきらめるか……。

 観念してマイハウスのカギを開けると、ひと呼吸のあとに飢えた一団がどやどやと部屋になだれ込んできた。「ミドさんがエ○本をベッドの下に隠す時間を与えてみたw」とSちゃんが言う。余計なお世話だ! しかしタダ飯を食わせるのは何となく釈然としない。こうなったら……。

 「メニューはなんでもいいよね」

 と俺は言った。食事の内容は、招待した人が決めることができるのだ。ちなみに全員が同じものを食べることになる。

 「なんでもOK!」

 とSちゃん。ほかの8人からも「おいしければ何でも〜」、「早く食わせろー」、「おまかせ〜」という声があがる。そうかそうか。何でもいいのか。

 「よし、じゃあせっかくだから豪華なものを食べようか。ケケケ」

 と俺は言った。すかさず9人の招待客から「おお〜」という歓声があがる。俺はざっと食材を見渡して、数がダブついていたスパイスワームとドライマーガリンを鍋にぶちこんだ。季節は繁殖期である。すぐに給仕のアイルー軍団が"ランランサラダ"を運んでくる。何も知らぬ来訪者たちは嬉しそうに「いただきまーす」の掛け声のあと、いっせいにランランサラダをがっつき始めた。効果はすぐに現れる。食事をした8人全員が、お腹を押さえてうずくまったのだ。

 「!!!!!」

 「ぐわ!!」

 「盛られた!!」

 「なんだなんだ!」

 「ミド〜!!」

 怨嗟の声がつぎつぎと、招待客からわき出してくる。じつは繁殖期のスパイスワームとドライマーガリンは"食い合わせの悪い"食材で、食べるとハラを壊すのである。食事の効果は、体力マイナス10。俺は以前、てきとーにこれを食って後悔したことがあるのだ。

 「ケケケケ。うまかったろう」

 悪魔と化した俺は、モニターを見ながら笑いが止まらなくなっていた。もちろん、これは全員が友だちだからできることである。彼らもモニターの向こうで、ゲラゲラと笑っていたことだろう(たぶん)。「吉本新喜劇かよ!!w」とMRさんが叫んでいたが、なかなか見応えのある食事会であった。

 ちなみに今回の食事は8人で食した。おなじみのWちゃんと仲良しのJさんは食べていない。腹を押さえてのたうち回る食中毒の8人を見て、Wちゃんはボソっと言った。

 「そんなことだろうと思った……。ていうか、みどさん、あなたも食中毒になってるよ」

 そうなのだ……。友だちに毒を盛るには、自分も同じものを食べなければいけないのだ……。

 命がけの食事会は、こうして幕を閉じた。

※10人も集まった風景がおもしろかったので、手元にあったデジカメで撮影してみました……。ホントに汚い画像で申し訳ないのですが、雰囲気だけでも……。


monhansyokuji1com.jpeg
▲我が家にやってきた9人の友だち。これだけたくさんいると壮観である。さあ楽しいお食事会の始まりだ!


monhansyokuji2com.jpeg
▲主催者(今回は僕)が料理を注文すると、アイルーが運んでくる。こんなにたくさんのアイルー、どこにいたのだろう……。ネコ好きの俺としては、この映像だけでも大満足だったりする。さあメシだメシだ。


monhansyokuji3com.jpeg
▲いっせいにぶっ倒れる8人。手前のコックとホステスはあきれ顔……。

投稿者 otsuka-eb : 2006年04月17日 19:12

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